比村奇石
比村 奇石(ひむら きせき[1])は、日本の漫画家、イラストレーター。男性[2]。北海道出身、神奈川県在住[1]。
ひむら きせき 比村 奇石 | |
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生誕 | 日本・北海道 |
職業 |
漫画家 イラストレーター |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル |
青年漫画 イラスト |
代表作 | 『月曜日のたわわ』 |
来歴
編集2003年(平成15年)より同人サークル「比村乳業」の活動を開始。その後、脱サラし[3]、2013年(平成25年)より本格的に商業活動を開始。
2015年(平成27年)2月23日から毎週月曜日にTwitterに投稿し後に『月曜日のたわわ』としてシリーズ化された作品群が話題となり[3]、2016年(平成28年)にはアニメ化され、ネット配信された[4][5][6]。
人物像・エピソード
編集最も影響を受けた作品は天王寺きつねの『オルフィーナ』[3]。また参考にしている作家として、自身がコミカライズを手がける『ソードアート・オンライン』のテレビアニメでキャラクターデザインを担当する足立慎吾を、好きな作品に『ヴィンランド・サガ』『ドリフターズ』『ヒストリエ』を挙げている[3]。
『月曜日のたわわ』をはじめ青色を基調としたイラストが多く、トレードマークとなっている[3]。この青色は元々ジンクスとして下書き用に使われていた色である[3]。
サークル「比村乳業」はコミックマーケットにおいて長蛇の列ができる壁サークルとなっており、その頒布の手際の良さと列回転の速さが「アトラクション」「比村サーキット」などと呼ばれ親しまれている[4]。
作品
編集連載
編集- ソードアート・オンライン プログレッシブ(原作:川原礫、キャラクターデザイン:abec、『電撃G's magazine』『電撃G'sコミック』2013年 - 2018年)
- 月曜日のたわわ(『週刊ヤングマガジン』2020年 - 連載中) - 2015年からTwitterにて毎週月曜に投稿しているイラスト群の商業漫画化作品。
読み切り
編集- 『Fate/hollow ataraxia』のアンソロジー寄稿作品(『Fate/hollow ataraxia アンソロジーコミック』2006年)
- 『けいおん!』のアンソロジー寄稿作品(原作:かきふらい、『けいおん! アンソロジーコミック みんなでうん☆たん』2009年)
- 『翠星のガルガンティア』のアンソロジー寄稿作品(原作:オケアノス、『翠星のガルガンティア コミックファンブック』2013年) - コミックマーケット84 プロダクションI.Gブースにて頒布。
- 『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』のアンソロジー寄稿作品(原作:弓弦イズル、『IS 〈インフィニット・ストラトス〉 アンソロジーコミック』2013年) - コミックマーケット84 IS 〈インフィニット・ストラトス〉ブースにて頒布。
- 『カナン様はあくまでチョロい』1巻発売記念描き下ろし寄稿作品(『週刊少年マガジン』2022年46号[7])
イラスト
編集- 輪廻のラグランジェ(テレビアニメ、2012年) 第6話エンドカード
- ソードアート・オンライン エンドワールド(ソーシャルゲーム、2013年 - 2017年)
- 翠星のガルガンティア(テレビアニメ、2013年) 第7話エンドカード
- 猫物語(白)(テレビアニメ、2013年) 第2話エンドカード
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(テレビアニメ、2013年) 第8話エンドカード
- IS 〈インフィニット・ストラトス〉2(テレビアニメ、2013年) 第3話応援イラスト
- グリザイアの楽園(テレビアニメ、2015年) 第4話エンドカード
- ご注文はうさぎですか?(テレビアニメ、2015年)2015年BS11再放送 第10羽エンドカード
- ULTRA SUPER ANIME TIME(TVアニメ枠、2015年)2nd SEASON 第9回エンドカード
- ブブキ・ブランキ(テレビアニメ、2016年) 第9話エンドカード
- 機甲狩竜のファンタジア(原作:内田弘樹、富士見ファンタジア文庫、2016年 - 2017年)挿絵
- 宇崎ちゃんは遊びたい! 5巻特装版付属イラスト小冊子(2020年[8])イラスト寄稿
- がんばれ同期ちゃん(Webアニメ、2021年) 第10話エンドカード
- 月曜日のたわわ2(Webアニメ、2021年) 第12話エンドカード
書籍
編集- 『ソードアート・オンライン プログレッシブ』原作:川原礫、キャラクターデザイン:abec、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉2014年 - 2018年、全7巻
- 『月曜日のたわわ』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉2021年 - 刊行中、既刊11巻(2024年9月2日現在)、B6判
- (青版)2021年 - 刊行中、既刊11巻、B5判
その他
編集- Just Because!(テレビアニメ、2017年) キャラクター原案[9]
出典
編集- ^ a b “日々、平穏”. 2021年4月14日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ “「比村奇石」のプロフィール”. 2021年4月14日閲覧。
- ^ a b c d e f 比村奇石(インタビュアー:イッコウ)「「月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします」 Twitterの人気コンテンツ“月曜日のたわわ”はどうやって生まれたか、漫画家・比村奇石さんに話を聞いた(2016年(平成28年)8月1日 08時00分)」『ねとらぼ』、2016年8月1日 。2021年4月14日閲覧。
- ^ a b “まさかのアニメ化!比村奇石『月曜日のたわわ』YouTubeで配信スタート、全12話を予定(2016年(平成28年)10月10日 10時48分)”. ウレぴあ総研 (2016年10月10日). 2021年4月14日閲覧。
- ^ “「月曜日のたわわ」公開当日に削除 YouTubeと原作者のコメントは...(2016年(平成28年)10月10日 22時41分 JST”. huffingtonpost (2017年10月10日). 2021年4月14日閲覧。
- ^ “YouTubeで削除されたアニメ『月曜日のたわわ』、公開先をニコニコに変更(2016年(平成28年)10月17日 11時31分)”. ニコニコニュース. DWANGO. 2021年4月14日閲覧。
- ^ “「カナン様はあくまでチョロい」1巻発売記念、比村奇石・美水かがみらがマンガ寄稿”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月12日). 2024年9月2日閲覧。
- ^ “「宇崎ちゃん」桜井のりおやCHANxCO寄稿の小冊子&クリアスタンド付き特装版”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年7月9日). 2024年9月2日閲覧。
- ^ “鴨志田一×比村奇石のオリジナルアニメ「Just Because!」製作決定”. 映画.com (2017年6月15日). 2021年4月14日閲覧。
外部リンク
編集- 日々、平穏 公式サイト [リンク切れ]
- 日々、平穏 ver.2 - Tumblr (2014年9月30日 - 2015年3月9日)
- 比村奇石 (@Strangestone) - X(旧Twitter) (2009年11月29日 14時21分21秒 - )
- 比村奇石 - pixiv (2009年8月9日 16時53分 - 2016年8月13日 00時16分)