東船橋駅
千葉県船橋市東船橋にある東日本旅客鉄道の駅
東船橋駅(ひがしふなばしえき)は、千葉県船橋市東船橋二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である[1]。運行系統としては緩行線を走行する総武緩行線が停車する。駅番号はJB 32。
東船橋駅 | |
---|---|
北口(2016年8月) | |
ひがしふなばし Higashi-Funabashi | |
◄JB 31 船橋 (1.8 km) (1.7 km) 津田沼 JB 33► | |
所在地 | 千葉県船橋市東船橋二丁目10-1 |
駅番号 | JB32 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■総武線(各駅停車) (線路名称上は総武本線) |
キロ程 |
25.0 km(東京起点)[1] 千葉から14.2 km |
電報略号 | ヒフ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]19,585人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)10月1日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
概要
編集当駅は地元の請願駅として、1981年(昭和56年)10月1日に開業した。
海抜約16メートルの台地に碁盤の目状に区画整理された駅を中心に千葉県立船橋高等学校、船橋市立船橋高等学校、船橋警察署、船橋税務署などの利用者が往来する閑静な住宅街である[2]。
緩行線を走る中央・総武線各駅停車(地下鉄東西線直通電車を含む)が停車する。
歴史
編集- 1981年(昭和56年)10月1日:国鉄総武線の東船橋駅が開業(この日は総武線の複々線(快速線)が千葉駅まで延長され、幕張本郷駅も同時に開業した)[1][3]。旅客のみ取扱い。総武本線の中では、幕張本郷駅とともに、最も新しい駅の一つである。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
- 1993年(平成5年)4月10日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2013年(平成25年)2月20日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2014年(平成26年)11月20日:業務委託化[6]。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する[1]。駅の建設が1981年と比較的新しいため、駅前に規模の大きなロータリーがある[1]。
平日ラッシュ時に限り、各駅停車ホームから地下鉄東西線直通列車が運転される。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している船橋営業統括センター(船橋駅)管理の業務委託駅。Suica対応自動改札機、指定席券売機設置駅。
2018年2月3日からは、始発から午前6時45分までの間は遠隔対応(インターホン対応は船橋駅が行う)を行い一部の自動券売機が稼働している[7][8]。
新検見川駅や西千葉駅とは異なり、乗車駅証明書発行機は設置されていない[8]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 総武線(各駅停車) | 西行 | 西船橋・秋葉原・新宿方面 |
2 | 東行 | 幕張・稲毛・千葉方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2019年12月)
-
ホーム(2019年12月)
駅舎内の施設
編集利用状況
編集2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は19,585人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1981年(昭和56年) | [備考 1]5,490 | [* 1] |
1982年(昭和57年) | 7,657 | [* 2] |
1983年(昭和58年) | 9,676 | [* 3] |
1984年(昭和59年) | 11,482 | [* 4] |
1985年(昭和60年) | 12,614 | [* 5] |
1986年(昭和61年) | 13,124 | [* 6] |
1987年(昭和62年) | 15,041 | [* 7] |
1988年(昭和63年) | 17,499 | [* 8] |
1989年(平成元年) | 18,389 | [* 9] |
1990年(平成 | 2年)18,560 | [* 10] |
1991年(平成 | 3年)18,975 | [* 11] |
1992年(平成 | 4年)19,533 | [* 12] |
1993年(平成 | 5年)20,199 | [* 13] |
1994年(平成 | 6年)20,732 | [* 14] |
1995年(平成 | 7年)20,860 | [* 15] |
1996年(平成 | 8年)18,332 | [* 16] |
1997年(平成 | 9年)17,404 | [* 17] |
1998年(平成10年) | 17,224 | [* 18] |
1999年(平成11年) | 17,101 | [* 19] |
2000年(平成12年) | [JR 2]17,291 | [* 20] |
2001年(平成13年) | [JR 3]17,448 | [* 21] |
2002年(平成14年) | [JR 4]17,786 | [* 22] |
2003年(平成15年) | [JR 5]18,234 | [* 23] |
2004年(平成16年) | [JR 6]18,090 | [* 24] |
2005年(平成17年) | [JR 7]18,076 | [* 25] |
2006年(平成18年) | [JR 8]18,311 | [* 26] |
2007年(平成19年) | [JR 9]18,618 | [* 27] |
2008年(平成20年) | [JR 10]18,553 | [* 28] |
2009年(平成21年) | [JR 11]18,332 | [* 29] |
2010年(平成22年) | [JR 12]18,556 | [* 30] |
2011年(平成23年) | [JR 13]18,563 | [* 31] |
2012年(平成24年) | [JR 14]18,869 | [* 32] |
2013年(平成25年) | [JR 15]19,134 | [* 33] |
2014年(平成26年) | [JR 16]18,833 | [* 34] |
2015年(平成27年) | [JR 17]19,251 | [* 35] |
2016年(平成28年) | [JR 18]19,444 | [* 36] |
2017年(平成29年) | [JR 19]19,835 | [* 37] |
2018年(平成30年) | [JR 20]20,232 | [* 38] |
2019年(令和元年) | [JR 21]20,542 | [* 39] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]16,901 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]17,723 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]18,745 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]19,585 |
- 備考
- ^ 1981年10月1日開業。開業日から翌年3月31日までの計182日間を集計したデータ。
駅周辺
編集駅周辺は閑静な住宅街となっている。千葉県道9号船橋松戸線に繋がる市場通り沿いに商業施設が点在する。ローソンストア100が北口と南口に各1店立地している。
北口
編集- 千葉県道8号船橋我孫子線
- 船橋警察署
- 船橋警察署 東船橋駅前交番
- 船橋市地方卸売市場
- 船橋市総合教育センター
- 船橋市場郵便局
- 船橋卸売市場内郵便局
- 船橋市立船橋高等学校
- 総武病院
- セイジョー 東船橋店
- 宮本台北公園
南口
編集バス路線
編集のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
北口 | |||
1 | 船橋新京成バス | ||
2 | |||
3 | 津14:津田沼駅 | ||
南口 | |||
- | 京成バスシステム |
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h 三好好三 『総武線120年の軌跡』 JTBパブリッシング、2014年2月。ISBN 978-4533096310
- ^ “台地に広がる閑静な住宅街 – MyFunaねっと”. myfuna.net. 2019年3月26日閲覧。
- ^ 編集部「10月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第32巻第1号(通巻第399号)、電気車研究会、1982年1月1日、132頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、19頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5。
- ^ “駅業務外注化を許さない!今後10年で400名が退職-必要なのは、定年延長だ!”. 国鉄千葉動力車労働組合 (2014年11月16日). 2020年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月8日閲覧。
- ^ “首都圏で「早朝無人」駅、脱鉄道へJR東の焦燥 大量退職が間近、駅業務の合理化を加速”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社 (2018年11月5日). 2020年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月2日閲覧。
- ^ a b “JR千葉支社-7駅の遠隔操作=無人化導入と錦糸町駅の旅行業務委託を提案”. 国鉄千葉動力車労働組合 (2018年2月20日). 2019年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月2日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
編集- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
利用状況に関する資料
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和57年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和58年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和59年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和60年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和61年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和62年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和63年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成2年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)