片町きらら
片町きらら(かたまちきらら、英語: Katamachi Kirara)は、石川県金沢市片町にある[4][5]複合商業施設である。
片町きらら Katamachi Kirara | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒920-0981 石川県金沢市片町二丁目2番2号[2] |
座標 | 北緯36度33分39秒 東経136度39分10秒 / 北緯36.56083度 東経136.65278度座標: 北緯36度33分39秒 東経136度39分10秒 / 北緯36.56083度 東経136.65278度 |
開業日 | 2015年(平成27年)9月18日[3][4][5][6] |
正式名称 | 片町きらら[1] |
施設所有者 |
片町A地区市街地再開発組合[3][7] プロパティマネジメント片町[3] |
施設管理者 | プロパティマネジメント片町[2] |
設計者 | アール・アイ・エー[8] |
施工者 | 清水建設[8] |
延床面積 | 15,115 m²[8] |
商業施設面積 | 7,136 m²[7] |
中核店舗 | H&M[4][5] |
店舗数 | 本文参照 |
営業時間 |
10:00 - 20:00[7] (一部店舗を除く) |
駐車台数 | 101台[7] |
駐輪台数 | 79台[7] |
前身 | ラブロ片町[4] |
最寄駅 | 北陸鉄道石川線野町駅 |
最寄バス停 |
「片町」バス停(北鉄バスほか) 「片町・タテマチ」バス停(まちバス) |
最寄IC | 北陸自動車道金沢西IC |
外部リンク | https://katamachi-kirara.com/ |
DaIWa |
概要
編集2014年(平成26年)に閉館したラブロ片町跡地を再開発して[4]、2015年(平成27年)9月18日に開業した[3][5][6]。当初の名称は片町A地区再開発新ビルであった[1][7]。片町A地区市街地再開発組合と株式会社プロパティマネジメント片町が主体となって再開発事業を実施[3]、プロパティマネジメント片町が管理運営者となっている[2]。
名称は公募で決められ、2015年(平成27年)4月に名称を片町きららと決定した。この名前には、片町にふさわしい輝くように美しくきららかな未来を感じさせるランドマークになってほしいという思いが込められている[9]。全体の開業は2016年(平成28年)5月20日となった[10]。
主なフロア構成
編集各階フロア構成
編集現在のテナントの詳細は、公式サイトのフロアガイドまたはショップリストを参照の事。
- 開業当初は15店での営業となっていたが[3]、テナントの入退去により当初の店舗数より少なくなっている。
- 現在、住宅展示場「AI-STUDIO-KANAZAWA」(アイ工務店)がテナント入居している3Fフロア[11]には、かつて(同店として100店目の出店となる[4])ロフト片町きらら店[4][5][11]がテナント入居していたが、2021年(令和3年)10月8日に金沢フォーラスへ移転している[12][13]。
階 | フロア概要 |
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6F | アルカンシエル金沢(結婚式場)[4] |
5F | アルカンシエル金沢(結婚式場)、バックヤードおよび大和本社フロア(関係者のみ) |
4F | アルカンシエル金沢(結婚式場) |
3F | H&M(北陸3県で初出店)[4][5]、AI-STUDIO-KANAZAWA(アイ工務店の屋内型住宅展示場)[11] |
2F | H&M、他 |
1F | H&M、スギ薬局[2][14] |
まちかど思い出ピアノ
編集2017年(平成29年)10月、金沢市は誰でも気軽にピアノ演奏できるようにストリートピアノ「まちかど思い出ピアノ」を設置した[15][16][17]。当初は金沢駅もてなしドーム地下広場と片町きららの2か所に設置した[16][18]。片町のピアノは、旧金沢市立菊川町小学校(廃校、現在の金沢市立犀桜小学校)で使用されたピアノを金沢美術工芸大学の学生が装飾を施し再生したものであった[15][16]。
2018年(平成30年)7月、片町きららに設置されていたピアノを学生(当時)が破壊(事件後器物損壊罪で逮捕)[16][18]。翌月に撤去されたが、2019年(令和元年)9月に金沢市立北鳴中学校で使用されたピアノが再生され展示されることになった[16][19]。事件を受け、防犯カメラが設置され監視できるよう防犯対策が強化された[18]。新型コロナウイルスへの感染防止の観点から、2020年(令和2年)4月に一度撤去されたが[20]、現在は再開している。このピアノは2022年(令和4年)1月16日(初回放送)にNHK BS1『街角ピアノ』「金沢編」として放送された[21]。
交通アクセス
編集周辺
編集脚注
編集- ^ a b “大規模小売店舗 変更の届出(法6条1項) 片町きらら”. 石川県商工労働部経営支援課 (2017年4月28日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c d “スギ薬局/金沢に北陸旗艦店「片町きらら店」ビューティ強化”. 流通ニュース (2020年11月19日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e f 2015年オープンSC(一覧表) - 一般社団法人日本ショッピングセンター協会
- ^ a b c d e f g h i “金沢の新複合ビル「片町きらら」にロフト出店へ 待望の決定に喜びの声も”. 金沢経済新聞 (2015年5月19日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b c d e f “金沢市に「きらら」オープン 再開発ビル、片町再生へ一歩”. 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2015年9月18日) 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b 石川県教育委員会 2021, p. 474.
- ^ a b c d e f “大規模小売店舗 新設の届出(法5条1項) (仮称)片町A地区再開発新ビル”. 石川県商工労働部経営支援課 (2015年3月31日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c 施工実績 片町きらら - 清水建設
- ^ “金沢・片町の新複合ビルの名称が決定 9月開業予定”. 金沢経済新聞 (2015年4月29日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ 石川県教育委員会 2021, p. 530.
- ^ a b c “VR住宅内見 街中で 片町きらら・ロフト跡 展示場オープン”. 北陸中日新聞Web. (2022年4月3日). オリジナルの2022年4月2日時点におけるアーカイブ。 2023年1月3日閲覧。
- ^ “金沢ロフト、金沢駅前で10月に移転オープン”. 日本経済新聞. (2021年6月4日) 2023年1月3日閲覧。
- ^ “金沢ロフト、駅前に10月8日移転。引越し記念の5%オフクーポン配布中”. トラベルWatch (2021年6月4日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ “片町きらら内に新店 スギ薬局”. 北國新聞 (2020年11月20日). 2021年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月11日閲覧。
- ^ a b “金沢駅と片町にストリートピアノ設置 小学校の廃ピアノ再利用、にぎわい創出狙う”. 金沢経済新聞 (2017年10月16日). 2021年2月11日閲覧。
- ^ a b c d e “通行人に壊された金沢の「街角ピアノ」が復活 一番乗りは83歳男性”. 毎日新聞. (2019年9月27日). オリジナルの2019年9月30日時点におけるアーカイブ。 2023年1月3日閲覧。
- ^ “思い出ピアノ、独占やめて 金沢市が呼び掛け”. 北國新聞 (2020年3月9日). 2020年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月11日閲覧。
- ^ a b c “思い出ピアノ、いつでも演奏を 金沢駅西地下に設置”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2018年9月13日) 2021年2月11日閲覧。
- ^ “石川)おかえり「思い出ピアノ」 片町きらら広場”. 朝日新聞デジタル. (2019年9月29日). オリジナルの2019年9月29日時点におけるアーカイブ。 2021年2月11日閲覧。
- ^ “思い出ピアノ 止まった調べ 金沢の3台 再開めど立たず”. 北陸中日新聞Web. (2020年11月30日). オリジナルの2020年12月7日時点におけるアーカイブ。 2021年2月11日閲覧。
- ^ “街角ピアノ「金沢」”. NHKオンライン (2022年1月16日). 2022年1月3日閲覧。
参考文献
編集- 『石川県年表 平成篇 参』石川県教育委員会、2021年3月31日。