森本浩志
森本 浩志(もりもと ひろし、1943年(昭和18年)3月28日 - )は、日本の原子力技術者。関西電力副社長原子力事業本部長として、部落解放同盟元幹部の森山栄治から金品を受け取った[1]。
森本浩志 | |
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生誕 |
1943年3月28日(81歳) 高知県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 京都大学工学部 |
職業 | 原子力技術者 |
肩書き | 関西電力原子力事業本部長 |
任期 | 2005年 - 2009年 |
前任者 | 松村洋 |
後任者 | 八木誠 |
取締役会 | 関西電力 |
生出・学歴・職歴等
編集昭和18年3月28日生まれ。高知県の出身。土佐中学校・高等学校の36回生である[2]。
1965年に京都大学工学部を卒業する[3]。1965年4月に関西電力株式会社に入社する。1999年6月に関西電力の取締役に就任する。2001年6月に関西電力の常務取締役に就任する。2003年6月に関西電力の取締役副社長に就任する。2008年4月にはエネルギー総合工学研究所の理事(非常勤)となっている。[4]。
2009年6月に日本原子力発電株式会社の取締役社長に就任する。2009年7月に原子力発電環境整備機構(NUMO)の監事(非常勤)に就任する[5]。2011年4月には原子力環境整備促進・資金管理センターの監事(非常勤)となっている[6]。
発言
編集2011年1月6日、福井県敦賀市に増設を計画中の敦賀原発3、4号機の運転開始時期について、国の耐震審査の長期化を受け、それぞれ2016、17年としていた当初の予定から遅れるとの見通しを示した。福井県庁などで記者会見した。運転開始から40年を超えた国内最古の商業炉、敦賀1号機については「(16年までの)延長期間を変えるつもりはない」と強調した[7]。
金銭受領・便宜供与問題
編集2005年から2006年頃にかけて、高浜原子力発電所がある福井県大飯郡高浜町の森山栄治助役から、「原発マネー」とおぼしき100万円相当以上の金品を受け取っていたことが明らかになった[8][9][10][11]。
出典
編集- ^ 『森本浩志』の主な活動 NAVER人物検索、2013年1月5日閲覧[リンク切れ]
- ^ 新校舎建築募金名簿 土佐中学校・高等学校、2013年1月5日閲覧
- ^ 日本原電 有価証券報告書‐第54期 有価証券報告書速報、2011年6月30日発表
- ^ 役員名簿等 エネルギー総合工学研究所、2008年4月1日
- ^ 役員人事 原子力発電環境整備機構、2009年7月1日発表
- ^ 役員等名簿 原子力環境整備促進・資金管理センター、2011年4月1日発表
- ^ 敦賀原発3、4号機開始に遅れ 日本原電社長が明言 共同通信、2011年1月6日発表
- ^ 「添付資料1:金品受取り問題にかかる第三者委員会の調査報告書」関西電力
- ^ 「関電20人、3.2億円受領 原発マネー「還流認識ない」」東京新聞2019年9月27日 夕刊
- ^ 「関電会長らに1億8千万円 「原発マネー」還流か 元高浜町助役から6人 (1/2ページ)」産経新聞2019.9.27 07:10
- ^ 原発再稼働切迫で関係悪化恐れるNHK10月02日 08時48分
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