棋書 (囲碁)
棋書(きしょ)は囲碁についての書籍。
古典
編集打碁集
編集- 『国技観光』本因坊丈和が自戦譜73局に解説を付けたもの。1826年刊。
- 『囲碁妙伝』井上幻庵因碩が自戦譜に解説を付けたもの。1852年刊。
- 『敲玉余韵』本因坊秀策の打碁集で、石谷広策が1900年にまとめた。日本以外にも中国、韓国などでも愛読されている。
- 『御城碁譜』瀬越憲作らによってまとめられた、御城碁の記録。1950-51年刊。
- 『日本囲碁大系』筑摩書房より1975-77年から刊行。本因坊算砂から本因坊秀哉までの棋士毎の棋譜を収録。全18巻。
- 『現代囲碁大系』講談社より1980-84年に刊行。明治から昭和のまでの棋士毎の棋譜を収録。全48巻。
- 『呉清源打込十番碁集(全5巻)』1979年刊。『呉清源自選百局』1982年刊。『呉清源全集(全16巻)』1987年刊。『呉清源打碁全集(全4巻)』1997年刊。
- 『曺薫鉉囲碁名局集』曺薫鉉の打碁集。1995年刊。
- 『聶衛平囲碁名局集』聶衛平の打碁集。1995年刊。
- 『日本棋院囲碁年鑑』毎年の日本のプロ、アマチュアの国内棋戦、国際棋戦の棋譜を収録。日本棋院刊。現在の形のものは1961年から刊行開始した。
- 『韓国棋院囲碁年鑑』韓国棋院刊。
その他、多くの著名棋士の打碁集が出版されている。
詰碁集
編集雑誌・新聞
編集その他
編集囲碁に関する書籍としては以下のようなものもあるが、一般には棋書とは呼ばれていない。