村田恒 (検察官)
村田 恒(むらた ひとし、1933年(昭和8年)6月3日 - 2024年(令和6年)2月19日)は、日本の検察官。弁護士。位階は正三位。元名古屋高等検察庁検事長。
来歴
編集1958年(昭和33年)検事任官。長野地検、千葉地検、横浜地検各検事正等を経て、1993年(平成5年)高松高検検事長に就任。1995年(平成7年)名古屋高検検事長に転じ、1996年(平成8年)に定年退官。
退官後は弁護士登録し、村田法律事務所を開設。その後運輸審議会会長等を務める。2003年(平成15年)の秋の叙勲で瑞宝重光章を受章。
略歴
編集- 1955年(昭和30年) 司法試験第二次試験合格
- 1958年(昭和33年)4月3日 司法修習修了
- 1958年(昭和33年)4月5日 神戸地方検察庁検事
- 1958年(昭和33年)11月1日 神戸地方検察庁姫路支部検事
- 1960年(昭和35年)3月25日 旭川地方検察庁検事
- 1962年(昭和37年)3月24日 静岡地方検察庁沼津支部検事
- 1965年(昭和40年)3月25日 横浜地方検察庁検事
- 1966年(昭和41年)12月28日 東京地方検察庁検事
- 1972年(昭和47年)4月11日 司法研修所教官
- 1975年(昭和50年)4月11日 東京地方検察庁検事
- 1978年(昭和53年)3月24日 東京高等検察庁検事併任東京地方検察庁検事
- 1981年(昭和56年)10月1日 東京地方検察庁交通部長
- 1981年(昭和56年)12月1日 東京地方検察庁公安部長
- 1983年(昭和58年)1月12日 法務大臣官房会計課長
- 1985年(昭和60年)1月28日 最高検察庁検事
- 1986年(昭和61年)12月1日 長野地方検察庁検事正
- 1988年(昭和63年)12月2日 最高検察庁検事
- 1989年(平成元年)9月4日 千葉地方検察庁検事正
- 1991年(平成3年)4月4日 横浜地方検察庁検事正
- 1993年(平成5年)7月2日 高松高等検察庁検事長
- 1995年(平成7年)2月13日 名古屋高等検察庁検事長
- 1996年(平成8年)6月2日 定年退官
- 1996年(平成8年)7月4日 弁護士登録(第一東京弁護士会)
- 1996年(平成8年)12月25日 運輸審議会委員
- 1999年(平成11年)12月25日 同再任
- 2000年(平成12年)7月 運輸審議会会長
- 2001年(平成13年)9月30日 同委員依願退任
- 2001年(平成13年)10月 朝日工業株式会社監査役
- 2003年(平成15年)11月3日 授瑞宝重光章
- 2004年(平成16年)6月 三井倉庫株式会社監査役
脚注
編集- ^ “村田恒氏が死去 元名古屋高検検事長”. 日本経済新聞 (2024年2月29日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ 『官報』第1190号9頁 令和6年3月28日
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