杉尾 秀哉(すぎお ひでや、1957年9月30日 - )は、日本の政治家ジャーナリスト立憲民主党所属の参議院議員(2期)。元TBS報道局記者

杉尾 秀哉
すぎお ひでや
大分市内で演説する杉尾秀哉(2023年4月)
生年月日 (1957-09-30) 1957年9月30日(67歳)
出生地 日本の旗 日本 福岡県北九州市門司区
出身校 東京大学文学部社会学科
(現在の東京大学文学部人文学科社会学専修課程)
前職 TBSテレビ解説専門記者室長
所属政党民主党→)
民進党→)
旧立憲民主党/新政信州→)
立憲民主党菅直人G
称号 文学士
公式サイト 杉尾ひでや

選挙区 長野県選挙区
当選回数 2回
在任期間 2016年7月26日 - 現職

その他の職歴
立憲民主党ネクスト内閣府統括・防災・国家公安委員会担当大臣
野田佳彦「次の内閣」
2024年9月30日 - 現職)
立憲民主党ネクスト内閣府担当大臣
泉健太「次の内閣」
2022年9月13日 - 2024年9月23日
テンプレートを表示
すぎお ひでや

杉尾 秀哉
生誕 (1957-09-30) 1957年9月30日(67歳)
日本の旗 日本福岡県北九州市門司区
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学文学部社会学科
(現在の東京大学文学部人文学科社会学専修課程)
職業 政治家ジャーナリスト
活動期間 1980年 - 現在
肩書きTBSテレビ社員
元報道局社会部記者
元報道局政治部記者
元ニュースキャスター
元報道局外信部デスク
元報道局社会部長
解説委員
元特別解説委員
解説専門記者室長
元東京放送労働組合副委員長
政党 立憲民主党
配偶者 あり(1984年結婚)
子供 娘2人
テンプレートを表示

来歴

編集

福岡県北九州市で生まれ、船乗りだった父の転職で兵庫県明石市に移り住んだ[1]。小学生の頃は病弱だった[1]上、吃音があったが少しずつ克服したという[1]

神戸大学附属明石中学校、1976年[2]兵庫県立加古川東高等学校、1981年、東京大学文学部社会学科(現在の東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程)を卒業した。高校では放送部に在籍し、コンテスト応募のため少年院を出て奉仕活動に取り組む少年のラジオドキュメンタリーを制作したことが、放送局員に関心を持ったきっかけとなった[1]。東京大学ではアメリカンフットボール部「東大ウォーリアーズ」で主将を務めた[1]

1981年、TBSに記者職として入社した。TBSへの入社後は、制作センター報道局ニュース部、報道局社会部では警視庁記者クラブ(捜査一、三課を担当)、司法記者クラブキャップ、報道局社会部サブデスクなどを担当し、報道局編集部では『JNNニュースコープ』副編集長、報道局政経部(現在の報道局政治部)平河クラブキャップ(自民党旧竹下派担当)を担当した。その後、『ビッグモーニング』で司会者の生島ヒロシがたびたび遅刻することでスタッフとの間に溝が出来たためではないかと週刊誌に報道されたことを受け[3]、上司から『ビッグモーニング』に移るフリーアナウンサー・荒川強啓の後任として、1993年4月『JNNニュースの森』の2代目メインキャスターに就任し、4年半担当した[4]

1997年10月から報道局外信部デスク兼『サンデーモーニング』のリポーターを担当した。その後、1998年から2001年までJNNワシントン支局長としてアメリカ合衆国大統領選挙などを取材し、帰国後の2001年1月より『JNNニュースの森』編集長に就任した。在任期間中の同年3月にかつて『JNNニュースの森』でコンビを組んだキャスターの久和ひとみが死去し、3日に執り行われた葬儀告別式では弔辞を読んだ。編集長を9カ月間務め、同年10月から前任の報道局社会部→経済部記者・松原耕二の後任で同番組メインキャスターを再び担当した。記者経験の豊富さから選挙開票特番やJNN報道特別番組なども担当するTBSを代表する看板キャスターとなった。

2004年9月24日をもって『JNNニュースの森』を小川知子と共に降板し、TBSテレビ編成制作本部報道局取材センター社会部長(2004年10月1日 - 2006年9月1日)を務めた。

TBS編成制作本部報道局解説・専門記者室解説委員となり、編成制作本部イブニングワイド部担当局次長(2006年9月1日 - 2006年10月1日)、編成制作本部報道局編集センター担当局次長(2006年10月1日 - 2007年7月4日)を解説委員と兼務した。

TBS編成制作本部報道局解説・専門記者室解説委員(兼)編成制作本部報道局編集センタースペシャリスト局次長(2007年7月4日 - )[注 1]。なお、TBS公式サイトでは「TBSテレビ報道局解説・専門記者室長」となっていた。

2016年参院選での初当選と1期目

編集

2015年7月28日、翌年の参院選から定数を「10増10減」する改正公職選挙法が成立した。法改正にともない、長野県選挙区の定数は「4」から「2」に減り、同選挙区はすなわち「一人区」となった。同年11月6日、連合長野は民主党に早期の候補者決定を求め、同党は「11月末までに決める」と答えた。しかし候補者選びが難航し、決定期限を「年内をめど」に延期した。改選期を迎える北澤俊美の進退が注目される中、新人候補として杉尾に白羽の矢が立ち、12月26日、杉尾の年内のTBS退職が明らかとなった[5][6]

2016年1月5日、党県連代表の北澤は自ら杉尾に、第24回参議院議員通常選挙長野県選挙区の公認候補として立候補するよう要請した。日本共産党は唐沢千晶の擁立を決めていたが、野党統一候補実現のため擁立取りやめの考えを示唆した[7]。1月11日、杉尾は正式に出馬表明をした[8]。2月20日、北澤は正式に政界引退を表明した。2月25日、民主、共産、社民の野党3党は長野市内で選挙協力について協議し、共産党は唐沢の擁立を取り下げ、杉尾に一本化する方針が決定した[9]

同年3月27日、民主党・維新の党の合流により結党した民進党に参加した[10]

選挙期間中、1994年の松本サリン事件報道で報道被害を受けた河野義行が松本市内で講演を行い、話題となった[11]。共産党・社民党の推薦も得て、7月10日に行われた同選挙で自民党現職の若林健太ら2候補を破り初当選した[12]。同年9月15日の民進党代表選挙では蓮舫の推薦人に名を連ねた[13]

2017年7月27日、民進党代表の蓮舫が、同月の東京都議会議員選挙の結果を受けて辞任を表明した[14]。蓮舫の辞任に伴う代表選挙(9月1日投開票)では枝野幸男の推薦人に名を連ねた[15]

2018年4月9日、民進党と希望の党による新党に参加しない意向を表明し、翌10日、民進党に離党届を提出し、11日に受理された[16][17]。12日には立憲民主党に入党届を提出[18]し17日承認された。5月29日、立憲民主党の長野県連の代表に就任した。

2020年9月15日、旧立憲民主党と旧国民民主党は、2つの無所属グループを加えた形で新「立憲民主党」を結成し[19]、杉尾も新党に参加した。

2021年10月13日の森裕子議員による参議院本会議代表質問などによると、フェイクニュースを発信していたとされるツイッターアカウント「Dappi」の発信元の法人ワンズクエストを、小西洋之議員とともに発信者情報開示請求により特定し[20][21][22]、更に10月6日提訴した[22][23]

同年11月30日に行われた枝野幸男代表枝野の辞任にともなう代表選挙では、西村智奈美の推薦人に名を連ねた[24]

2022年参院選での再選と2期目

編集

2022年2月27日、自民党長野県連は、夏の参院選に向けた候補者選考委員会を長野市内で開き、タレントの松山三四六を擁立する方向で決定した[25]。同年5月4日、立憲民主党、日本共産党、社会民主党は、杉尾を野党統一候補として一本化することに合意した。また、信州市民連合との政策協定書にそれぞれ署名した[26]。5月26日、日本維新の会長野県総支部代表の手塚大輔は長野県庁で記者会見し、自身が同党公認で次期参院選に出馬する意向を表明した[27]

当初は杉尾が大きくリードしていたが、6月22日の公示後の各社情勢調査では、杉尾と松山について「激しく競り合う」(毎日新聞、信濃毎日新聞)、「横一線」(産経新聞)などの報道が続いた。勝機と見た自民党本部は大物議員を続々と投入した[28]。7月4日には岸田文雄首相が長野入りし、「日本の明日を切り拓くことができるのは、自公政権と松山三四六しかいない」と街宣車から訴えた[29]。7月6日、週刊文春の電子版が松山の女性問題を、週刊新潮の電子版が松山の金銭問題を報道した[30][31]。批判がわきおこり、一気に潮流が変わった。8日には安倍晋三の応援演説が予定されていたが、自民党は7日、安倍の遊説先を奈良県に急遽変更した[32][33]。9日の岸田首相の来援もキャンセルされた[28]。7月10日投開票。杉尾は松山、手塚ら5候補を破り、再選を果たした[34]。杉尾は10日夜、取材に応じ「僕から言うのも何だが、(6日の)報道は大きかった」と語った[28]

参院選後に行われた立憲民主党の役員人事と組織改編にともない、杉尾は2022年9月13日に次の内閣の「ネクスト内閣府担当大臣」に就任した。

2024年9月に行われた立憲民主党代表選挙では泉健太の推薦人に名を連ねた[35]。同月30日、次の内閣「ネクスト内閣府統括・防災・国家公安委員会担当大臣」に就任した[36]

政策・主張

編集

憲法

編集
  • 憲法改正について、2016年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[37]。同年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[38]。2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[39]
  • 9条改憲について、2016年、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[38][40]。9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[39]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[39]

外交・安全保障

編集
  • 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[37]
  • 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[37]
  • 安全保障関連法の成立について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「廃止すべき」と回答[38]
  • 普天間基地の移設問題について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「沖縄県以外の国内に移設すべき」と回答[38]。普天間基地の辺野古移設について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[40]
  • ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[41]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「さらに強めるべきだ」と回答[39]。同年の毎日新聞社のアンケートで「制裁をより強めるべきだ」と回答[40]
  • 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[42]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「今の程度でよい」と回答[39]
  • 徴用工訴訟問題慰安婦問題などをめぐり日韓の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで「互いに譲歩すべきだ」と回答[40]

ジェンダー

編集
  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2016年、2022年のアンケートで「賛成」と回答[37][39]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2016年、2022年のアンケートで「賛成」と回答[37][39]

その他

編集
  • 永住外国人への地方参政権付与について、2016年のアンケートで「賛成」と回答[37]
  • 首相の靖国神社参拝について、2016年のアンケートで「反対」と回答[37]
  • 「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[37]
  • 原子力発電所は日本に必要だと思うか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「当面は必要だが、将来的には廃止すべき」と回答[38]
  • 2016年の米国大統領選挙について「ドナルド・トランプヒラリー・クリントンのどちらを支持するか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「クリントン」と回答[38]
  • 2016年2月8日、高市早苗総務大臣は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、放送法4条違反を理由に電波停止を命じる可能性に言及した[43][44]安倍晋三首相は2月15日の衆議院予算委員会で野党の批判に反論し、高市の発言を擁護した[45]。政府の姿勢をどう思うかとの問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「問題だ」と回答[38]
  • 国会議員の被選挙権年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[40]
  • 受動喫煙防止を目的に飲食店などの建物内を原則禁煙とする健康増進法改正に賛成。2016年参院選に先駆けて行われた受動喫煙防止についての公開アンケートにおいて、レストランバーを含む一般市民が出入りする場所は、2020年までに「罰則付きの禁煙とするべきである」と回答[46]

党役員・参議院における役職

編集
民進党における役職
  • 党長野県参議院選挙区第3総支部長
  • 参議院国会対策副委員長
  • 政務調査会副会長
  • 国際局副局長
  • 広報局副局長
旧立憲民主党における役職
  • 党長野県連代表
  • 機関紙・報道局長[47]
新立憲民主党における役職
  • 党長野県連代表代行兼政務調査会長[48]
  • 党長野県連参議院選挙区第1総支部長
参議院における役職等
民間

人物

編集
  • TBSビデオ問題が明るみに出た当時、『JNNニュースの森』のキャスターを務めていた。1995年10月19日18時からの放送では、この問題を初めて報じた同日の日本テレビNNN昼のニュースのスクープについて、「TBSが(オウム真理教)教団の幹部に取材テープを見せたかのようなニュースを(日本テレビは)放送しました。しかし社内の調査では、テープを見せた事実はありません」と否定し抗議する内容を読み上げた[49][50]。杉尾は手渡された原稿があまりに断定的な内容だったために不安を感じ、担当デスクに確認を求めたが、結局、抗議は「決定事項」ということで渋々原稿を読み上げることとなったという[49]。杉尾はその後、抗議の取り消しと謝罪を同番組内で行い、検証特別番組「証言」で司会を務めている。
  • 2004年秋に『ニュースの森』を降板して以降は解説委員として、2005年春にスタートした『みのもんたの朝ズバッ!』、2006年秋には特別解説委員として『イブニング・ファイブ』に出演し、主に朝と夕方に出演していたが、2009年に『ひるおび!』が始まってからは、主に朝と昼の出演が多くなった。退社前までは解説専門記者室長[注 2]という立場で、多い日で、朝・昼・夕方(『Nスタ』)と3つの時間帯の番組に出演したこともあった。
  • 『ひるおび!』で、俳優の渡辺謙にインタビューを行った。渡辺謙が杉尾を指名し実現した。2人には阪神ファンと料理好きという共通点がある[51]
  • 『みのもんたの朝ズバッ!』では、東大アメフト部時代の写真が何度か出されたということがあった[52]
  • 極度の高所恐怖症である。2012年5月1日の『みのもんたの朝ズバッ!』は東京スカイツリーからの生放送だったが、杉尾は「すごい迫力です」と言いながら後ずさりし、窓に近づけなかった[53]
  • 鉄道ファンを自認している。JR九州の豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」の運行開始を特集したRKB毎日放送の特別番組には鹿児島車両センターからの中継リポーターとして出演した。
  • 2020年2月13日、「緊急院内集会『報ステ』を問う」に参加した際、「ちょっと風邪をひいておりまして、咳が止まらなくて。新型コロナじゃないのでご安心いただければと思います」と新型コロナウイルスをネタに笑いをとろうとした挨拶をしたため物議を醸した[54]
  • 2023年4月5日、参議院憲法審査会で野党筆頭幹事に就いた杉尾は、前任筆頭幹事の小西洋之の「サル」発言について、憲法審の場で撤回や謝罪を行う必要はないとの認識を示した。「発言自体が憲法審の中での話じゃない。その後のぶら下がりのオフレコの場の発言だ。憲法審の場で謝罪とか、そういうふうにしなければいけないということではない」と述べた[55]
  • 座右の銘は毎日新聞主筆岸井成格の「権力に最も遠い、声なき声に耳を傾ける」[56]

過去の出演番組

編集
TBS時代

代表で出演した報道・情報番組

期間 番組名 役職 備考
担当時期不明 JNNニュースデスク リポーター
1993年4月
2001年10月
1997年9月
2004年9月
JNNニュースの森 平日メインキャスター 週末版にも、1994年のナポリサミットや、2004年の自衛隊のイラク派遣、小泉純一郎首相北朝鮮再訪朝の際に中継出演をしている
1997年10月 1998年8月 新サンデーモーニング リポーター
2005年4月 2014年3月 みのもんたの朝ズバッ!→朝ズバッ! 火曜日コメンテーター
2006年9月 2009年3月 イブニング・ファイブ コメンテーター JNNイブニング・ニュース』を兼務、同局特別解説委員として出演
2008年10月 2010年1月 ざっくりマンデー!! 不定期出演
2009年4月 時期不明 ひるおび! 月・水・金曜日レギュラーコメンテーター 降板後も重大ニュースが発生した際に出演
2010年4月 2011年3月 NEWS サンデー・スコープBS-TBS メインキャスター
2010年6月8日 2013年3月 Nスタ 平日版コメンテーター 出演曜日を変更しつつ出演、一時期は不定期で出演していた
2011年4月 NEWS21 サタデースコープ(BS-TBS) メインキャスター
2013年4月 2015年3月 週刊BS-TBS報道部(BS-TBS) キャスター
2014年10月 いっぷく! 月・水曜日8時台ニュースパートでのコメンテーター
2015年12月23日 SBCニュースワイドスペシャル~中継で結ぶ信州の今~(信越放送 ゲスト出演 放送3日後に、同局(TBS)を退職

中継担当・特別番組・その他

  • JNN報道特集(「JNNニュースの森」で放送したシリーズ「安全崩壊」のスペシャル版放送時や、自衛隊イラク派遣での中継出演、2008年2月に三浦和義がロス市警に逮捕された際に出演)
  • 筑紫哲也NEWS23(自衛隊イラク派遣に伴うサマワからの中継レポート、特集「イラク『復興』と『占領』の行方を探る」でスタジオ出演)
  • NEWS23(特集「変わりゆく国⑤」で、2004年の自衛隊のイラク派遣の取材映像が流れる)
  • JNNフラッシュニュース(自衛隊イラク派遣に伴い、宿営地サマワからの中継レポート)
  • 筑紫哲也の選挙'93
  • 参議院選開票特別番組 選挙スタジアム'95(メインキャスター)
  • 衆院選開票特別番組 総選挙ライブネット'96(メインキャスター)
  • 衆院選開票特別番組 票決!ライブ2003(メインキャスター)
  • 参院選開票特別番組 票決!ライブ2004(自民党本部中継担当・メインキャスター)
  • 乱!参議院選挙2007(アンカー)
  • 乱!総選挙2009(第3部 - 第5部メインキャスター)
  • 参院選開票特別番組2010 すべて見せます!最終議席まで(第1部メインキャスター、TBSニュースバード
  • 乱!参院選2010(第3部 - 第5部解説)
  • メディアが伝えた決定的瞬間!関口宏の報道30時間テレビ(1993年末 - 1995年末)
  • オールスター赤面申告!ハプニング大賞(1994年「'94春」・2002年「10周年スペシャル」、ゲスト出演)
  • 「TBS噂の放送センター 今日スタート!番組キャスター 総出演!!」(1994年10月3日)
  • 「TBS新局社完成記念 テレビ新世紀!感動の超有名人300人大集合」(1994年10月3日)
  • 報道メディアスペシャル(メインキャスター)
  • 緊急報道スペシャル Xデー迫る!!オウム崩壊への頂上作戦(メインキャスター)
  • 特別番組「証言」~坂本弁護士テープ問題から6年半~(1996年4月30日、TBSビデオ問題で放送された検証番組)
  • 全国美人アナ 緊急出動
  • 報道スクープ決定版2003~すべてはカメラの前で起こった!~
  • 土曜フォーラム「いま中学生にとってテレビとは」(2006年1月21日、NHK教育テレビジョン):他局の初出演番組
  • 愛と生命の全記録「余命1ヶ月の花嫁」~乳がんと闘った24歳最後のメッセージ~(メイン司会)
  • 芸人記者VS超犯罪現場 体当たりスクープSP(2010年4月9日、コメンテーターとして)
  • 報道の日 2011 記憶と記録そして願い第2部「年録~もう一つの真実~」(2011年12月25日、コメンテーター)
  • 報道特別番組 小沢元代表に判決(陸山会事件裁判の特別番組)
  • 乱!総選挙2012(2012年12月16日、解説→メインキャスター)
  • この国に生きる2012(司会)
  • この国に生きる2013(2013年12月29日、司会)
  • すべて見せます! 豪華寝台列車「ななつ星in九州」(2013年10月2日、RKB毎日放送
  • N6新幹線 守れるか!地域の足(チューリップテレビ、2014年8月11日、ゲスト出演)

上記以外にも緊急の報道特別番組にもメインキャスターやコメンテーターとして数多く出演した。

退社・議員転身後

プロデューサー担当番組

編集
  • 緊急皇室SP おめでとう紀宮さま プリンセスのご結婚 完全密着全て見せます
  • 皇室スペシャル'06 紀子さまご出産と雅子さま海外静養 特別な夏・美智子さまの願い

主な取材

編集

報道局社会部記者

報道局政経部記者

『JNNニュースの森』キャスター(第1期)

JNNワシントン支局 - 『JNNニュースの森』編集長

『JNNニュースの森』キャスター(第2期)

『イブニング・ファイブ』

『サンデースコープ』

  • 東日本大震災被災地取材

『週刊BS-TBS報道部』

関連人物

編集
  • 西野智彦:現在はTBSテレビ報道局長。杉尾の時事通信社の1年後輩で、TBSには杉尾と同じく中途採用扱いで入社した。ただし、杉尾は時事通信社を1年で退社したため、同社の在籍中に互いが同僚だった時期はなかった。
  • 久和ひとみ:ニュースキャスター。『JNNニュースの森』で1993年4月から1996年3月までコンビを組んだ。
  • 門脇利枝:TBSテレビ記者。久和の後任として、1996年4月から1997年9月までコンビを組んだ。
  • 松原耕二:TBSテレビ記者。杉尾と同じくニュースキャスター経験がある。『JNNニュースの森』では1997年9月から2001年9月まで杉尾(第1期)の後任を担当。『週刊BS-TBS報道部』では特派記者として共演。現在は、その後継番組『週刊報道LIFE』のメインキャスターを担当している。
  • 池田裕行:TBSテレビ記者。杉尾と同じくニュースキャスター経験がある。『JNNニュースの森』では2004年9月から2005年3月まで杉尾(第2期)の後任を担当。
  • 三雲孝江:フリーアナウンサー。開票特番や特別番組などでメインキャスターとしてコンビを組むことが多かった。
  • 田丸美寿々:ニュースキャスター。三雲と同じく、開票特番や報道特番でメインキャスターとしてコンビを組むことが多かった。
  • 小川知子:TBSアナウンサー。『ニュースの森』で2001年10月から2004年9月までコンビを組んだ。
  • 三村申吾:元青森県知事で、東京大学時代の同級生。なお、三村の妻・三村三千代も東京大学の同級生[57]
  • 蓮舫真山勇一1990年代の夕方6時台のニュース戦争でライバル同士の間柄だった[注 3]。蓮舫、真山とも杉尾と同じく2016年の参院選で民進党から立候補し当選している。
  • 牧山弘恵:元TBSディレクター、現在:立憲民主党参議院議員。TBS時代の同僚だった杉尾の選挙サポートを行っている。
  • 河野義行:松本サリン事件報道被害者

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 役職名および役職歴は2007年11月9日調査の「日経テレコン21」より引用。番組での肩書は「TBS解説・専門記者室長」。
  2. ^ テロップでは「解説室長」と表示されていた。
  3. ^ 蓮舫がテレビ朝日ステーションEYE』で1993年から1995年まで、杉尾がTBS『JNNニュースの森』で1993年から1997年までと2001年から2004年まで、真山が日本テレビNNNニュースプラス1』で1992年から2002年までそれぞれメインキャスターを務めていた。

出典

編集
  1. ^ a b c d e <主な候補者はこんな人>杉尾秀哉さん(58)民新、中日新聞、2016年6月24日
  2. ^ 兵庫県立旧制加古川中学、加古川東高等学校同窓会東京支部のページ 松井支部長(高30回)「東京兵庫県人会誌・インタビュー記事」 2015年9月19日
  3. ^ 平山さとみのよもやまばなし「ビッグモーニング同窓会 その1」(2015年2月21日)、2015年7月5日閲覧。
  4. ^ TBSの顔・杉尾秀哉氏「参院選出馬の理由」(2/3)”. PRESIDENT. プレジデント社 (2016年2月17日). 2016年4月30日閲覧。
  5. ^ 『朝日新聞』2015年12月29日付朝刊、長野東北信・1地方、27頁、「来夏参院選、民主候補に杉尾氏浮上 TBS記者室長/長野県」。
  6. ^ TBSの杉尾秀哉さんが退社へ 報道番組でキャスター 朝日新聞デジタル 2015年12月26日閲覧
  7. ^ 『朝日新聞』2016年1月6日付朝刊、長野東北信・1地方、25頁、「杉尾氏、出馬『前向き』 『党公認で』民主県連が要請 夏の参院選/長野県」。
  8. ^ 元TBSキャスターの杉尾氏が参院選長野から出馬 民主公認産経新聞 (2016年1月11日). 2016年1月12日閲覧
  9. ^ 『朝日新聞』2016年2月26日付朝刊、長野東北信・1地方、29頁、「共産、候補取り下げへ 杉尾氏に一本化方針 参院選/長野」。
  10. ^ “【民進党結党】参加議員は衆参156人 議員の一覧”. 産経新聞. (2016年3月27日). https://web.archive.org/web/20160327120113/http://www.sankei.com/politics/news/160327/plt1603270049-n1.html 2018年1月12日閲覧。 
  11. ^ 松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区”. ZAKZAK(夕刊フジ) (2016年7月2日). 2018年4月10日閲覧。
  12. ^ 杉尾秀哉 参院選2016”. 読売新聞. 2016年7月11日閲覧。
  13. ^ “【民進党代表選】蓮舫代表代行の推薦人名簿”. 産経新聞. (2016年9月2日). https://www.sankei.com/article/20160902-FCDJSVFJ5FKS7GL7TKCL4ANC6A/ 2018年9月5日閲覧。 
  14. ^ “民進 蓮舫代表 記者会見で辞任を表明”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2017年7月27日). オリジナルの2017年7月28日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/hJ7sa 2017年7月28日閲覧。 
  15. ^ 枝野幸男 推薦人名簿” (PDF). 民進党 (2017年8月21日). 2021年11月26日閲覧。
  16. ^ 民進・杉尾氏が離党届=近く立憲へ” (2018年4月10日). 2018年4月10日閲覧。
  17. ^ “民進党が杉尾秀哉参院議員の離党届受理”. 産経新聞. (2018年4月11日). https://www.sankei.com/article/20180411-EGR2LOITT5MUFH5FS4VKALWU74/?pdm_ref=rna 2018年4月12日閲覧。 
  18. ^ “民進党離党の杉尾秀哉参院議員、立憲民主党に入党届提出”. 産経新聞. (2018年4月12日). https://www.sankei.com/article/20180412-WRHT7Q2VDNKG3KETSIF7QROYXU/ 2018年4月12日閲覧。 
  19. ^ 横山大輔、木谷孝洋 (2020年9月16日). “新「立憲民主」衆参150人で結党 野党第一党、枝野氏「選択肢示す」”. 東京新聞. 2021年3月16日閲覧。
  20. ^ 森 ゆうこ 参議院本会議 代表質問【2021/10/13】. 参議院議員森 ゆうこ. 13 October 2021. 2021年10月13日閲覧 20分頃に該当の発言がある。
  21. ^ “『Dappi』のTwitterアカウントをめぐり国会で質疑。岸田首相の答えは…”. ハフポスト. (2021年10月13日). https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_61668b90e4b0f26084edff13/?__twitter_impression=true 2021年10月13日閲覧。 
  22. ^ a b “「Dappiのツイートは名誉毀損」立憲議員がウェブ関連会社提訴”. 朝日新聞デジタル. (2021年10月13日). https://www.asahi.com/amp/articles/ASPBF6G9XPBFUTIL03Q.html 2021年10月14日閲覧。 
  23. ^ “「ツイートはデマ」と提訴 立民2議員、ウェブ会社に”. 共同通信社. (2021年10月14日). https://web.archive.org/web/20211013164505/https://nordot.app/821053513175220224?c=39550187727945729 2021年10月14日閲覧。 
  24. ^ “立憲代表選、4陣営の推薦人は計90人 国会議員の7割固まる”. 朝日新聞. (2021年11月19日). https://www.asahi.com/articles/ASPCM46VPPCMULEI002.html 2021年11月19日閲覧。 
  25. ^ 『読売新聞』2022年2月28日付朝刊、「松山三四六氏擁立へ 参院選で自民県連」。
  26. ^ “参院選 杉尾氏 長野統一候補に 3野党 市民連合と政策協定”. しんぶん赤旗. (2022年5月5日). https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-05-05/2022050504_01_0.html 2022年7月12日閲覧。 
  27. ^ “参院選2022 維新・手塚氏 立候補を表明 長野 /長野”. 毎日新聞. (2022年5月27日). https://mainichi.jp/articles/20220527/ddl/k20/010/187000c 2022年7月12日閲覧。 
  28. ^ a b c 去石信一、鈴木英世 (2022年7月11日). “自民長野候補、女性問題で失速 応援キャンセルの安倍氏は奈良へ”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20220711/k00/00m/010/178000c 2022年7月12日閲覧。 
  29. ^ 「参院選『最終予測』 自民タレント候補『不倫』『中絶』証拠文書 偽名で〝違法署名〟 妻は女優」 『週刊文春』2022年7月14日号、22-24頁。
  30. ^ 参院選 自民党・松山三四六候補が不倫の末、中絶同意書に偽名で署名していた”. 文春オンライン (2022年7月6日). 2022年7月7日閲覧。
  31. ^ 自民ものまねタレントに「900万円踏み倒し」の過去 法廷で偽証を求められた知人が告発”. デイリー新潮 (2022年7月6日). 2022年7月7日閲覧。
  32. ^ “安倍元首相が松山氏の応援取りやめ 参院選長野県区 女性問題など週刊誌報道受け”. 信濃毎日新聞. (2022年7月8日). https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022070700975 2022年7月8日閲覧。 
  33. ^ 安倍元首相、8日は当初は長野入りの予定だった 7日に日程変更、この日朝の飛行機で関西へ”. 日刊スポーツ (2022年7月8日). 2022年7月9日閲覧。
  34. ^ 長野 参議院選挙結果・開票速報”. 参議院選挙2022特設サイト. NHK. 2022年7月11日閲覧。
  35. ^ “泉健太氏の推薦人名簿 立憲民主党代表選”. 日本経済新聞. (2024年9月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA070ZN0X00C24A9000000/ 2024年9月7日閲覧。 
  36. ^ “立民「次の内閣」に女性8人”. 時事通信. (2024年9月30日). https://www.jiji.com/sp/article?k=2024093001097 2024年10月14日閲覧。 
  37. ^ a b c d e f g h i 杉尾秀哉”. 2016参院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2022年5月18日閲覧。
  38. ^ a b c d e f g “2016参院選 民進 長野 杉尾秀哉”. 毎日新聞. オリジナルの2016年6月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160628062140/http://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=B20000001001 2022年5月18日閲覧。 
  39. ^ a b c d e f g h i 選挙区 長野”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
  40. ^ a b c d e 杉尾秀哉 立憲 長野”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
  41. ^ ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
  42. ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 2022年6月27日閲覧。 
  43. ^ “高市総務相発言 「電波停止」 波紋広げる理由とは”. 毎日新聞. (2016年2月11日). https://mainichi.jp/articles/20160212/k00/00m/040/071000c 2022年7月5日閲覧。 
  44. ^ 高市早苗総務大臣の「放送法違反による電波停止命令を是認する発言」に抗議し、その撤回を求めると共に、政府に対し報道・表現の自由への干渉・介入を行わないよう求める会長声明”. 東京弁護士会 (2016年2月16日). 2023年3月9日閲覧。
  45. ^ “【衆院予算委】安倍首相、電波停止「民主党政権で同じ答弁」”. 産経新聞. (2016年2月15日). https://www.sankei.com/article/20160215-4QJFNEWS65PKDM4SFNGCRMFAJA/ 2022年7月5日閲覧。 
  46. ^ 参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607”. 日本禁煙学会 (2016年6月16日). 2018年8月18日閲覧。
  47. ^ 杉尾ひでやオフィシャルサイト
  48. ^ 立憲民主党長野県連合会|役員一覧
  49. ^ a b 原口和久 『メディアの始末記―TBSビデオ問題』新風舎、1998年2月26日。ISBN 9784797405033
  50. ^ 1996年5月1日付け東奥日報朝刊18面記事。
  51. ^ ケン・ワタナベの魅力”. 日本実業出版社 (2011年8月26日). 2012年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月12日閲覧。
  52. ^ TVでた蔵「2012年1月10日放送 みのもんたの朝ズバッ!」”. ワイヤーアクション (2012年1月10日). 2015年3月12日閲覧。
  53. ^ “スカイツリー隠れた絶景ポイント「地上345メートルの男子トイレ」”. ジェイ・キャスト. (2012年5月1日). https://www.j-cast.com/tv/2012/05/01130840.html?p=all 2012年9月27日閲覧。 
  54. ^ “立憲・杉尾議員「咳が止まらないけどコロナじゃない」とスピーチし会場から笑い、批判集まる”. リアルライブ. (2020年2月14日). https://npn.co.jp/article/detail/200001227 2020年2月14日閲覧。 
  55. ^ “小西氏サル発言は「憲法審での謝罪必要なし」立民・杉尾氏”. 産経新聞. (2023年4月5日). https://www.sankei.com/article/20230405-IHFU4L4V6FK2FL5XT6JT3GNIRU/ 2023年4月5日閲覧。 
  56. ^ twitter.com/TeamSugioHideya
  57. ^ 杉尾ひでや 衆議院議員 長野県選出 Twitter 2023年6月1日

外部リンク

編集
議会
先代
青木愛
  参議院東日本大震災復興特別委員長
2020年 -2021年
次代
那谷屋正義