汐見橋
大阪市の橋
概要
編集道頓堀川のうち西横堀川(現在は埋立。阪神高速1号環状線北行き)以西の沿岸開発が本格的に始められたのは1698年(元禄11年)の堀江新地の開発以降で、これを機に上流から住吉橋、幸橋、汐見橋、日吉橋の4橋が架けられた。「汐見橋」の名の由来は、潮の干満がこの場で観察できたためといわれている[1]。また、別名を「唐金橋」(とうがねばし)といい、唐金家(唐金屋)の主人によって架けられたためという説がある[1]。
1925年(大正14年)、大阪市第一次都市計画事業によって幅員9.3メートルの三径間鋼鈑桁橋に架け替えられた。
1964年(昭和39年)に幅員32メートルの橋になり、三径間連続合成桁(コンクリートと鋼板を一体化して強度を高めたもの)という新形式の構造が用いられた。これが現行の汐見橋である。
出典
編集外部リンク
編集- 大阪市 - 大阪市市政 汐見橋(しおみばし)