栃木県農業大学校
栃木県宇都宮市にある専修学校
栃木県農業大学校 (とちぎけんのうぎょうだいがっこう)は、栃木県宇都宮市にある県立農業大学校。
栃木県農業大学校 | |
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国公私立 | 公立学校 |
学校種別 | 専修学校[1] |
設置者 | 栃木県 |
併合学校 |
農業短期大学校 農業教育センター |
創立年 | 1905年 |
設置年月日 | 1985年 |
課程 |
農業経営学部 農業生産学部 |
設置学科 |
農業経営学部 いちご学科 農業生産学部 畜産学科 農業総合学科 |
別科 | 研修科 |
学校コード | H109210000026 |
所在地 | 〒321-3233 |
栃木県宇都宮市上籠谷町1145-1 | |
外部リンク | 栃木県農業大学校 |
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農学部本科を卒業し国または栃木県職員に採用された場合には、人事院規則などにより2年制短期大学卒、農学部研究科を卒業し国または栃木県職員に採用された場合には4年制大学卒の者と同等に格付けられる。
概要
編集1905年(明治38年)、芳賀町下延生に創設された「下延生農業補習学校」を起源にもち、2020年に創立115年を迎えた。
沿革
編集- 1905年(明治38年) - 芳賀町下延生に「下延生農業補習学校」を創設
- 1915年(大正4年) - 農事試験場に「農業練習部」が設置される。
- 1938年(昭和13年) - 「下延生農業補習学校」が上野原農学校、上野原農学寮を経て宇都宮市清原に移転「清原農学寮」となる。
- 1949年(昭和24年) - 「農業練習部」が農会技術員養成所、農業技術員養成所を経て「農業講習所」となる。
- 1965年(昭和40年) - 「農業講習所」が「農業短期大学校」と改称
- 1966年(昭和41年) - 「清原農学寮」他4施設が統合し、「農業教育センター」が発足
- 1977年(昭和52年) - 「農業短期大学校」と「農業教育センター」が合併し、新「農業短期大学校」となる
- 1985年(昭和60年) - 「農業大学校」発足
- 1995年(平成7年) - 農業改良助長法の改正に伴い、単位制が導入される。
- 1999年(平成11年) - 農学部は4科を2科、6コース制に改め、研修部は生涯学習科、農業機械科の2科に改めた。
- 2005年(平成17年) - 栃木農業大学校創立100周年を迎える。
- 2010年(平成22年) - 専修学校となる。
- 2021年(令和3年)4月 - 農業経営学部に日本初となる「いちご学科」を開設予定
教育目標
編集- 農業及び農家生活の実際に対応できる実践的な技術能力を向上させる。
- 専門化した高度な農業経営が営める経営管理能力を向上させる。
- 農業・農村に求められる多様な役割を担える指導力を向上させる。
- 新しい技術を創造し、社会の進歩に対応できる創造応用能力を向上させる。
- 協力して郷土を守り育てる組織活動能力を向上させる。
- 地域社会の中核として必要な判断企画能力を向上させる。
設置学科
編集- 農業経営学部
- いちご学科
- 農業生産学部
- 農業総合学科
- 作物専攻、露地野菜専攻
- 施設野菜専攻、花き専攻、果樹専攻
- 畜産学科
- 農業総合学科
- 研修科
〜2022年3月
編集農学部 (本科)
- 総合農学科
- 作物コース
- 畜産コース
- 農産科学コース
- 園芸学科
- 花きコース
- 果樹コース
- 野菜コース
農学部 (研究科)
- 研究科
- 作物コース
- 園芸コース
- 畜産コース
- 食品科学コース
研修部
- 生涯学習科
- 農業機械科
取得できる資格
編集施設・設備
編集- 畜産教育施設「ドリーム牛舎」(平成30年3月に整備)
所在地
編集- 栃木県宇都宮市上籠谷町1145-1
車利用
バス利用(関東バス)
- JR宇都宮駅西口14番のりば 益子駅行 真岡営業所行(橋場経由のみ) 農大前下車
LRT利用
- 清陵高校前停留所より徒歩20分
脚注
編集- ^ 栃木県農業大学校条例 第1条2 大学校は、学校教育法(昭和22年法律第26号)第125条第1項に規定する専門課程を置く専修学校とする。
- ^ “日本初の「いちご学科」 「世界に届ける」人材育成 県農業大学校、来年度開設 /栃木” (jp). Mainichi Daily News. (2020年7月4日) 2020年9月18日閲覧。
- ^ “栃木県農業大学校の概要|栃木県農業大学校 - いちご学科”. 栃木県農業大学校 - TOCHIGI AGRICULTURAL COLLEGE. 2020年9月18日閲覧。