大阪府道29号標識

汐見橋(しおみばし)は、大阪府大阪市の都心部を西流する道頓堀川に架かる新なにわ筋大阪府道29号大阪臨海線)の

概要

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道頓堀川のうち西横堀川(現在は埋立。阪神高速1号環状線北行き)以西の沿岸開発が本格的に始められたのは1698年元禄11年)の堀江新地の開発以降で、これを機に上流から住吉橋、幸橋、汐見橋、日吉橋の4橋が架けられた。「汐見橋」の名の由来は、潮の干満がこの場で観察できたためといわれている[1]。また、別名を「唐金橋」(とうがねばし)といい、唐金家(唐金屋)の主人によって架けられたためという説がある[1]

1925年大正14年)、大阪市第一次都市計画事業によって幅員9.3メートルの三径間鋼鈑桁橋に架け替えられた。

1964年昭和39年)に幅員32メートルの橋になり、三径間連続合成桁コンクリート鋼板を一体化して強度を高めたもの)という新形式の構造が用いられた。これが現行の汐見橋である。

出典

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  1. ^ a b 汐見橋 国土交通省近畿地方整備局 大阪国道事務所、2020年7月11日閲覧。

外部リンク

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関連項目

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