松島幸太朗 (漫画家)
日本の漫画家
松島 幸太朗(まつしま ゆきたろう)は、日本の漫画家。静岡県出身。『週刊少年チャンピオン』連載の漫画『ショー☆バン』(原作:森高夕次)の作画でデビュー。2004年、事故で頭部に大怪我を負い、治療のため『ショー☆バン』がしばらく休載となったが復活。
松島 幸太朗 | |
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生誕 | 日本・静岡県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2000年 - |
ジャンル | 少年漫画 |
代表作 | 『ショー☆バン』 |
アシスタント背景美塾Maedax派(背景に特化したマンガ家育成スクール)で講師を務めていたが、松山洋の著作『エンターテインメントという薬』をコミカライズするという話が、背景美塾を運営する柚木元から松山に出され、その際の作画担当として松島も参加する。しかしながら、マンガ化は難航。コミカライズではなく、最初から、漫画を前提とした『チェイサーゲーム』の企画が2018年4月に松山から提示される。しかし、松島と背景美塾との契約が切れることもあって、同年秋に松山から松島にフリーのマンガ家としてサイバーコネクトツーと契約するか、それともサイバーコネクトツーの社員になるかの選択が提示された。松島が夫人と相談したところ、夫人の希望が「安定」であったため、サイバーコネクトツーの社員となってサラリーマンマンガ家・松島幸太朗が誕生する[1]。
ゲーム雑誌『ゲーメスト』で挿絵を描いていたこともある。
作品リスト
編集- 『ショー☆バン』、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス〉、全33巻(原作:森高夕次、『週刊少年チャンピオン』2000年45号 - 2007年15号)
- 『ストライプブルー』、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス〉、全11巻(原作:森高夕次、『週刊少年チャンピオン』2007年20号 - 2009年20号)
- 『少年探偵 狩野俊介』、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス〉、全1巻(原作:太田忠司、『週刊少年チャンピオン』2010年48号[2] - 52号、2011年34号[3] - 39号)
- 『永遠の一手 -2030年、コンピューター将棋に挑む-』、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス〉、全2巻(原作:伊藤智義、『週刊少年チャンピオン』2016年28号[4] - 2016年40号)
- 2017年1月6日発売[5]、ISBN 978-4-253-25241-6
- 2017年1月6日発売[6]、ISBN 978-4-253-25242-3
- 『チェイサーゲーム』、KADOKAWA、既刊11巻(原作:松山洋、構成:柚木元、『ファミ通.com』2018年12月17日[7] - 2021年11月1日[8])
脚注
編集出典
編集- ^ 「【週刊ファミ通6/6発売号掲載】『チェイサーゲーム』インタビュー完全版ーー作品に込めた最大のテーマはあのセリフ!」『週刊ファミ通』6月6日発売号、KADOKAWA、2019年、2023年4月7日閲覧。
- ^ “「刃牙」板垣恵介×シルベスター・スタローンのオス対談が実現”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年10月28日) 2021年2月22日閲覧。
- ^ “少年探偵・狩野俊介シリーズの新作が週チャンで連載開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年7月21日) 2021年2月22日閲覧。
- ^ “プロ棋士vsコンピューターの未来を描く「永遠の一手」、週チャンで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年6月9日) 2021年2月22日閲覧。
- ^ “永遠の一手-2030年、コンピューター将棋に挑む- 上巻”. 秋田書店. 2024年9月28日閲覧。
- ^ “永遠の一手-2030年、コンピューター将棋に挑む- 下巻”. 秋田書店. 2024年9月28日閲覧。
- ^ “ゲーム業界のリアルな"いま"がわかるマンガ『チェイサーゲーム』の連載がファミ通.comでスタート! 原作はサイバーコネクトツー代表・松山洋氏”. ファミ通.com (2018年12月17日). 2022年8月9日閲覧。
- ^ “【ねぇ? 最終回だよ? どんな終わりかたよっ! ゲーム業界お仕事マンガ】『チェイサーゲーム』第58話 断章 クリエイターは嘘をつく”. ファミ通.com (2021年11月1日). 2022年8月9日閲覧。
外部リンク
編集- ゲーメストの絵描きさんは今。
- 松島幸太朗 (@matsushima_cc2) - X(旧Twitter)