本巣駅
岐阜県本巣市曽井中島にある樽見鉄道の駅
本巣駅(もとすえき)は、岐阜県本巣市曽井中島にある[4]、樽見鉄道樽見線の駅である。駅番号はTR09。
本巣駅 | |
---|---|
駅舎(2021年4月) | |
もとす Motosu | |
◄TR08 糸貫 (2.8 km) (1.3 km) 織部 TR10► | |
所在地 | 岐阜県本巣市曽井中島680ー11 |
駅番号 | TR09 |
所属事業者 | 樽見鉄道 |
所属路線 | ■樽見線 |
キロ程 | 16.2 km(大垣起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
63人/日(降車客含まず) -2016年[要出典]- |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)3月20日[1][2][3] |
備考 | 直営駅 |
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線[8]を有する列車交換可能な地上駅。駅構内に樽見鉄道本社[4]と車両基地(本巣機関区)[2]が併設されている。また側線も敷設されている[8]。樽見鉄道の途中駅では唯一の有人駅となっている[2]。以前は自動券売機が設置されていたが、現在は撤去されたため、乗車券は必ず窓口で購入することとなる。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側・反対側 | ■樽見線 | 上り | モレラ岐阜・大垣方面 |
下り | 谷汲口・樽見方面 |
※案内上ののりば番号は割当てられていない。
- 付記事項
貨物取扱・専用線
編集以前は当駅北方に専用線が接続し[8]、住友大阪セメント岐阜工場からのセメント発送が行われていたが[2]、2006年3月28日限りで廃止された[9]。なお、線路は既に撤去されている[2]。
1985年当時の常備貨車
編集-
駅構内(2021年4月)
-
在りし頃の住友大阪セメント岐阜工場専用線
(2004年1月) -
工場から本巣駅へ到着したセメント貨物列車。後方に見える煙突が工場(2001年12月)
利用状況
編集年度 | 1日平均乗車人員 |
---|---|
2011年(平成23年) | 87 |
2012年(平成24年) | 77 |
2013年(平成25年) | 72 |
2014年(平成26年) | 62 |
2015年(平成27年) | 63 |
2016年(平成28年) | 63 |
駅周辺
編集駅西側は田畑が広がり、付近にはイチゴ園がある。駅東側は住宅地となっており、付近にはスーパーマーケットや教育施設等がある。なお、大平山(標高213 m)は駅東側にあるが、駅からはやや離れている。
- 駅西側
- つみつみいちごファーム
- 青山いちご園
- 糸貫川
- 岐阜県道78号岐阜大野線
- 駅東側
バス路線
編集駅前を通る道路上に「本巣駅」停留所があり、以下の路線が乗入れる。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、117頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e f 川島 2009, p. 85.
- ^ a b c d e f 寺田 2013, p. 264.
- ^ a b “鮮やかな青色電車、樽見鉄道はなぜ青色なのか?”. 岐阜新聞Web. (2022年1月9日). オリジナルの2022年1月9日時点におけるアーカイブ。 2022年2月25日閲覧。
- ^ a b 日本鉄道旅行地図帳 ―全線全駅全廃線 7号 東海(新潮「旅」ムック)p.40、日本鉄道旅行地図帳編集部 (編) 新潮社 (2008-11-18) ISBN 978-4-10-790025-8
- ^ “日本国有鉄道公示第128号”. 官報. (1971年3月29日)
- ^ 「通報 ●樽見線東大垣駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年3月29日、3面。
- ^ a b c 川島 2009, p. 29.
- ^ 「住友大阪セメントが利用打ち切り」中日新聞 2004年2月20日。(Internet Archive)
- ^ 「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年[要ページ番号]
参考文献
編集- 川島令三『【図説】日本の鉄道 東海道ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 名古屋駅 - 米原エリア』講談社、2009年7月20日。ISBN 978-4-06-270015-3。
- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
関連項目
編集外部リンク
編集- 本巣駅 - 樽見鉄道