瀧神社
岐阜県美濃市乙狩にある神社
瀧神社(たきじんじゃ)は、岐阜県美濃市乙狩にある神社。『高賀山信仰』における中心的な社(高賀山六社)の一社である。
瀧神社 | |
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所在地 | 岐阜県美濃市乙狩神矢洞 |
位置 | 北緯35度37分33.2秒 東経136度51分35.7秒 / 北緯35.625889度 東経136.859917度 |
主祭神 | 瀬織津姫神 |
創建 | 天暦年間 |
祭神
編集※ 元々は滝(権現滝)自体が信仰の対象と推測される。
由緒
編集社伝によると、天暦年間(10世紀中頃)、この地に妖怪さるとらへびが住み付き、村人に危害を加えているのを聞いた朝廷が、藤原高光をこの地に遣わし、妖怪を退治させたという[1]。この時、高賀山大本神宮大行事神社(現在の高賀神社)を再建し、7昼夜妖怪退治の祈願をしたという。高光が妖怪を追い求めて高賀から乙狩谷に来た時、山全体が黒雲に包まれて進めなくなってしまった。そのとき矢を黒雲の中に放つと雲が無くなり、やがて滝にたどり着いた。この滝の近くの洞がさるとらへびの棲家であった。高光はこの滝で野宿をすると、滝の神々が妖怪を追い払う夢を見た。そこで滝のほとりに祠を建立したのが、瀧神社の始まりと伝わる。
高賀山六社
編集高賀山を主峰とした山(瓢ケ岳、今渕ケ岳、片知山など)の山麓にあり、高賀山を囲む6つの神社。かつては六社めぐりという、この6社を尾根伝いに1日で歩いて巡る苦行が存在した。