深圳市足球倶楽部
深圳市足球倶楽部(漢音読み:しんせんし-そっきゅうくらぶ、深圳市足球俱乐部)は、中華人民共和国の南部、広東省深圳市をホームタウンとする、かつて存在していた中国プロサッカーリーグ(甲級リーグ級)に加盟するプロサッカークラブ。2024年に債務問題により解散[2]。
深圳 深圳 | |||
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原語表記 | 深圳市足球俱乐部 | ||
愛称 |
Youth Army Phoenix International Arms | ||
クラブカラー | 赤・ 白 | ||
創設年 | 1994年 | ||
所属リーグ | 甲級リーグ | ||
所属ディビジョン | 2部 | ||
ホームタウン | 広東省・深圳 | ||
ホームスタジアム | 深圳世界大学生運動会体育中心[1] | ||
収容人数 | 60,334 | ||
代表者 | 鄧俊傑 | ||
監督 | 張效瑞 | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
深圳市足球倶楽部 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 深圳市足球俱樂部 |
簡体字: | 深圳市足球俱乐部 |
拼音: | Shēnzhènshì Zúqiú Jùlèbù |
発音: | シェンヂェンシ ズーチュウ ジュラブ |
英文: | Shenzhen Football Club |
歴史
編集深圳足球倶楽部創立。乙級リーグ(3部)優勝。
甲Bリーグ(2部)優勝。
保険会社「平安(Pingan)グループ」と契約、深圳平安(Shenzhen Pingan)に改名。
携帯電話会社「深圳科健(Kejian)」とも契約し、深圳平安科健(Shenzhen Pingan Kejian)に改名。
その後栄養ドリンク飲料会社「健力宝」と契約し、深圳健力宝(Shenzhen Jianlibao)に改名。
中国超級リーグ開幕。初年度チャンピオンに。
AFCチャンピオンズリーグ2005でACL初出場すると予選で水原、磐田、ホアンアイン・ザライのグループEを4勝1分1敗で首位通過して決勝トーナメントに進出した。準々決勝でアル・アハリと対戦した。アウェイの第1戦を1-2で敗れたが、ホームの第2戦では3-1で勝利し合計スコア4-3で準決勝に進出した。準決勝でアル・アインと対戦した。アウェイの第1戦を0-6の大差で敗れてしまい、ホームの第2戦でも0-0で勝利をすることができず合計スコア0-6で準決勝で敗退が決定した。
ビールメーカー「深圳金威啤酒グループ」と契約し、深圳金威(Shenzhen Kingway)に改名。
製薬メーカー「香雪制葯」と契約し、深圳上清飲(Shenzhen Eisiti)に改名。2008年シーズンまでこのチーム名。
一旦「深圳足球倶楽部」の名称に戻る。
香港の投資家に買収され、「深圳紅鑽足球倶楽部」となる。英文名称は「Shenzhen Ruby Football Club」とする場合が多いが、「Shenzhen Red Diamonds Football Club」の記載も見られる。
フィリップ・トルシエが監督に就任したが、超級リーグで最下位となり甲級(2部リーグ)への降格が決まった。
7月7日、クラレンス・セードルフが監督に就任したことが発表された。だがその後、チームを1部に昇格させることができなかった。
12月5日、クラレンス・セードルフ監督の退任を発表した。それに伴いスヴェン・ゴラン・エリクソン監督の就任を発表した。
超級リーグ最下位となり、甲級(2部リーグ)への降格が決まった。
財政難により、リーグ戦参加が認められず。クラブは解散した。
タイトル
編集国内タイトル
編集- 中国サッカー・超級リーグ:1回
- 2004年
- スーパーカップ:1回
- 2004年
表彰
編集過去の成績
編集シーズン | ディビジョン | 中国FAカップ | |||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 順位 | ||
1994 | 乙級リーグ | 14 | 5 | 8 | 1 | 32 | 16 | +16 | 61 | 1位 | |
1995 | 甲級リーグ | 22 | 12 | 6 | 4 | 37 | 21 | +16 | 42 | 1位 | |
1996 | 超級リーグ | 22 | 3 | 7 | 12 | 13 | 29 | −16 | 16 | 11位 | 1回戦敗退 |
1997 | 甲級リーグ | 22 | 10 | 6 | 6 | 44 | 34 | +10 | 36 | 2位 | 1回戦敗退 |
1998 | 超級リーグ | 26 | 7 | 9 | 10 | 29 | 43 | −14 | 30 | 12位 | 1回戦敗退 |
1999 | 超級リーグ | 26 | 7 | 7 | 12 | 22 | 39 | −17 | 28 | 12位 | 1回戦敗退 |
2000 | 超級リーグ | 26 | 8 | 8 | 10 | 27 | 27 | 0 | 32 | 9位 | 2回戦敗退 |
2001 | 超級リーグ | 26 | 13 | 7 | 6 | 34 | 18 | +16 | 46 | 5位 | 準々決勝敗退 |
2002 | 超級リーグ | 28 | 14 | 10 | 4 | 42 | 21 | +21 | 52 | 2位 | 2回戦敗退 |
2003 | 超級リーグ | 28 | 12 | 11 | 5 | 42 | 21 | +21 | 47 | 4位 | 1回戦敗退 |
2004 | 超級リーグ | 22 | 11 | 9 | 2 | 30 | 13 | +17 | 42 | 1位 | 準決勝敗退 |
2005 | 超級リーグ | 26 | 4 | 10 | 12 | 22 | 42 | −20 | 22 | 12位 | 2回戦敗退 |
2006 | 超級リーグ | 28 | 8 | 6 | 14 | 22 | 42 | −20 | 30 | 11位 | 準々決勝敗退 |
2007 | 超級リーグ | 28 | 5 | 10 | 13 | 21 | 42 | −21 | 25 | 14位 | |
2008 | 超級リーグ | 30 | 8 | 9 | 13 | 35 | 34 | +1 | 33 | 12位 | |
2009 | 超級リーグ | 30 | 10 | 10 | 10 | 36 | 40 | −4 | 37 | 11位 | |
2010 | 超級リーグ | 30 | 8 | 8 | 14 | 34 | 41 | −7 | 32 | 12位 | |
2011 | 超級リーグ | 30 | 5 | 8 | 17 | 27 | 53 | −26 | 23 | 16位 | 1回戦敗退 |
2012 | 甲級リーグ | 30 | 12 | 6 | 12 | 46 | 41 | +5 | 42 | 7位 | 3回戦敗退 |
2013 | 甲級リーグ | 30 | 15 | 4 | 11 | 50 | 57 | −7 | 49 | 5位 | 3回戦敗退 |
2014 | 甲級リーグ | 30 | 9 | 10 | 11 | 35 | 38 | −3 | 37 | 8位 | 3回戦敗退 |
2015 | 甲級リーグ | 30 | 6 | 13 | 11 | 37 | 48 | −11 | 31 | 12位 | 3回戦敗退 |
2016 | 甲級リーグ | 30 | 11 | 7 | 12 | 36 | 43 | -7 | 40 | 9位 | 2回戦敗退 |
2017 | 甲級リーグ | 30 | 13 | 7 | 10 | 56 | 37 | +19 | 46 | 6位 | 3回戦敗退 |
2018 | 甲級リーグ | 30 | 15 | 8 | 7 | 57 | 34 | +23 | 53 | 2位 | 3回戦敗退 |
2019 | 超級リーグ | 30 | 4 | 9 | 17 | 31 | 57 | −26 | 21 | 15位 | 4回戦敗退 |
2020 | 超級リーグ | 20 | 13位 |
- 2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、8チームずつ2つのグループに分かれて予選を行い、各グループ上位4チーム計8チームが優勝を争う決勝トーナメントに、下位4チーム計8チームが降格を争う残留プレーオフに進む形で開催された。
現所属メンバー
編集- 2019年7月10日現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
編集- 車範根 1998-1999
- 朱広滬 2000-2005
- フィリップ・トルシエ 2011-2013
- クラレンス・セードルフ 2016
- スヴェン・ゴラン・エリクソン 2016-2017
- 王宝山 2017-2018
- フアン・ラモン・ロペス・カロ 2018-2019
- ロベルト・ドナドーニ 2019-2020
- ジョルディ・クライフ 2020-2021
- ホセ・カルロス・グラネロ 2021
歴代所属選手
編集- 李瑋峰 1998-2002、2003-2005
- 鄭智 2000-2004
- チアゴ 2000-2003、2010
- 李雷雷 2004-2005
- 柳超 2009
- ジマ・オヤトゥレ 2003-2005
- 聶凌峰 2010-2011
- アレクサンダー・ジヴコヴィッチ 2010
- ヴィアチェスラフ・フレブ 2010
- クリス・キレン 2010-2011
- イヴァン・ヴィセリッチ 2010
- 巻誠一郎 2011.3-2011.7
- 楽山孝志 2011-2013
- 陳柏良 2012-2013
- アブバカル・ウマル 2016-2018
- フアン・フェルナンド・キンテロ 2020-
注釈
編集脚注
編集- ^ “China PR – Shenzhen FC – Venue”. int.soccerway.com. 7 July 2019閲覧。
- ^ “深圳市足球俱乐部官宣解散_央广网”. news.cnr.cn. 2024年1月22日閲覧。
外部リンク
編集- 公式サイト (in simplified Chinese)
- Fan website