田代城
田代城(でんだいじょう)は、岐阜県羽島郡笠松町田代(尾張国葉栗郡)にあった戦国時代の日本の城。
田代城 (岐阜県) | |
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別名 | 蓮台城 |
城郭構造 | 平城 |
天守構造 | 未詳 |
築城主 | 森可勝 |
築城年 | 1500年代初頭 |
主な城主 | 森可勝、森可成 |
廃城年 | 未詳 |
遺構 | 跡地にある神社 |
指定文化財 | 町指定史跡 |
位置 | 北緯35度21分36.7秒 東経136度45分05.6秒 / 北緯35.360194度 東経136.751556度 |
略歴
編集築城は1500年代初頭と言われているが、不明である。初代城主の森可勝は森成利(蘭丸)等を輩出した、戦国武将・森氏である。天文21年(1552年)に、森可成の長男である傳兵衛可隆、永禄元年(1558年)には次男勝蔵(長可)、永禄3年(1560年)には森越後守可行の次男九一郎(対馬守可政)が誕生している。 永禄8年(1565年)可成の三男蘭丸長定(乱丸成利)が金山城に於いて誕生しているため、1560年〜1565年に廃城となったと思われる。
織田信長・斎藤道三との関わり
編集斎藤道三の娘の帰蝶(濃姫)は織田信長の元に嫁いでいる。天文22年(1553年)、斎藤道三と織田信長は尾張国中島郡冨田村(現・愛知県一宮市)の正徳寺(聖徳寺)で親子対面し、帰りをともにする。田代城にて別れの儀式を行い、道三は稲葉山城に、信長は那古野城に戻っていったという。
現在
編集跡地には白鬚神社がある。この地には奈良時代の寺院跡(蓮台寺、東流廃寺)があり、礎石が発掘されている。