歩兵第58連隊(ほへいだい58れんたい、歩兵第五十八聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。

歩兵第58連隊
創設 1905年
廃止 1925年5月
再編成 1937年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 東京 - 高田
通称号/略称 烈10352
上級単位 第15師団 - 第13師団 / 第13師団 - 第31師団
最終位置 英領ビルマ モールメン北方
戦歴 日露 - シベリア出兵 - 日中 - 第二次世界大戦
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沿革

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  • 1905年(明治38年)7月17日、第十五師団動員下令、編成される
    • 7月24日、動員完結、東京にて連隊の編成完了
    • 8月8日、軍旗拝受(初代聯隊長 渡辺祺十郎)
  • 1938年(昭和13年)、徐州会戦に参加
  • 1942年(昭和17年)12月、第13師団から所属変更、以後マレー半島の警備に就く
  • 1943年(昭和18年)3月、第31師団に所属変更、ビルマへ移動する
  • 1944年(昭和19年)
    • 3月15日、チンドウィン川の渡河を開始、インパール作戦に参加
    • 3月21日、ウクルルに突入、第3大隊はサンジャックまで追撃する。ここで1週間にわたり進撃が停滞する
    • 3月31日、連隊は師団主力を待たずにマオソンサンを攻撃する
    • 4月6日、コヒマの占領に成功する
    • 4月19日、連合国軍の反撃が開始され、これ以降苦戦し戦力を消耗する
    • 6月3日、第31師団は撤退を開始する
  • 1945年(昭和20年)
    • 8月15日、大命により停戦命令下令
    • 8月22日、タトン県パアンにて軍旗奉焼
  • 1946年 (昭和21年)
    • 7月14日、大竹に上陸
    • 7月15日、復員完結
  • 1947年 (昭和22年) 5月13日、残留部隊復員完結

歴代連隊長

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歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
第一次
渡辺祺十郎 1905.7.17 - 1906.7.6
2 堀内文次郎 1906.7.11 - 1911.9.6 中佐、1907.11.大佐
3 平野金六 1911.9.6 - 1913.9.30
4 和田以時 1913.9.30 - 1916.11.15
5 高津幾太郎 1916.11.15 - 1918.7.24[2]
6 竹内榮喜 1918.7.24 - 1920.8.10[3]
7 羽入三郎 1920.8.10 -
8 小川恒三郎 1923.8.6 - 1925.5.1
第二次
9 倉林公任 1937.9.10 -
10 北村勝三 1939.8.1 -
11 福永轉 1941.8.1 -
稲毛譲 1944.10.5 -

脚注

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  1. ^ 『官報』第7632号、明治41年12月3日。
  2. ^ 『官報』第1794号、大正7年7月25日。
  3. ^ 『官報』第2408号、大正9年8月11日。

参考文献

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  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
  • 『高田歩兵第五十八聯隊史』高田歩兵第五十八聯隊史編纂委員会、1982年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 官報

関連項目

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外部リンク

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