水戸部 正男(みとべ まさお、1912年明治45年〉1月6日 - 1996年平成8年〉10月27日)は、日本史学者。専門は日本の法制史。第6代横浜国立大学学長。

略歴

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長野県上高井郡小布施村(現・小布施町)生まれ。旧制須坂中学(長野県須坂高等学校)、東京高等師範学校を経て、1935年昭和10年)東京文理科大学国史学科卒業。同年奈良師範学校1942年(昭和17年)神奈川師範学校教授を経て応召、1947年(昭和22年)復員。1949年(昭和24年)横浜国立大学助教授。1962年(昭和37年)教授、1967年(昭和42年)教育学部長、1973年(昭和48年)学長を歴任。

法学博士(1960年、慶應義塾大学)。法制史学会会員。1982年(昭和57年)勲二等瑞宝章受勲。

著書

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  • 『公家新制の研究』創文社、1961
  • 『日本史概説史料』明玄書房、1964
  • 『日本史上の天皇』福村出版、1967
  • 『後醍醐天皇』秋田書店、1974
  • 『ラバウル戦友記―南海派遣第十四野戦郵便隊の記録』 にしき会、1976
  • 『図説 歴代天皇紀』(肥後和男福地重孝、赤木志津子と共著)秋田書店、1989

参考文献

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