水戸将史
水戸 将史(みと まさし、1962年7月28日 - )は、日本の政治家、税理士、行政書士[2]。衆議院議員(1期)、参議院議員(1期)、日本維新の会選挙対策委員長、民進党副幹事長、神奈川県議会議員(3期)などを歴任した。
水戸 将史 みと まさし | |
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2021年10月24日、横浜駅西口にて | |
生年月日 | 1962年7月28日(62歳) |
出生地 | 日本 北海道羽幌町 |
出身校 | 慶應義塾大学商学部 |
前職 |
オムロン従業員 衆議院議員秘書 |
所属政党 |
(新進党→) (民主党→) (旧日本維新の会→) (維新の党→) (民進党(江田G・松野G)→) (無所属→) 日本維新の会 |
称号 |
商学士 税理士 行政書士 |
公式サイト | 水戸まさし 公式サイト |
選挙区 | 比例南関東ブロック(神奈川5区) |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2014年12月19日[1] - 2017年9月28日 |
選挙区 | 神奈川県選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2007年7月29日 - 2013年7月28日 |
選挙区 | 泉区選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1995年 - 2007年 |
来歴
編集北海道羽幌町生まれ。のちに神奈川県に転居し、神奈川県立湘南高等学校、慶應義塾大学商学部卒業。大学在学中、民社党所属の目黒区議会議員の選挙を手伝うアルバイトを経験。
1985年、大学を卒業し、オムロン勤務を経て、1986年から民社党の春日一幸、1989年から田中慶秋の秘書を務める[3]。
1995年、神奈川県議会議員選挙に泉区選挙区から新進党公認で出馬し、初当選した。1998年、民主党結党に参加し、神奈川県議会議員は3期12年務める。
2007年、第21回参議院議員通常選挙に民主党公認で神奈川県選挙区(定数3)から出馬し、得票数3位で当選した。2010年、民主党神奈川県総支部連合会幹事長に就任[要出典]。
2012年8月10日、参議院本会議で行われた消費増税法案を含む社会保障・税一体改革関連法案の採決では、党の方針に造反し、反対票を投じた[4][5]。同年9月7日の参議院本会議では、参院選挙区の定数を「4増4減」する公職選挙法改正案の採決で再び造反し、党方針に従わず反対票を投じた[6]。9月11日、民主党に離党届を提出し[7][8][9](民主党は10月5日の常任幹事会で離党届を受理せず除籍処分とすることを決定した[10][11])、日本維新の会に入党した[12]。
2013年の第23回参議院議員通常選挙では、日本維新の会公認で神奈川県選挙区(定数4)から出馬したが、得票数6位で落選した。同年11月19日、日本維新の会の神奈川県第5選挙区支部長に就任。
2014年の日本維新の会の分党に際しては、橋下徹大阪市長による新党結成を目指すグループに参加。分党後の日本維新の会を経て、結いの党の合流による維新の党の結党に参加した。同年の第47回衆議院議員総選挙では、維新の党公認で神奈川5区から出馬。神奈川5区では自由民主党前職の坂井学に5万票超の大差で敗れたが、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活し、当選した。2016年3月には民進党の結成に参加。
2017年の第48回衆議院議員総選挙に対しては、希望の党の新人候補と競合することや、立憲民主党とは思想信条が異なる事などから10月5日に不出馬を表明し希望の党の候補者への支持を表明した[13][14]。2018年5月の国民民主党結成には参加せず、無所属となった[15]。
2019年8月、翌年2月に予定される藤沢市長選挙への立候補の意向を示した[16]。2020年2月16日の投開票の結果、現職の鈴木恒夫に敗れ、落選[17]。
2020年11月25日、次期衆院選において日本維新の会公認で神奈川12区から出馬することが決まった[18][19]。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙では、小選挙区で3位となり、惜敗率が名簿内5位であったため維新が比例で獲得した3議席に含まれず落選した。
政策・主張
編集人物
編集不祥事
編集脚注
編集- ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ 水戸まさし プロフィール - 水戸まさし - 戸塚区・泉区・瀬谷区(神奈川県第5選挙区)
- ^ 【水戸将史議員】道州制にこそ日本の活路がある - 日本政治.com
- ^ “民主造反、有田氏ら6人 消費増税法採決”. 日本経済新聞. (2012年8月10日) 2015年4月6日閲覧。
- ^ “造反6人、2人以上の離党で参院議長ポスト失う事態に…”. スポニチアネックス. (2012年8月11日) 2015年4月6日閲覧。
- ^ “民主・水戸氏が造反=4増4減法案”. WSJ日本版. (2012年9月7日) 2015年4月6日閲覧。
- ^ “松野氏ら民主3議員が離党届 維新新党参加で”. 産経新聞. (2012年9月11日). オリジナルの2012年9月11日時点におけるアーカイブ。
- ^ “松野氏ら3氏、民主に離党届 大阪維新の会に合流で”. 朝日新聞. (2012年9月11日). オリジナルの2012年9月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “維新の会:合流の国会議員7人 所属政党に離党届”. 毎日新聞. (2012年9月11日). オリジナルの2012年9月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ “民主、維新参加の4人除名「明白な反党行為だ」”. 産経新聞. (2012年10月5日). オリジナルの2012年10月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ “民主が川口氏を除名 維新に参加の松野氏らも”. 朝日新聞. (2012年10月5日). オリジナルの2012年11月13日時点におけるアーカイブ。
- ^ “民主・水戸将史氏が離党届提出後に会見「消費増税で失望」/神奈川”. 神奈川新聞. (2012年9月12日) 2015年4月6日閲覧。
- ^ “「野党乱立は与党利する」 水戸氏が5区不出馬”. 神奈川新聞. (2017年10月6日) 2018年9月20日閲覧。
- ^ “共産、5候補予定者取り下げ 神奈川5区・水戸氏は出馬見送り”. 産経新聞. (2017年10月6日) 2018年9月20日閲覧。
- ^ 民進党を離党して無所属に 水戸まさし公式ホームページ
- ^ “藤沢市長選 元衆院議員・水戸氏出馬へ /神奈川”. 毎日新聞. (2019年8月3日) 2019年8月17日閲覧。
- ^ “藤沢市長選 鈴木氏3選 郷土愛前面に、支持基盤盤石 /神奈川”. 毎日新聞. (2020年2月17日) 2020年2月17日閲覧。
- ^ “維新が水戸氏擁立へ 次期衆院選、神奈川12区”. 神奈川新聞. (2020年10月16日) 2020年10月17日閲覧。
- ^ “維新、次期衆院選7人公認”. 毎日新聞. (2020年11月26日) 2020年11月26日閲覧。
- ^ 水戸まさしKICK OFF通信2017年11月号
- ^ 水戸まさしKICK OFF通信2017年12月号
- ^ 水戸まさしKICK OFF通信2018年1月号
- ^ 毎日新聞 2014年衆院選 アンケート
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 「民主・水戸氏、FXで136万円の利益 取得報告書」 朝日新聞 2009年7月1日
- ^ “<水戸参院議員>選挙カー事故で書類送検 バイクの女性けが”. 毎日新聞. (2007年8月17日) 2007年8月17日閲覧。
外部リンク
編集- 水戸まさし 公式サイト
- 水戸将史 (@mito_m_kickoff) - X(旧Twitter)
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