由良COLORS
『由良COLORS』(ゆらカラーズ)は、藤堂裕による日本の漫画作品。実在の漁師町、兵庫県洲本市由良を題材として描かれている[1]。『ヤングキング』(少年画報社)にて2007年から2009年まで連載。単行本はヤングキングコミックスより既刊4巻で、5巻のみ作者自らの自費出版としていたが、完全版がKADOKAWAのビームコミックスより全6巻刊行された[2]。完全版ではカバーイラストが描きおろされ、単行本未収録作品が収録されている[1]。
由良COLORS | |
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ジャンル | 青年漫画 |
漫画 | |
作者 | 藤堂裕 |
出版社 | 少年画報社 KADOKAWA(完全版) |
掲載誌 | ヤングキング |
レーベル | ヤングキングコミックス(単行本) ビームコミックス(完全版) |
発表期間 | 2007年12月 - 2009年11月 |
巻数 | 既刊4巻(単行本) 全6巻(完全版) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
あらすじ
編集兵庫県は淡路島の南東に位置する小さな漁師町、由良(ゆら)に生まれた、あどにゃーら(由良弁で「アホ達」)が巻き起こす青春カントリーグラフィティ。
登場人物
編集- カンミ
- 漁師の息子。童貞。乗り物酔いがひどく、島から一歩も出たことがない。本編主人公。
- タカラ
- プロレスラー志望6年目の熱すぎるカンミの幼なじみ。
- ヨシ
- 「あどにゃ〜ら」の良識人。次期工場長であり由良で唯一のヤマンバギャル、CHI★と同棲6年目。
- タケ
- 語尾に「ニャー」をつける何を考えているかよくわからない不思議な男。ブログ「タケちゃん寝るzzz」をやっている。
- タマコ
- 由良の老舗銭湯「うみの湯」3代目。カンミとは幼なじみで、その仲が気になるところ。
- シローはん
- 由良の生き神様。「だっこちゃんのてるおぉ〜!」と意味不明の言葉を叫ぶ。
- チカ様
- 「あどにゃ〜ら」の中学時代のアイドル。だが現在は「ウミウシ」と言われるような容姿に。スナック勤務。
- CHI★
- 淡路島No.1ヤマンバギャル。男勝りの仕事人間。スッピンは鯉。
- ワカ
- サバイバルゲームで「あどにゃ〜ら」を倒すことに人生をかけるフリーター。
- 神楽坂紅葉
- 突如、由良にやってきてチカ様のことをお姉様と呼び、カンミに「会いたかった」という天女様のような美女。
書誌情報
編集- 藤堂裕 『由良COLORS』 少年画報社〈ヤングキングコミックス〉、既刊4巻(2009年5月27日現在)
- 2008年6月9日発売、ISBN 978-4-7859-2973-2
- 2008年9月26日発売、ISBN 978-4-7859-3032-5
- 2009年2月25日発売、ISBN 978-4-785-93114-8
- 2009年5月27日発売、ISBN 978-4-7859-3164-3
- 藤堂裕 『由良COLORS』 KADOKAWA〈ビームコミックス〉、全6巻
- 2019年9月19日発売[1][3]、ISBN 978-4-04-735767-9
- 2019年9月19日発売[1][4]、ISBN 978-4-04-735768-6
- 2019年10月12日発売[5]、ISBN 978-4-04-735773-0
- 2019年10月12日発売[6]、ISBN 978-4-04-735774-7
- 2019年11月26日発売[7][8]、ISBN 978-4-04-735822-5
- 2019年11月26日発売[7][2]、ISBN 978-4-04-735823-2
出典
編集- ^ a b c d “藤堂裕が贈る、愛すべき“あどにゃーら”の青春グラフィティ「由良COLORS」完全版”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年9月19日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “由良COLORS完全版 第6巻”. KADOKAWA. 2021年6月7日閲覧。
- ^ “由良COLORS完全版 第1巻”. KADOKAWA. 2021年6月7日閲覧。
- ^ “由良COLORS完全版 第2巻”. KADOKAWA. 2021年6月7日閲覧。
- ^ “由良COLORS完全版 第3巻”. KADOKAWA. 2021年6月7日閲覧。
- ^ “由良COLORS完全版 第4巻”. KADOKAWA. 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “藤堂裕「由良COLORS」完全版完結、出身地の兵庫・洲本で原画展も開催中”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年11月26日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ “由良COLORS完全版 第5巻”. KADOKAWA. 2021年6月7日閲覧。