さいたま地方裁判所

埼玉県さいたま市にある地方裁判所
浦和地方裁判所から転送)

さいたま地方裁判所(さいたまちほうさいばんしょ)は、埼玉県さいたま市にある日本地方裁判所の一つで、埼玉県を管轄している。略称は、さいたま地裁(さいたまちさい)。越谷川越熊谷秩父に支部を置いている。

日本の旗 日本地方裁判所
さいたま地方裁判所
所長 小出邦夫
組織
管轄区域 埼玉県
支部 越谷川越熊谷秩父
担当検察庁 さいたま地方検察庁
上位裁判所 東京高等裁判所
知的財産高等裁判所
下位裁判所 さいたま簡易裁判所・越谷簡易裁判所
川越簡易裁判所・熊谷簡易裁判所
秩父簡易裁判所・川口簡易裁判所
大宮簡易裁判所・久喜簡易裁判所
飯能簡易裁判所・所沢簡易裁判所
本庄簡易裁判所
概要
所在地 〒330-0063
埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目16-45
北緯35度51分20秒 東経139度38分55.3秒 / 北緯35.85556度 東経139.648694度 / 35.85556; 139.648694座標: 北緯35度51分20秒 東経139度38分55.3秒 / 北緯35.85556度 東経139.648694度 / 35.85556; 139.648694
法人番号 7000013030003 ウィキデータを編集
さいたま地方裁判所
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さいたま地方裁判所にはさいたま市浦和区に置かれている本庁のほか、越谷市川越市熊谷市秩父市の4市に地方裁判所と家庭裁判所の支部を設置しているほか、川口市、さいたま市大宮区久喜市飯能市所沢市本庄市の6箇所を加えた11箇所に簡易裁判所を設置している。またさいたま第一、さいたま第二、川越、熊谷の4つの検察審査会も設置されている。

名称はかつて浦和地方裁判所(浦和地裁)(うらわちほうさいばんしょ〈うらわちさい〉)であったが、浦和市市町村合併による「さいたま市」発足に伴い、2001年平成13年)に改称され、その結果、地裁の名称としては唯一の平仮名表記となった。

所在地

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歴史

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  • 1872年(明治5年) - 県庁内に埼玉裁判所が設置。
  • 1890年(明治23年)11月1日 - 浦和地方裁判所に改称
  • 1891年(明治24年)11月28日 - 裁判所が火災により焼失。玉蔵院に仮庁舎を置く。
  • 1893年(明治26年) - 浦和御殿の跡地である林地に浦和地方裁判所庁舎が建設された。現在は常盤公園となっており赤レンガ堀や塀などは当時のまま今も残る。
  • 1969年(昭和44年)11月14日 - 狭山事件の裁判に抗議し、部落差別解消訴える男ら5人が裁判所に突入して2階が占拠される。男らは、突入した機動隊により排除され、建造物侵入などの疑いで逮捕[1]
  • 1973年(昭和48年) - 裁判所(家裁、簡裁も)・検察庁が現在の場所である県庁南の新庁舎(浦和刑務所跡地)に移転。現B棟。
  • 1987年(昭和62年)7月17日 - 庁舎増築(現C棟)。
  • 2001年(平成13年)2月28日 - 庁舎増築(現D棟)。
  • 2001年(平成13年)5月1日 - 浦和地方裁判所はさいたま地方裁判所、浦和地方検察庁はさいたま地方検察庁に改称。
  • 2008年(平成20年)3月25日 - 裁判員裁判専用庁舎増築(現A棟)。

管轄

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本庁
越谷支部(越谷簡易裁判所併設)
川越支部
熊谷支部
秩父支部(秩父簡易裁判所併設)

※ただし、裁判員裁判対象事件および行政事件、越谷支部管内の合議事件、少年事件は本庁で、秩父支部管内の執行事件(不動産競売)、合議事件、少年事件は熊谷支部でそれぞれ取り扱う。

歴代所長

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浦和地方裁判所長
さいたま地方裁判所長

(任期の後ろは後職)

主な所属裁判官

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関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ 浦和地裁を一時占拠 「部落解放」叫ぶ若い5人『朝日新聞』昭和44年(1969年)11月14日夕刊、3版、1面
  2. ^ 裁判官検索”. 2023年7月24日閲覧。
  3. ^ 裁判官検索”. 2023年7月24日閲覧。
  4. ^ 裁判官検索”. 2023年7月24日閲覧。

外部リンク

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