楊梅駅(ヤンメイえき、ようばいえき)は、台湾桃園市楊梅区にある台湾鉄路管理局縦貫線(等級:三等駅)である。北部区間車の南端折り返し地点でもある。主に一部の莒光号と区間快車も停車する。

楊梅駅
駅舎
楊梅
ヤンメイ
Yangmei
埔心 (4.0 km)
(6.8 km) 富岡
地図
所在地 中華民国の旗 台湾 桃園市楊梅区楊梅里大成路256号
北緯24度54分51.3秒 東経121度8分45.18秒 / 北緯24.914250度 東経121.1458833度 / 24.914250; 121.1458833
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 三等駅
旧名 頭重渓、楊梅壢
駅コード 1120[1]
(旧)110[2]
所属路線 縦貫線
キロ程 77.1 km(基隆起点)
電報略号 ㄧㄤ
駅構造 地上駅
ホーム 島式 2面4線
乗車人員
-統計年度-
#利用人員参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用人員参照
-人/日
開業年月日 1893年11月30日
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楊梅駅
各種表記
繁体字 楊梅車站
簡体字 杨梅车站
拼音 Yángméi Chēzhàn
通用拼音 Yángméi Chējhàn
注音符号 ㄧㄤˊ ㄇㄟˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: ヤンメイ チャーヂャン
台湾語白話字 Iûⁿ-mûi Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字: Yòng-mòi Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み ようばいえき
英文 Yangmei Station
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旧駅舎
新駅舎供用後にできた後站。

歴史

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  • 1893年11月30日 - 清朝が現在地より頭重渓火車碼頭として駅を設置。現在の楊梅IC東側にあった[3]
  • 1899年(明治32年)7月20日 - 台湾総督府が旧ルート上、現在地より南方に楊梅壢駅として移転再開業[4]
  • 1920年10月1日 - 楊梅駅と改称[5]
  • 1929年11月1日 - 新ルート開業に伴い現在地に移転[6]。木造建築だった移転前の駅舎は解体後、資材が集集駅駅舎に転用された[7][8]
  • 2010年
    • 3月26日 - IC乗車券台湾通が正式利用可に。
    • 9月28日 - 新駅舎供用、後站(北口)増設[9]
  • 2011年1月1日 - 悠遊卡などの複数のIC乗車カードが利用可に。

駅構造

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画像

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利用状況

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年別利用客数推移は以下のとおり。

-2000年
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1946 325,539 225,613 551,152 [10] 892 1,510
1951 596,791 571,178 1,167,969 [11] 1,635 3,200
1952 569,310 526,182 1,095,492 1,555 2,993
1975 1,024,812 964,334 1,989,146 [12] 2,808 5,450
1976 875,970 875,178 1,751,148 [13] 2,393 4,785
1977 687,141 700,174 1,387,315 1,883 3,801
1978 資料なし
1979 資料なし
1980 920,136 918,210 1,838,346 [13] 2,514 5,023
1981 741,726 827,160 1,568,886 2,032 4,298
1982 714,549 709,053 1,423,602 1,958 3,900
1983 712,128 685,395 1,397,523 1,951 3,829
1984 724,895 707,328 1,432,223 1,981 3,913
1985 735,480 751,029 1,486,509 2,015 4,073
1986 744,119 751,029 1,495,148 2,039 4,096
1987 729,378 725,715 1,455,093 1,998 3,987
1988 780,623 763,987 1,544,610 [14] 2,133 4,220
1989 1,085,265 1,056,041 2,141,306 [15] 2,973 5,867
1990 731,750 700,517 1,432,267 [13] 2,005 3,924
1991 899,048 894,625 1,793,673 [16] 2,463 4,914
1992 940,634 950,086 1,890,720 [13] 2,570 5,166
1993 912,849 936,627 1,849,476 2,501 5,067
1994 898,856 877,287 1,776,143 2,463 4,866
1995 890,062 877,771 1,767,833 2,439 4,843
1996 871,776 856,271 1,728,047 2,382 4,721
1997 976,319 1,009,102 1,985,421 2,675 5,440
1998 978,675 1,023,498 2,002,173 2,681 5,485
1999 1,208,914 1,130,074 2,338,988 3,312 6,408
2000 1,302,933 1,265,642 2,568,575 3,560 7,018
2001年-
年間 1日平均
乗車 下車 出典 乗車 乗下車
2001 1,296,777 1,283,002 2,579,779 [13] 3,553 7,068
2002 1,218,678 1,194,692 2,413,370 3,339 6,612
2003 1,132,804 1,105,692 2,238,496 [17] 3,104 6,133
2004 1,221,881 1,190,880 2,412,761 3,338 6,592
2005 1,268,633 1,250,874 2,519,507 3,476 6,903
2006 1,316,761 1,316,664 2,633,425 3,608 7,215
2007 1,375,582 1,329,680 2,705,262 3,769 7,412
2008 1,469,824 1,474,713 2,944,537 4,016 8,045
2009 1,516,459 1,524,322 3,040,781 4,155 8,331
2010 1,586,719 1,563,642 3,150,361 4,347 8,631
2011 1,815,466 1,724,120 3,539,586 4,974 9,697
2012 1,909,057 1,787,381 3,696,438 5,216 10,100
2013 2,004,450 1,860,844 3,865,294 [18] 5,492 10,590
2014 2,011,316 1,868,801 3,880,117 [19] 5,510 10,630
2015 1,943,525 1,822,268 3,765,793 [20] 5,325 10,317
2016 1,924,617 1,808,279 3,732,896 [21] 5,259 10,199
2017 1,930,661 1,815,455 3,746,116 [22] 5,289 10,263
2018 1,904,487 1,816,734 3,721,221 [23] 5,218 10,195
2019 1,948,501 1,864,011 3,812,512 [24] 5,338 10,445
2020 1,744,221 1,668,928 3,413,149 [25] 4,766 9,326
2021 1,287,781 1,235,038 2,522,819 [26] 3,528 6,912

駅周辺

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隣の駅

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台湾鉄路管理局
縦貫線北段
埔心駅 - 楊梅駅 - 富岡駅

出典

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  1. ^ "車站基本資料集". 台湾鉄路管理局. 2021年6月27日. 2022年4月13日閲覧
  2. ^ 台湾鉄路管理局. "車站基本資料集". 2018年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月25日閲覧
  3. ^ 臺北記驛-臺北車站125年來的歲月情(1891-2016). 台湾鉄路管理局. 2017年4月1日. p. 76. ISBN 9789860519334. 2019年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  4. ^ 台湾総督府 (1899年7月11日). "台湾総督府告示第75号". 官報. 1899年07月24日 (第4818号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 382. 明治三十二年七月二十日ヨリ臺北縣楊梅壢ニ停車場ヲ設置シ旅客及貨物ノ取扱ヲ開始ス 国立国会図書館
  5. ^ 台湾総督府 (1920年9月17日). "台湾総督府告示第152号". 官報. 1921年01月19日 (第2537号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 322. 大正九年十月一日ヨリ停車場ノ名稱中左ノ通改稱ス 国立国会図書館
  6. ^ 台湾総督府 (1929年9月30日). "台湾総督府告示第117号". 官報. 1929年12月10日 (第885号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 256. 昭和四年十一月一日ヨリ平鎮紅毛間ニ左ノ停車場ヲ新設及移轉シ運輸營業ヲ開始ス 国立国会図書館
  7. ^ 曾前訓、戚国福、陳映廷, ed. (2008年6月). "台湾懐旧の旅 南投篇" (PDF). 台湾観光月刊. 財団法人台湾観光協会 (vol.480): 9.
  8. ^ 林宜潔 (2018年3月). "繼往開來 楊梅客庄鐵道史". 桃園客家. 桃園市政府 (第11期): 37. ISSN 2412-1789
  9. ^ 沈繼昌 (2010年9月29日). “跨站式建築 台鐵楊梅新站啟用”. 自由時報. https://news.ltn.com.tw/news/local/paper/431343 
  10. ^ 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會 (Report). 国家図書館. 1947年5月. p. 28.
  11. ^ 桃園縣政府主計室 (1953年6月). "桃園縣境內鐵路運輸情形". 桃園縣統計要覽 (Report) (中華民國41年度 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. p. 163.
  12. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1976年6月). 中華民國64年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 44–59.
  13. ^ a b c d e 賴澤涵, ed. (2010年). 新修桃園縣志-交通志. 桃園縣政府. pp. 64–65. ISBN 9789860243697
  14. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1989年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國77年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 42–53.
  15. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1990年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國78年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 46–57.
  16. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1992年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國80年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 48–59.
  17. ^ 台湾鉄路管理局 (2013年10月). "102年桃園縣交通運輸分析". 桃園縣政府主計處. p. 16. 2020年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月5日閲覧 桃園市政府主計處
  18. ^ 102年報 各站客貨運起訖量 - ウェイバックマシン(2014年5月14日アーカイブ分) 台湾鉄路管理局
  19. ^ 103年報 各站客貨運起訖量 - ウェイバックマシン(2015年9月24日アーカイブ分) 台湾鉄路管理局
  20. ^ 104年報 各站客貨運起訖量 - ウェイバックマシン(2016年7月5日アーカイブ分) 台湾鉄路管理局
  21. ^ 105年報 各站客貨運起訖量 - ウェイバックマシン(2017年8月19日アーカイブ分) 台湾鉄路管理局
  22. ^ "106年報各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路管理局. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月5日閲覧
  23. ^ "107年報各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路管理局. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月25日閲覧
  24. ^ "108年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路管理局. 2020年5月13日閲覧
  25. ^ "營運 Business and Transportation 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國109年 ed.). 臺灣鐵路管理局. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月21日閲覧
  26. ^ "表11 各站客貨運起訖量". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國110年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. 2022年4月. 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。

関連項目

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外部リンク

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