松井昌雄
日本の宗教家・歌手・実業家
松井 昌雄(まつい まさお、旧姓:西尾(にしお)、1942年3月28日 - )は、日本の宗教家・歌手・実業家。石川県金沢市出身。松井秀喜の父として知られる[1]。
人物・来歴
編集宗教法人瑠璃教会の二代目司教。二男は元プロ野球選手の松井秀喜であり、メディアにもしばしば登場し、「ゴジパパ」の愛称でも知られる。ちなみに阪神タイガースのファンであり、秀喜に影響を与えたほどである[2]。
また同教会傘下の「オフィスルリ」代表取締役。同社は松井秀喜ベースボールミュージアムの運営及び秀喜のマネジメントを手掛けている。嘗ては同じく同教会傘下の「ルリ・コーポレーション」代表取締役も兼任していたが、こちらは2015年に昌雄の長男(秀喜の兄)である利喜に譲渡している。なお同社は秀喜のグッズ販売を手掛けている。
金沢市にて出生。のちに小松市粟津温泉近郊に転居。小松市立粟津中学校、小松製作所工科学校、石川県立金沢泉丘高等学校通信制卒業。1969年、27歳で松井家養子となる。1978年、21年間勤務した小松製作所を退社。瑠璃教会初代司教・松井瑠璃寿のあとを継いで、同教会二代目司教に。
石川県内では演歌ファンおよび北陸放送ラジオのリスナーを中心に抜群の知名度を誇る作曲家・乙田修三に師事。歌唱力が認められ、2003年には香西かおりと「ゆきずり物語」でデュエットする形で歌手デビュー。 同シングルはオリコンシングルチャートの演歌部門で初登場1位、総合部門で初登場36位を獲得した[3]。2006年6月7日に「おもいでの小樽」と「鼓門で逢いましょう」を発売しソロデビュー。
著書
編集- パパゴジラのまっとうな男の子の育て方
- 秀さんへ。息子・松井秀喜への178通の手紙
- 翔ぶ 今日より明日
ディスコグラフィー
編集- ゆきずり物語 (香西かおりとのデュエット/NAYUTAWAVE RECORDS)
- おもいでの小樽(テイチクレコード)
- 鼓門で逢いましょう(テイチクレコード)
脚注
編集- ^ “NYに住む孫は息子と同じ思いやりの子 保育園では友達と英語で会話…早くも“バイリンガル” (1/2ページ)”. zakzak (2017年6月29日). 2020年12月19日閲覧。
- ^ “ゴジラ松井が左打者になった原因は?子どもの頃は右打ちも「打ち過ぎて…」「右ならもっと打てたのに」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年12月23日) 2023年12月24日閲覧。
- ^ ゴジラパパと香西デュエット曲1位初登場、スポニチアネックス、2003年11月25日。