牛魔王
西遊記などに登場する魔王
牛魔王(ぎゅうまおう)は、中国の雑劇の元曲『二郎神醉射鎖魔鏡[1]』や四大奇書『西遊記』に登場する魔王。号は平天大聖(へいてんたいせい)、大力王(たいりきおう)と言う別称を持つ。
二郎神醉射鎖魔鏡
編集西遊記
編集西遊記では、第一夫人は翠雲山の羅刹女(鉄扇公主)、積雪山の玉面公主(万年狐王の娘)が第二夫人。主人公の孫悟空(美猴王 / 斉天大聖)とかつては義兄弟の仲で、長兄として天界に歯向かったが、のちに三蔵法師の弟子となった孫悟空に息子の紅孩児を観音菩薩の弟子にされ、猪八戒に玉面公主を殺され、芭蕉扇を巡って孫悟空と哪吒太子をはじめとする天界の将と戦った。孫悟空と義兄弟時、平天大聖と自称していた。本相(正体)は体長1,000丈(3,330m)、体高800丈(2,666m)の白牛。
彼の弟である如意真仙という妖仙が西梁女国にいる。
武器は混鉄棍、外出時には避水金晶獣に乗る。