浅草玩具
株式会社浅草玩具(あさくさがんぐ)は、かつて存在した日本の大手玩具問屋。本社は東京都台東区蔵前。1996年に株式会社インクスに社名変更。2001年に倒産。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 東京都台東区蔵前3-4-9[1][2] |
設立 | 1950年4月[1][2] |
業種 | 卸売業 |
事業内容 | 玩具問屋 |
資本金 |
2億5,720万円 (2001年9月)[1][2] |
主要子会社 |
株式会社エーワン 株式会社双葉 |
特記事項:2001年に倒産 |
概要
編集戦後、東京都台東区にあった玩具問屋と節句人形問屋とが合併し、浅草玩具人形株式会社として創業した。東京と大阪で事業を開始し、その後全国に支店を展開、国内の主要玩具メーカーの商品や自社ブランド商品を、百貨店、量販店、専門店に販売した。1973年に発売したゲイラカイト(輸入元はエー・ジー社)は爆発的なヒットとなった。
玩具の開発製造部門を株式会社エーワン、節句人形の製造部門を株式会社双葉として独立させたほか、子会社を数社擁していた。エーワンは、キャラクター玩具、乗用玩具、知育玩具、女児玩具、動力玩具、楽器玩具、電子ゲーム等を展開していた。
1996年に名古屋市の玩具問屋株式会社トスミックと合併し、株式会社インクスに社名変更した[1]。
1997年には、たまごっち等の販売で業績を伸ばしたが、その後低迷、取引先の破綻などで資金繰りが悪化し、2001年に倒産した[2]。負債総額は約80億円[2]。最盛期の年商は約232億円[1]、メーカーを含めた玩具業界全体でのランキングでは10位前後だった。
沿革
編集ヒット商品
編集関連施設
編集- 本社(東京都台東区蔵前)双葉の店舗を兼ねていた
- 商品センター(東京都台東区柳橋)
- 名古屋店(名古屋市中区)
- 福岡店(福岡市東区)
- 仙台店(仙台市卸町)
- 札幌店(札幌市東区)
- 熊本店(熊本市卸領町)
- 岡山店(岡山市奥田)
- 青森店(青森市大字横内)
- 広島店(広島市安佐南区)
- 神戸店(神戸市垂水区)
- 横浜店(横浜市戸塚区)
- 新潟店(新潟市大島)
- 盛岡店(岩手県紫波郡矢巾町)
- 青森店(青森市大字横内)
- 熊谷店(熊谷市柿沼)
- 双葉 静岡工場(静岡市東千代田)
- ALA MONOYA(東京都台東区柳橋)アサガンホビーの店舗、節句時期は雛扇の店舗を兼ねた
注釈・出典
編集- 浅草玩具グループ会社案内(1977)