東京都道29号立川青梅線

東京都の道路
新奥多摩街道から転送)

東京都道29号立川青梅線(とうきょうとどう29ごう たちかわおうめせん)は、東京都立川市から福生市を経て青梅市に至る都道主要地方道)である。支線のごく一部を除き、多摩川JR青梅線に並行して走る。

主要地方道
東京都道29号標識
東京都道29号立川青梅線
地図
地図
路線延長 36.5 km
起点 東京都 立川市
終点 東京都 青梅市
接続する
主な道路
記法
国道16号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
奥多摩街道・新奥多摩街道起点
新奥多摩街道。立川市富士見町付近から上り方向を見る
玉川上水沿いの奥多摩街道(福生市福生付近)

通称は、旧道は奥多摩街道、バイパスは新奥多摩街道と呼ばれる(バイパスの国道16号との重複区間は東京環状とも呼ばれる)。その他、奥多摩街道の拝島三叉路から小荷田に至るもの、東京都道5号新宿青梅線青梅街道)と交差し東青梅駅前を迂回するもの、東京都道165号伊奈福生線と重複し、福生 新橋交差点から多摩川橋梁の永田橋を経て多摩川右岸を北上し、あきる野市草花地内で東京都道250号あきる野羽村線に至る整備途上の支線があり、そのうち東京都道165号伊奈福生線との重複区間は永田橋通りと呼ばれる。

概要

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奥多摩街道という名前ながら、奥多摩町内には入っていない。奥多摩町方面に行く場合は、終点で交差する青梅街道を使う。

路線状況

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重複区間

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  • 奥多摩街道
    • なし
  • 新奥多摩街道(バイパス)
    • 国道16号(堂方上交差点 - 小荷田交差点)
  • 拝島支線
    • なし
  • 東青梅支線
    • なし
  • 福生・草花支線

橋梁

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  • 奥多摩街道
    • 滝口橋(たきぐちばし)
      • (東京都立川市富士見町4-19-9先)
      • 交差河川=残堀川
    • 清厳院橋(せいがんいんばし)
      • (東京都福生市大字福生690番地先)橋長15.00 m、幅員11.00 m、現橋竣工:1989年(平成元年)3月
      • 交差河川=玉川上水
    • 青梅街道立体橋
      • (東京都青梅市東青梅4-2-1先)
      • 交差道路=東京都道5号新宿青梅線(青梅街道)
  • 新奥多摩街道(バイパス)
    • 立川橋(たちかわばし)
      • (東京都立川市柴崎町5-1-7先)
      • 交差河川=残堀川
    • 福生橋(ふっさばし)
      • (東京都福生市大字熊川912番地先)橋長14.81 m、幅員15.00 m、竣工:1958年(昭和33年)3月
      • 交差河川=玉川上水
  • 福生・草花支線
    • 新橋(しんばし)
      • (東京都福生市大字福生550-1番地先)
      • 交差河川=玉川上水
    • 永田橋(ながたばし)
      • (東京都福生市大字福生 - 東京都あきる野市草花)
      • 交差河川=多摩川

交通量・渋滞

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内出交番前、歩車分離信号

新奥多摩街道は日野橋交差点から、福生市の内出交番前交差点までは4車線(小荷田交差点 - 堂方上交差点は上りのみ3車線)であるが、全体的に交通量が多く、多摩大橋北交差点より東側では、右折車線がない交差点や路線バスも多く、流れが悪い。また、多摩大橋北・宮沢東・宮沢の各交差点は青信号の時間が短く、渋滞しやすい。

堂方上交差点から小荷田交差点までの間は国道16号と重複する。この区間は国道16号が右折する構造となっているため、曜日を問わず渋滞が発生することが多い。

2010年平成22年)4月より、内出交番前交差点下り方向に歩車分離式信号機が導入され、車両の左折できる時間が短縮されたため、あきる野方面に行く左折車線で渋滞が発生するようになった。

奥多摩街道や、内出交番前以北では、交通量は比較的少なめである。 このほか、福生市で行われる福生七夕まつりや、青梅マラソン(東青梅4丁目西交差点がスタート地点である)など、交通規制が行われるイベントも多い。

地理

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通過する自治体

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交差する道路

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奥多摩街道

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新奥多摩街道(バイパス)

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拝島支線

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  • 奥多摩街道(拝島三叉路交差点)
  • 新奥多摩街道・国道16号(東京環状)(小荷田交差点)

東青梅支線

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福生・草花支線

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  • 奥多摩街道(福生新橋交差点)
  • 東京都道165号伊奈福生線(永田橋通り、永田橋交差点)
  • 東京都道250号あきる野羽村線(上折立交差点)

関連項目

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外部リンク

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