旭川市消防本部

北海道旭川市の消防部局

旭川市消防本部(あさひかわししょうぼうほんぶ)は、北海道旭川市の消防部局(消防本部)。管轄区域は旭川市、上川郡上川町鷹栖町の1市2町。上川町と鷹栖町は旭川市消防本部に消防事務を委託している[3]

旭川市消防本部
旭川市消防本部・南消防署
情報
設置日 1948年
管轄区域 旭川市上川郡上川町、上川郡鷹栖町
管轄面積 1,936 km²[1]
職員定数 405人[2]
消防署数 4
出張所数 10
分遣所数 3
所在地 070-0037
北海道旭川市7条通10丁目
北緯43度46分18秒 東経142度22分00秒 / 北緯43.77167度 東経142.36667度 / 43.77167; 142.36667座標: 北緯43度46分18秒 東経142度22分00秒 / 北緯43.77167度 東経142.36667度 / 43.77167; 142.36667
リンク 消防・救急 | 旭川市
テンプレートを表示

沿革

編集

旭川消防の歴史は、私設消防組、公設消防組、警防団及び自治体消防の時代に大別される[4]

 
旧東出張所(2020年9月5日撮影)
  • 1892年明治25年):仮の消防隊組織。
  • 1893年(明治26年):私設消防組組織。
  • 1894年(明治27年):私設忠別消防組認可、同年に旭川村忠別消防組(公設)となる。
  • 1900年(明治33年):旭川消防組(公設)設置。
  • 1922年大正11年):旭川市制施行。
  • 1939年昭和14年):防護団及び消防組を解散し、旭川市警防団発足。
  • 1947年(昭和22年):旭川市消防団発団式。
  • 1948年(昭和23年):旭川市消防条例制定、消防本部、消防訓練所、消防署消防団設置。
  • 1949年(昭和24年):消防出張所名称改称(旭川市消防署、西消防所、大成消防所、北星消防所、春光消防所、新旭川消防所(常備)、東消防所、朝日消防所、中島消防所、近文消防所(予備))。
  • 1950年(昭和25年):東消防所を常備とし、大成消防所を廃止。
  • 1952年(昭和27年):救急業務開始。旭川市消防音楽隊(消防音楽隊)結成。
  • 1955年(昭和30年):消防所名称を変更(常備消防所の名称を出張所に改め,予備消防所を分遣所に改称)。神居分遣所設置。
  • 1956年(昭和31年):北星出張所移転新築。
  • 1958年(昭和32年):消防本部・消防署移転新築。
  • 1961年(昭和36年):西出張所庁舎落成。
  • 1966年(昭和41年):2署制施行(旭川消防署を南消防署に、北星出張所を北消防署に昇格)。永山分遣所開設。
  • 1967年(昭和42年):朝日分遣所を出張所に昇格。
  • 1968年(昭和43年):朝日出張所を豊岡出張所に改称。旭川市が上川郡神楽町を編入。神楽出張所、西神楽分遣所を開設。
  • 1969年(昭和44年):東旭川分遣所開設。
  • 1971年(昭和46年):東鷹栖分遣所開設。
  • 1973年(昭和48年):救助隊発足。
  • 1978年(昭和53年):永山分遣所を出張所に昇格。
  • 1983年(昭和58年):消防本部・南消防署移転新築。
  • 1988年(昭和63年):神居分遣所改築。
  • 1989年平成元年):東旭川分遣所を出張所に昇格。
  • 1991年(平成03年):南消防署忠和出張所開設。北海道広域消防相互応援協定締結。
  • 1992年(平成04年):北消防署移転新築。
  • 1993年(平成05年):旭川市消防創設100年記念式典挙行。
  • 1994年(平成06年):消防緊急情報システム運用開始。
  • 2002年(平成14年):神楽出張所移転新築。
  • 2008年(平成20年):西出張所閉所。旭川市総合防災センター開設し、消防救急課・指令課・防災課が総合防災センター中核施設に移転、東光出張所開設。消防防災情報システム運用開始。
  • 2011年(平成23年):東日本大震災に係る緊急消防援助隊派遣。
  • 2014年(平成26年):旭川市・上川町・鷹栖町消防広域化開始。上川消防署・層雲峡出張所、鷹栖消防署が業務開始。消防救急デジタル無線運用開始。
  • 2019年令和元年):東出張所を閉所する。緑が丘地域活動センターを開設し、同センター内に緑が丘出張所を開設する。

組織

編集

「組織と事務分掌」参照[5]

  • 消防長 - 次長
    • 本部主幹
    • 総務課
    • 市民安全課
    • 予防指導課
    • 消防救急課
    • 指令課
    • 南消防署
    • 北消防署
    • 上川消防署
    • 鷹栖消防署

消防車両

編集

「消防本部の車両」参照[6]

消防署

編集
「消防本部暑所の一覧」参照[7]
消防署 住所 出張所 分遣所
南消防署 旭川市7条通10丁目 忠和:忠和4条8丁目
緑が丘:緑が丘東3条1丁目
豊岡:豊岡3条3丁目5-10
神楽:神楽4条7丁目
東旭川:東旭川北1条6丁目
東光:東光27条8丁目(総合防災センター中核施設内)
西神楽:西神楽北1条2丁目
北消防署 旭川市大町3条5丁目 新旭川:大雪通8丁目
春光:末広4条1丁目
永山:永山2条17丁目
近文:緑町16丁目
東鷹栖:東鷹栖東1条4丁目
上川消防署 上川郡上川町北町 層雲峡:上川町字層雲峡
鷹栖消防署 上川郡鷹栖町南1条3丁目

脚注

編集
  1. ^ 消防年報 概要 2015, p. 1.
  2. ^ 消防年報 統計編, p. 54.
  3. ^ 消防年報 概要, p. 1.
  4. ^ 資料” (PDF). 平成27年(2015年)消防年報. 旭川市消防本部. pp. 92-104 (2015年). 2016年6月9日閲覧。
  5. ^ 組織と事務分掌” (PDF). 旭川市消防本部 (2015年). 2016年6月9日閲覧。
  6. ^ 消防本部の車両”. 消防・救急. 旭川市. 2016年6月9日閲覧。
  7. ^ 消防年報 概要 2015, p. 2.

参考文献

編集
  • 概要” (PDF). 平成27年(2015年)消防年報. 旭川市消防本部 (2015年). 2016年6月9日閲覧。
  • 統計編” (PDF). 平成27年(2015年)消防年報. 旭川市消防本部 (2015年). 2016年6月9日閲覧。

外部リンク

編集