瑠璃教会
日本の新宗教
宗教法人「瑠璃教会」(るりきょうかい)は、石川県能美郡根上町(現能美市)に拠点を持つ新宗教のひとつ。
教祖である松井瑠璃寿(本名:松井みよ、1905年 - ?、旧姓:北風)が、1953年、名古屋の天祖光教より独立後、根上町に設立。現在は、松井昌雄(松井秀喜の父)が二代目司教を務める。
教祖の人物と教え
編集人物
編集松井与三松と結婚して、松井家の人となる。
宗教家となる以前より霊感が強く、自分の手を患部に当てることによって多くの人々の病気を治したとされる。また、未来を見通すという力で人々の悩み事を解決し救ったため、悩みを抱える多くの人々が相談に訪れた。 夫の与三松は、根上町で機織物業を経営。20人以上の女性工員が住み込みで働いていた。広い敷地に工場を作り、絹織物で大成功を収め一代で財を築いた。
しかし、「お金儲けより、人助けがしたい」と一念発起。夫とともに、全盛期をむかえた事業をたたみ天祖光教の本部に移り住んで宗教家となる。
48歳のとき、夫婦で根上町へ戻り、独立。瑠璃教会を設立。名前も「みよ」を「瑠璃寿」に改めた。65歳のとき、27歳の昌雄を養子とする。
教え
編集出典
編集- 赤木ひろこ『ひでさん 松井秀喜 運命の糸をたどって』(光文社、2002年) ISBN 4334973698
関連項目
編集- 松井昌雄
- 松井秀喜
- 天祖光教
- 松井秀喜ベースボールミュージアム(同教会傘下のオフィスルリが運営)