玉田 真也(たまだ しんや、1986年 - )は、日本劇作家脚本家演出家映画監督俳優である。石川県金沢市出身[2][3]。レトル所属。劇団「玉田企画」主宰。同劇団のほぼ全公演の作・演出を務める。 慶應義塾大学卒。

たまだ しんや
玉田真也
プロフィール
誕生日 1986年????
出身地 日本の旗 日本 石川県[1]
活動期間 2011年 -
主な作品
テレビドラマ JOKER×FACE
映画 あの日々の話
受賞
第8回市川森一脚本賞(『JOKER×FACE』)
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経歴・人物

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地元の高校卒業後、音楽専門学校に行くつもりだったがかなわずフリーターをしていたときに、大学に進学した同級生が楽しそうにしているのを見て1年間勉強をして進学[4]

慶応大学2年生の時、テニスサークル仲間より誘われ、演劇サークル「創像工房 in front of.」に参加[1]。数々の作品に関わることで演劇に目覚め、大学卒業後も活動を続けようと平田オリザの「青年団」の試験を受け合格[5][1]。2011年に演出部に入団した[2]。平田オリザや五反田団の演出助手をつとめ[6][1]、2012年に青年団にリンクする形で自身の劇団「玉田企画」を旗揚げ[7]、すべての作品で作・演出を担当する。以降テレビや映画の脚本など映像分野にも進出。また、ラブレターズの塚本直毅、ハイパーポテンシャルズのポテンシャル聡ゾフィー上田 航平とユニット「弱い人たち」を組むなど[8]コメディ方面への造詣も深い。「創像工房 in front of.」時代の仲間には後にテレビ朝日プロデューサーとなる貴島彩理がおり、『女子高生の無駄づかい』にて一緒に仕事をしている。

2019年に映画監督デビュー[1]

2020年、テレビドラマ『JOKER×FACE』(フジテレビ)の脚本で第8回市川森一脚本賞受賞[7]

作品

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舞台

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創像工房 in front of.

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玉田企画

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※特記のないものはすべて作・演出:玉田真也

  • 果てまでの旅(2012年2月 / 2015年9月)※兼出演[9]
  • 夢の星(2012年10月)※兼出演[9]
  • ご飯の時間(2013年3月)※兼出演[9]
  • 臆病な町(2013年8月-9月)※兼出演[9]
  • 少年期の脳みそ(2014年6月 / 2017年3月)※兼出演[9]
  • 宇宙のこども(2014年11月)[9]
  • ふつうのひとびと(2015年4月)[9]
  • 怪童がゆく (2016年1月)※兼出演[9]
  • あの日々の話(2016年7月 / 2018年1月)※兼出演[9]
  • 今が、オールタイムベスト(2017年6月-7月 / 2020年3月)※兼出演[9]
  • バカンス(2018年7月)※兼出演[9]
  • かえるバード(2019年4月)※兼出演[9]
  • 街の下で(2019年10月-11月)※作・演出:今泉力哉・玉田真也、今泉力哉と玉田企画名義[9]
  • サマー(2021年5月)※兼出演[9]
  • 夏の砂の上(2022年1月)※作:松田正隆、演出:玉田真也[9]
  • 영(ヨン)(2022年9月 - 10月)※兼出演[10]
  • 変心、披露宴(2022年11月)※玉田企画とゆうめいの「おたのしみセット」公演[11]
  • 2025年新作公演(2025年3月 - 4月)※兼出演[12]

弱い人たち

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外部公演

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映画

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テレビ

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配信

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出演

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舞台

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※玉田企画での出演作は前掲参照

創像工房 in front of.

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外部公演

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  • Rising Tiptoe#06「時計は生きている」(2009年12月)[34]
  • 水素74%「謎の球体X」(2011年9月)
  • 水素74%「荒野の家」(2014年2月)
  • 水素74%「わたし〜抱きしめてあげたい」(2015年6月-7月)[35]
  • 第26回下北沢演劇祭参加 スイッチ総研「下北沢演劇祭スイッチ」(2016年2月)[36]
  • 東葛スポーツ「カニ工船」(2018年9月)[37]
  • 五反田団「偉大なる生活の冒険」(2019年7月-8月)- 田辺 役[38]
  • 東葛スポーツ「71年生まれ、光浦靖子」(2019年12月)[39]
  • 東葛スポーツ「東京オリンピック」(2020年7月)※COVID-19感染状況ならびに予防対策のため全公演中止[40]

映画

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  • 獣道(2017年7月15日、サードウィンドウフィルムズ)[41]
  • 緑色音楽(2017年)- 高田 役[42]

テレビドラマ

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e "映画『あの日々の話』/玉田真也監督インタビュー". SPICE. イープラス. 27 April 2019. 2022年7月27日閲覧
  2. ^ a b c "玉田真也(たまだしんや)". WEBザテレビジョン. KADOKAWA. 30 June 2022. 2022年7月16日閲覧
  3. ^ あの日々の話ナイト / 日本仕事百貨”. 日本仕事百貨. 2022年7月28日閲覧。
  4. ^ 映画『あの日々の話』/玉田真也監督インタビュー | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2022年7月28日閲覧。
  5. ^ "玉田真也(青年団リンク・玉田企画)インタビュー". 下北沢通信・大阪日記. Hatena Blog. 29 December 2016. 2022年7月17日閲覧
  6. ^ "玉田企画『夏の砂の上』公演記念 玉田真也×祷 キララ×奥田洋平 スペシャルインタビュー". CREA. 文芸春秋社. 14 January 2022. 2022年7月17日閲覧
  7. ^ a b c "市川森一脚本賞に「JOKER×FACE」の玉田真也さん". SANKEI NEWS. 産經新聞社. 26 February 2020. 2022年7月25日閲覧
  8. ^ 玉田真也ら4人のユニット・弱い人たち、第2回公演「もっと強くなりたい」”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年11月14日). 2022年7月26日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 過去の作品”. Works. 玉田企画. 2022年7月18日閲覧。
  10. ^ 韓国ドラマ好きのOLが脚本家を目指す、玉田企画新作「영(ヨン)」出演者発表”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年7月22日). 2022年7月25日閲覧。
  11. ^ "玉田企画とゆうめいの「おたのしみセット」". アーカイブ. 渋谷コントセンター. 25 November 2022. 2024年3月23日閲覧
  12. ^ 玉田真也が作・演出手がける、玉田企画の新作公演に石黒麻衣・金子鈴幸・前原瑞樹”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月14日). 2024年10月14日閲覧。
  13. ^ 映画美学校アクターズ・コースによる、玉田真也演出版「S高原から」が開幕”. ステージナタリー. ナターシャ (2018年3月1日). 2022年7月25日閲覧。
  14. ^ ENBUゼミ卒業公演は玉田真也作・演出「少年期の脳みそ」、Wキャスト制で上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年1月28日). 2022年7月26日閲覧。
  15. ^ "玉田真也&神谷圭介が企画し蓮見翔が作・演出する「夜衝2」スタート、配信も". ステージナタリー. ナターシャ. 23 February 2023. 2024年3月23日閲覧
  16. ^ "ドリフのコント目指す、玉田真也演出「天才バカボンのパパなのだ」本日開幕". ステージナタリー. ナターシャ. 21 February 2024. 2024年3月23日閲覧
  17. ^ ゆるめるモ!あの主演、ボイメン田中俊介出演映画「シェアハウス」DVD化”. 音楽ナタリー (2016年12月20日). 2019年2月8日閲覧。
  18. ^ “カラオケオールで地獄絵図! 劇団「玉田企画」玉田真也の初監督作「あの日々の話」4月27日公開”. 映画.com. (2019年3月1日). https://eiga.com/news/20190301/4/ 2022年7月20日閲覧。 
  19. ^ 又吉直樹原作、玉田真也監督・脚本「僕の好きな女の子」予告編が公開”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年6月24日). 2022年7月26日閲覧。
  20. ^ "ピース又吉、映画『僕の好きな女の子』を原作者視点で大絶賛「圧縮しているものを映像でちゃんと開いている」". COCONUTS. 合同会社BizNews. 21 March 2022. 2022年7月26日閲覧
  21. ^ "三浦透子、長編映画単独初主演! 恋愛感情を抱かない主人公が幸せを探す「そばかす」12月16日公開". 映画.com. カカクコム. 8 July 2022. 2022年7月26日閲覧
  22. ^ a b c d 作・演出作品”. 玉田真也. レトレ. 2022年7月18日閲覧。
  23. ^ さらば青春の光・森田の主演ドラマ、脚本に山田能龍・玉田真也ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2019年9月20日). 2022年7月26日閲覧。
  24. ^ 玉田真也と大池容子が「よるドラ」脚本、「伝説のお母さん」主演は前田敦子”. ステージナタリー. ナターシャ (2019年10月17日). 2022年7月26日閲覧。
  25. ^ “千葉雄大が宇宙飛行士演じる遠距離恋愛ドラマ放送へ 元恋人役を門脇麦、AIの声を吉岡里帆が担当”. Real Sound (株式会社blueprint). (2020年7月9日). https://realsound.jp/movie/2020/07/post-582600.html 2020年7月9日閲覧。 
  26. ^ Sexy Zone佐藤勝利主演ドラマ「青野くんに触りたいから死にたい」脚本は玉田真也”. ステージナタリー. ナターシャ (2021年5月11日). 2022年7月26日閲覧。
  27. ^ 中島裕翔、吉川愛らが愛にかき乱される、ドラマ「純愛ディソナンス」ポスター”. 映画ナタリー. ナターシャ (2022年6月22日). 2022年7月26日閲覧。
  28. ^ "鈴鹿央士が元カノと今カノの狭間で揺れる主人公に『スイートモラトリアム』実写化決定!【コメントあり】". TV LIFE. ワン・パブリッシング. 3 April 2023. 2023年4月3日閲覧
  29. ^ "門脇麦が自閉スペクトラム症の料理人役に挑戦!共演は永瀬廉、大森南朋『厨房のありす』24年1月スタート【コメントあり】". TV LIFE web. ワン・パブリッシング. 20 November 2023. 2023年11月20日閲覧
  30. ^ 「下北沢ダイハード」エピソード0期間限定配信、脚本は玉田真也”. ステージナタリー. ナターシャ (2017年7月16日). 2022年7月26日閲覧。
  31. ^ Inc, Natasha. “TOBIのラジオ「BAR諸行無常」ゲストに神谷圭介、構成作家として玉田真也が加入”. ステージナタリー. 2020年8月13日閲覧。
  32. ^ "三浦翔平主演「時をかけるバンド」主題歌&劇中歌に赤い公園". WEBザテレビジョン. KADOKAWA. 19 August 2020. 2022年7月16日閲覧
  33. ^ 玉田真也、岩崎う大、荻上直子脚本による“究極の1シチュエーションドラマ”がHuluで”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年12月23日). 2022年7月26日閲覧。
  34. ^ "時計は生きている あなたの誕生は、第二次開拓時代のニューエコノミーです". CoRich舞台芸術!beta. こりっち株式会社. 25 October 2009. 2022年7月26日閲覧
  35. ^ 玉田企画 [@tamadakikaku] (2015年6月28日). "【玉田真也出演情報】水素74%『わたし〜抱きしめてあげたい〜』に出演しています。6月27日〜7月5日 三鷹市芸術文化センター星のホール。お時間ありましたら是非。". X(旧Twitter)より2022年7月26日閲覧
  36. ^ 中華料理店で、自転車屋で、理容店で、古本屋で「下北沢演劇祭スイッチ」明日上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年2月6日). 2022年7月26日閲覧。
  37. ^ 東葛スポーツ「カニ工船」に長井短、宮部純子、森本華ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2018年9月3日). 2022年7月26日閲覧。
  38. ^ 五反田団が「偉大なる生活の冒険」を再び上演、出演に玉田真也ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2019年5月5日). 2022年7月26日閲覧。
  39. ^ 東葛スポーツ「78年生まれ、宮部純子」の次は「71年生まれ、光浦靖子」”. ステージナタリー. ナターシャ (2019年11月10日). 2022年7月26日閲覧。
  40. ^ "東京オリンピック【公演中止】". CoRich舞台芸術!beta. こりっち株式会社. 18 July 2020. 2022年7月26日閲覧
  41. ^ 玉田真也 [@tamadashinya] (2017年7月20日). "いま公開中の映画『獣道』に出演してます。是非〜!". X(旧Twitter)より2022年7月26日閲覧
  42. ^ "映画『緑色音楽』中村佳代監督×栗林藍希対談インタビュー". ASBS. アソビシステム株式会社. 4 December 2017. 2022年7月26日閲覧

参考文献

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外部リンク

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