柳原慧
[1] -)は、日本の小説家、推理作家。グラフィックデザイナー[1]。日本推理作家協会会員[2]。
(やなぎはら けい、1957年誕生 |
1957年 東京都 |
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職業 |
小説家 推理作家 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | 『このミステリーがすごい!』大賞大賞(2003年) |
デビュー作 | 『パーフェクト・プラン』 |
ウィキポータル 文学 |
経歴・人物
編集東京都生まれ[3]。日本大学芸術学部卒業[4]。大学卒業後、デザイン会社勤務を経て、独立[3]。グラフィック・デザイン関係の会社である株式会社ブレインの代表取締役となる[1][3]。
プロのグラフィックデザイナーとして活躍する傍ら、作品の投稿を続け、1995年から1998年にかけて日本ホラー小説大賞の最終候補に3回選ばれている(第2回が「脳の中の樹海」、第4回が「祈り」、第5回が「夜に眠れぬ者たちへ」)[4]。2003年、『パーフェクト・プラン』で第2回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞する[5]。受賞した際、『パーフェクト・プラン』は「漫画のようにすらすら読めて、展開が早くて途中でやめられなくなるような小説が書けないか、という思いで取り組んだ」と語っている[6]。2004年、同作が刊行、小説家デビューを果たす[7]。四柱推命の占い師でもある[4]。
作品リスト
編集小説
編集- パーフェクト・プラン(2004年2月 宝島社 / 2005年1月 宝島社文庫 / 2010年2月 宝島社文庫〔新装版〕【上・下】)
- いかさま師(2005年7月 宝島社 / 2007年7月 宝島社文庫)
- コーリング 闇からの声(2007年3月 宝島社 / 2009年5月 宝島社文庫)
- Xの螺旋(2011年7月 徳間文庫)
- 腐海の花(2014年3月 廣済堂出版)
ノベライズ
編集- レイトン教授とさまよえる城(2008年12月 小学館)
- レイトン教授と怪人ゴッド(2009年12月 小学館)
- レイトン教授と幻影の森(2010年12月 小学館)
アンソロジー
編集「」内が柳原慧の作品
- 10分間ミステリー(2012年2月 宝島社文庫)「電話ボックス」
- もっとすごい! 10分間ミステリー(2013年5月 宝島社文庫)「数字男」
- 怪談実話 FKB饗宴5(2013年8月 竹書房文庫)「異邦人」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 旅の話(2015年12月 宝島社文庫)「脳を旅する男」
- 10分間ミステリー THE BEST(2016年9月 宝島社文庫)「電話ボックス」