桜井神社 (尼崎市)
兵庫県尼崎市にある神社
桜井神社(さくらいじんじゃ)は、兵庫県尼崎市にある神社。旧社格は郷社。庄下川東岸に位置。正徳元年(1711年)の転封から幕末まで尼崎藩を治めた桜井松平家(松平氏、明治以降は桜井氏に改姓)の、初代信定から16代忠興までを祀る。
桜井神社 | |
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社殿正面 | |
所在地 | 兵庫県尼崎市南城内116-11 |
位置 | 北緯34度42分56.6秒 東経135度25分4.2秒 / 北緯34.715722度 東経135.417833度座標: 北緯34度42分56.6秒 東経135度25分4.2秒 / 北緯34.715722度 東経135.417833度 |
主祭神 | 桜井氏代々城主 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 1882年(明治15年) |
例祭 | 9月27日 |
地図 |
祭神
編集- 主祭神
- 櫻井信定公(五十橿戈衝立豊柱根命)
- 配祭神
他13柱
歴史
編集創建は1882年(明治15年)に、旧藩士の有志が歴代藩主の遺徳を偲び、旧尼崎城の西大手橋東詰に建立した[1]。その後1961年(昭和36年)に国道43号線敷設のため現在地に遷宮したが、本殿及び拝殿は建立当時のものである[1]。
境内
編集境内には最後の城主・忠興が設立に係わった博愛社(のちの日本赤十字社)の記念碑がある。また拝殿前左には尼崎城の棟瓦が飾られている。
境内社
編集- 瓢箪山稲荷社
- 博愛地蔵
文化財
編集重要文化財(国指定)
編集- 太刀銘 守家
- 刀身は備前国の刀工である初代守家の作であり、鎌倉時代中期のものとされている[2]。付属の飾太刀拵は江戸時代の作で、金具に桜井家の家紋の家紋の一つである九曜紋が彫られており、鞘にも梨子地に九曜紋が金蒔絵されている[2]。代々桜井家に伝来していたものが忠興の代で桜井神社に寄進され、現在は尼信文化基金の所蔵となっている[2]。
有形文化財(市指定)
編集- 浅葱糸威二枚胴具足(附 桜井神社所蔵資料)
主な祭礼
編集- 元旦祭(1月1日)
- 本社春祭・瓢箪山稲荷祭(4月第一日曜日)
- はくあい地蔵まつり(5月5日)
- 本社例祭(9月27日)
- 除夜祭(12月31日)
現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス
脚注
編集出典
編集- ^ a b 櫻井神社 - 尼崎市2019年6月11日 閲覧
- ^ a b c 太刀銘 守家 - 尼崎市2019年6月11日 閲覧
- ^ a b c 浅葱糸威二枚胴具足 - 尼崎市2019年6月11日 閲覧