琴 まりえ(こと まりえ、1978年[1]11月14日[2] - )は、元宝塚歌劇団星組の娘役[3][4]

こと まりえ
琴 まりえ
生年月日 (1978-11-14) 1978年11月14日(46歳)
出身地 日本の旗 日本 兵庫県神戸市
身長 160cm
職業 舞台俳優
ジャンル 舞台
活動期間 1997年 - 2010年
活動内容 1997年:宝塚歌劇団入団
1998年:星組配属
2010年:宝塚歌劇団退団
配偶者 今井啓介
主な作品
宝塚歌劇
『花のいそぎ』
ベルサイユのばら
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

兵庫県神戸市[1]神戸野田高等学校出身[2]。身長160cm[1]。愛称は「ことこと」、「ゆうこ」[2][5]

来歴

編集

1995年、宝塚音楽学校入学。

1997年、宝塚歌劇団に83期生として入団[3][4]。入団時の成績は13番[3]雪組公演「仮面のロマネスクゴールデン・デイズ」で初舞台[4]

1998年、組まわりを経て星組に配属[3][4]

ダンスの得意な娘役として注目を集め、2001年、稔幸星奈優里トップコンビ退団公演となる「ベルサイユのばら2001」で、新人公演初ヒロイン[6][5][4]マリー・アントワネット役を演じる[6][5][4]

2002年の「プラハの春」で2度目の新人公演ヒロイン[6][5]

2004年の「花のいそぎ」(バウホール日本青年館公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[7][4]

その後も洗練されたダンス、演技でファンを魅了したが、2010年3月21日、「ハプスブルクの宝剣/BOLERO」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3][4]

退団後の同年、広島東洋カープ投手の今井啓介と結婚[1]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

編集

初舞台

編集

組まわり

編集

星組時代

編集
  • 1998年1月、『Elegy 哀歌』(東京特別)白い手のイゾルデ
  • 1999年2月、『WEST SIDE STORY』新人公演:エニーボディズ(本役:美椰エリカ)
  • 1999年8月、『夢・シェイクスピア -夏の夜の夢-』(バウ・東京特別)セリー
  • 2000年1月、『Love Insurance』(ドラマシティ・東京特別)ジム
  • 2000年6月、『宝塚 雪・月・花/サンライズ・タカラヅカ』(ベルリン)
  • 2000年10月、『花吹雪 恋吹雪』(バウ・東京特別)梢
  • 2001年1月、『花の業平 -忍ぶ乱れ-/夢は世界を駆け翔けめぐる -THE WORLD HERITAGE 2001-』伊勢斎宮恬子、新人公演:とね(本役:陽色萌[4]
  • 2001年3月、『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』カトリーヌ、新人公演:マリー・アントワネット(本役:星奈優里新人公演初ヒロイン[6][5][4]
  • 2001年6月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)メイベル
  • 2001年10月、『星組エンカレッジコンサート』(バウ)
  • 2001年11月、『花の業平 -忍ぶ乱れ-/サザンクロス・レビューII』伊勢斎宮恬子、新人公演:とね(本役:陽色萌
  • 2002年2月、『花の業平 -忍ぶ乱れ-/サザンクロス・レビューII』(中日)伊勢斎宮恬子
  • 2002年4月、『プラハの春/LUCKY STAR』ズザナ、新人公演:カテリーナ(本役:渚あき新人公演ヒロイン[6][5]
  • 2002年9月、『蝶・恋(ディエ・リエン)/サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ』(北京・上海・広州)
  • 2002年11月、『ガラスの風景/バビロン -浮遊する摩天楼-』新人公演:リーザ・クレマン(本役:秋園美緒
  • 2003年7月、『王家に捧ぐ歌』囚人フィブラーイル、新人公演:ファトマ(本役:万里柚美
  • 2003年12月、『永遠の祈り -革命に消えたルイ17世-』(ドラマシティ・東京特別)アルビール
  • 2004年2月、『1914 愛/タカラヅカ絢爛』ロロット
  • 2004年7月、『花のいそぎ』(バウ・東京特別)三の君 バウ・東上初ヒロイン[7][4]
  • 2004年10月、『花舞う長安 -玄宗と楊貴妃-/ロマンチカ宝塚 04 -ドルチェヴィータ!-』紅蘭
  • 2005年2月、『王家に捧ぐ歌』(中日)囚人ヤナーイル
  • 2005年3月、真飛聖ディナーショー『Sky Blue』
  • 2005年5月、『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!!』桃羽
  • 2005年9月、『ベルサイユのばら/ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)ロザリー
  • 2005年11月、『ベルサイユのばら/ソウル・オブ・シバ!!』(韓国)ロザリー
  • 2006年1月、『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』ミレイユ
  • 2006年4月、『Across』(ドラマシティ・東京特別)
  • 2006年6月、『コバカバーナ』(梅田芸術劇場)ジンジャー
  • 2006年8月、『愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム! -男の美学-』リリー
  • 2006年12月、『ヘイズ・コード』(ドラマシティ・東京特別)ミルドレット・マカドゥ
  • 2007年3月、『さくら/シークレット・ハンター』ブリジッド
  • 2007年8月、『シークレット・ハンター/ネオ・ダンディズム!II』ブリジッド 初エトワール
  • 2007年11月、『エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス』ペネロープ・ギャレット
  • 2008年3月、『赤と黒』(ドラマシティ・東京特別・名古屋特別)デルヴィール夫人
  • 2008年6月、『THE SCALET PINPERNEL』シュザンヌ
  • 2008年11月、『外伝ベルサイユのばら -ベルナール編-』ランベスク夫人 エトワール
  • 2009年2月、『My dear New Orleans -愛する我が街-/ア ビヤント(a bientot)』セリー
  • 2009年6月、『太王四神記 Ver.II -新たなる王の旅立ち-』パソン
  • 2009年10月、『再会/ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)フローレンス
  • 2010年1月、『ハプスブルクの宝剣/BOLERO -ある愛の詩-』ドロテーア 退団公演[3]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

編集

脚注

編集

出典

編集
  1. ^ a b c d 広島・今井と元宝塚の琴まりえさんが結婚”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2010年6月2日). 2010年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  2. ^ a b c 『宝塚おとめ 2009年度版』 阪急コミュニケーションズ、2009年、106頁。ISBN 978-4-484-09505-9
  3. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 109.
  4. ^ a b c d e f g h i j k Memories of 琴まりえ タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  5. ^ a b c d e f The name of タカラジェンヌ 星組 琴まりえ SUMiRE STYLE。
  6. ^ a b c d e 100年史(舞台) 2014, p. 312.
  7. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 238.

参考文献

編集
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

編集