旭峠
旭峠(あさひとうげ)は、北海道紋別郡遠軽町と常呂郡佐呂間町とを結ぶ峠である。国道333号の峠であったが、2002年(平成14年)11月に旭峠道路が開通したことで国道から町道に移管となった。全区間において対向二車線の舗装路であり、遠軽側は旭野川に、佐呂間側はオンネルベシベ川に沿っている。
旭峠 | |
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所在地 |
日本 北海道遠軽町・佐呂間町 |
座標 | 北緯43度58分58.8秒 東経143度35分22.8秒 / 北緯43.983000度 東経143.589667度座標: 北緯43度58分58.8秒 東経143度35分22.8秒 / 北緯43.983000度 東経143.589667度 |
標高 | 304 m |
通過路 | 旧国道333号 |
プロジェクト 地形 |
概要
編集最大6.2%の急勾配に加え、ヘアピンカーブを含む曲線半径32m~150mの急カーブが13か所連続しており、峠頂上の旭トンネルは大型車のすれ違いが困難であったことから、国道としては交通のボトルネックであり、これらの問題を解消するため旭峠道路が事業化され、2002年(平成14年)11月に切り替えられた[1]。
旧道は2003年(平成15年)4月に国道から遠軽町及び佐呂間町へ移管され町道となっている[2]。
旭トンネル
編集旭トンネルは峠を貫く延長168mのトンネル。1956年開通[3]。総幅員5.5m、高さ制限4.0mと狭隘なため大型車のすれ違いが困難であるとともに4.0 mの高さ制限があった[1]。
現在
編集2002年に旭野トンネルを含む旭峠道路が開通して国道を退いた。しかし旭峠道路は自動車専用道路であるため、これを通行できない歩行者、自転車、原付や、旭峠道路が通行止めの際に迂回するために利用されている[2]。佐呂間側にパーキングスペースがあるが、閉鎖されている。冬季は除排雪が行われておらず、通行止めとなっている。
出典
編集- ^ a b c “遠軽北見道路(一般国道333号)旭峠道路 事後評価結果準備書説明資料” (PDF). 北海道開発局 (2006年). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b c “遠軽町議会だよりNo.61”. 遠軽町. 2021年3月21日閲覧。
- ^ 峠の親子トンネル・旭トンネル[出典無効][リンク切れ]