村瀬興雄
村瀬 興雄(むらせ おきお、1913年7月17日 - 2000年3月2日)は、日本の歴史学者。ドイツ帝国およびナチズム、ナチス・ドイツを研究。成蹊大学名誉教授。
経歴
編集東京都出身。1938年東京帝国大学文学部西洋史学科卒。松山高等学校教授、愛媛大学助教授、1953年成蹊大学教授、1977年定年退任、名誉教授。立正大学教授、1984年退職。創価大学客員教授。1993年退職。
著書
編集- 『ドイツ現代史』 東京大学出版会、1954
- 『社会科歴史文庫 現代の世界』 三省堂、1956
- 『ヒトラー ナチズムの誕生』 誠文堂新光社、1962
- 『ナチズム ドイツ保守主義の一系譜』 中公新書、1968、改版1993
- 『アドルフ・ヒトラー 「独裁者」出現の歴史的背景』 中公新書、1977
- 『ナチス統治下の民衆生活 その建前と現実』 東京大学出版会、1983
- 『ナチズムと大衆社会 民衆生活にみる順応と抵抗』 有斐閣選書、1987
編著
編集翻訳
編集- 『少年少女世界の歴史 8 ドイツ史物語(フライターク)ヒトラーとナチスドイツ(ハイデン)』編訳、あかね書房、1962
- ヴェルナー・マーザー『ヒトラー』二十世紀の大政治家 栗原優共訳、紀伊国屋書店、1969
- フリッツ・フィッシャー『世界強国への道 ドイツの挑戦,1914-1918年』1-2 監訳、岩波書店、1972-83
論集
編集- 『現代独仏関係の展開』編 日本国際問題研究所、1970、国際研究叢書
- 『政治と思想 村瀬興雄先生古稀記念西洋史学研究論叢』 村瀬興雄先生古稀祝賀記念会、1983
参考
編集- コトバンク
- 村瀬興雄教授略年譜・主要業績一覧 「Sociologica」(創価大学)1993-12