渋谷ピカデリー
渋谷ピカデリー(しぶやピカデリー)は東京都渋谷区道玄坂にある「THE PRIME渋谷プライム館」6階で松竹が経営・運営していた映画館。
渋谷ピカデリー Shibuya Piccadilly | |
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渋谷区道玄坂にあるTHE PRIME渋谷プライム館。このビルの6階に渋谷ピカデリーがあった。 | |
情報 | |
正式名称 | 渋谷ピカデリー |
旧名称 | 渋谷松竹セントラル |
開館 | 1985年11月2日 |
開館公演 | ザッツ・ダンシング! |
閉館 | 2009年1月30日 |
最終公演 | ワールド・オブ・ライズ |
客席数 | 333 |
設備 | ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS |
用途 | 映画上映 |
運営 | 松竹株式会社 |
所在地 |
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 THE PRIME渋谷プライム館6階 |
アクセス |
JR山手線・東京メトロ渋谷駅ハチ公口から徒歩3分 東急田園都市線渋谷駅1番出口から徒歩1分 |
データ
編集- 所在地:東京都渋谷区道玄坂2-29-5 THE PRIME渋谷プライム館6階
- 現在のライブハウス「Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」の部分
- 座席数:414席(松竹セントラル時代)→333席(ピカデリー時代)
歴史
編集- 1985年11月2日:「渋谷松竹セントラル」として開業。オープニング作品は『ザッツ・ダンシング!』。当時は丸の内ピカデリー2系列の洋画を中心に上映。開業日には当時の松竹社長・永山武臣が訪れテープカットを行っている[1]。
- 1990年9月:渋谷松竹の閉館に伴い、松竹邦画系(丸の内松竹→丸の内プラゼール。現在の丸の内ピカデリー3)作品の上映を引き継いだ。
- 2001年9月15日:同月22日に公開を控えていたフランス映画『YAMAKASI』(製作ヨーロッパ・コープ、日本配給K2、日本ビクター)の先行オールナイト興行が行われ、主演の7人(チョウ・ベル・ディン、ウィリアムズ・ベルほか)が舞台挨拶で来館した[2]。
- 2003年6月28日:東急文化会館の閉館に伴い、渋谷東急2から丸の内ピカデリー1系列の作品上映を引き継ぐ。これを機に館名を「渋谷ピカデリー」と改名。
- 2007年12月19日:同年11月23日に封切られた邦画『ミッドナイト・イーグル』(監督成島出)の大ヒット御礼記念「この冬、雪山の男たちが熱い!スペシャル・トークショー」が行われ、同作出演の吉田栄作と山岳アドバイザーの小西浩文が来館した[3]。
- 2009年1月30日:『ワールド・オブ・ライズ』の上映を最後に閉館。
- 2010年3月4日:同館跡地にライブハウス『Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE』がオープンした。
備考
編集出典
編集- ^ “「20世紀の偉人列伝」第42回 永山武臣(1925年 - 2006年)”. 経済界オンライン. KOL. 2015年1月3日閲覧。
- ^ “パリの軽業師、7人の「ヤマカシ」が来日!”. 映画ニュース. 映画.com (2001年9月18日). 2015年1月3日閲覧。
- ^ “スタッフよりお知らせ!”. 吉田栄作のclub A・M・B. ワタナベエンターテインメント (2007年12月12日). 2015年1月3日閲覧。
- ^ “「渋谷ピカデリー」閉館へ - 23年の歴史に幕”. シブヤ経済新聞. (2009年1月16日) 2015年1月3日閲覧。
外部リンク
編集- 1月30日にて渋谷ピカデリー閉館 - 「渋谷文化プロジェクト」サイト内の記事(2009年1月)