独立社会民主同盟(どくりつしゃかいみんしゅどうめい、セルビア語Савез независних социјалдемократа / Savez nezavisnih socijaldemokrata、略称:СНСД / SNSD)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの議会政党である。党首は、スルプスカ共和国大統領を務めるミロラド・ドディクである。

ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ政党
独立社会民主同盟
Савез независних социјалдемократа
Savez nezavisnih socijaldemokrata
党首 ミロラド・ドディク
成立年月日 1996年3月10日
本部所在地
〒78000
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ スルプスカ共和国 バニャ・ルカ Petra Kočića 5
代議院議席数
6 / 42   (14%)
(2022年10月2日)
政治的思想・立場 社会民主主義 ナショナリズム 親露 ポピュリズム
国際組織 なし
公式サイト СНСД
セルビア人政党
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歴史

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スルプスカ共和国議会の無所属議員幹部会(Independent Members of Parliament Caucus)が政党となり、独立社会民主党として発足した。1999年12月、スルプスカ共和国社会自由党を合併した。2000年の地方選挙の後、ニコラ・シュピリッチNikola Spiric)率いるバニャルカ・クライナ民主党を合併した。2001年12月、スルプスカ共和国社会党から分裂した民主社会党を合併した。合併後、略称のSNSDは維持したまま、党名を独立社会民主同盟に改称した。

2012年8月、加盟していた社会主義インターナショナルから大会にて追われた[1]ナショナリズム的傾向が強いことが理由に挙げられる。

イデオロギー

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東欧における中道左派政党の傾向を反映して、社会問題に関してはより保守的な見解を持ちながら、財政問題に関しては左派寄りの見解を持つ社会民主主義政党として特徴付けられている[2][3][4][5]

しかし2000年代後半以来、党は徐々に改革主義イデオロギーと連邦主義を放棄し、親露傾向[6][7]及びセルビア民族主義分離主義のより積極的な擁護を行っており、スルプスカ共和国の分離提案を脅かしている[8][9][10][11]

選挙

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2006年

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2006年10月1日に行われた総選挙では、大統領評議会代議院スルプスカ共和国大統領スルプスカ共和国議会の全てで勝利を収めている。

2002年

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2002年10月5日総選挙では、代議院で9.8%の得票率で、42議席中3議席を獲得、代議院で140議席中1議席を獲得、スルプスカ共和国議会で83議席中19議席を獲得した。

脚注

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  1. ^ [1]
  2. ^ Parties and Elections in Europe”. parties-and-elections.eu. 2024年5月25日閲覧。
  3. ^ Nardelli, Alberto; Dzidic, Denis (2014年10月8日). “Bosnia and Herzegovina: the world's most complicated system of government?” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077. https://www.theguardian.com/news/datablog/2014/oct/08/bosnia-herzegovina-elections-the-worlds-most-complicated-system-of-government 2024年5月25日閲覧。 
  4. ^ Ferreira, Ana Rita; Rosas, João Cardoso (2014-01-08) (英語). Left and Right: The Great Dichotomy Revisited. Cambridge Scholars Publishing. ISBN 978-1-4438-5570-9. https://books.google.com/books?id=7WUxBwAAQBAJ&pg=PA343 
  5. ^ Passarelli, Gianluca (2018-08-24) (英語). The Presidentialisation of Political Parties in the Western Balkans. Springer. ISBN 978-3-319-97352-4. https://books.google.com/books?id=YsFqDwAAQBAJ&pg=PA87 
  6. ^ Brit runs office for preventing Russia's influence in Bosnia”. 2024年5月25日閲覧。
  7. ^ Nationalists win in Bosnia, including Serb who opposes 'impossible state'”. 2024年5月25日閲覧。
  8. ^ “Defying Ban, Republika Srpska Proceeds With 'Statehood Day'” (英語). Radio Free Europe/Radio Liberty. (2018年1月9日). https://www.rferl.org/a/republika-srpska-statehood-day-defying-court-ban/28964699.html 2024年5月25日閲覧。 
  9. ^ U.S. imposes sanctions on Bosnian Serb nationalist leader Dodik”. 2024年5月25日閲覧。
  10. ^ The 2016 Local Elections in Bosnia: a Win for the Major Ethno-nationalist Parties - Bosnia”. 2024年5月25日閲覧。
  11. ^ The Political System of Bosnia and Herzegovina: Institutions – Actors – Processes”. 2024年5月25日閲覧。
  12. ^ D. Risojević, P. Klincov. “2006-10-19”. ネザヴィスネ・ノヴィニ. 2009年9月閲覧。

関連項目

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外部リンク

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