日長石
日長石(にっちょうせき、sunstone)は、長石グループに属する宝石。 灰曹長石のジュエリー級のものがサンストーンと呼ばれる。紅色の長石でアベンチュレッセンスを持つので、アベンチュリン[1]フェルドスパーとも呼ばれている。月長石と対になることから日長石(サンストーン)の名がついた。ギリシア語で「太陽の石」という意味のヘリオライト(heliolite)という名もある。
性質・特徴
編集→鉱物学的性質については「灰長石」を参照
澄んだ透明ないしは不透明の結晶で、虹色の反射を伴う。結晶内部に金属小片結晶を含む。結晶は主に塊状で産出、小さくタンブル状のことが多い。
インド産のものは、灰曹長石(オリゴクレーズ)に赤鉄鉱を含んだ半透明~不透明の宝石になる。
結晶系 三斜晶系
硬度 6~6.5
成分・種類
編集産出地
編集用途・加工法
編集サイド・ストーリー
編集古来より太陽の力を宿す石として扱われる。古代ギリシャでは太陽神の象徴として崇められ、お守りにしたり、毒を中和[要曖昧さ回避]させる目的で杯や皿に使用された。インドではお祝いの儀式の時に使われていたという伝承がある。またリウマチの治療などにも用いられていた[要出典]。
脚注
編集sunstone
関連項目
編集参考文献
編集- 松原聰『日本の鉱物』学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年。ISBN 4-05-402013-5。
外部リンク
編集- Sunstone (mindat.org)