新北投線(しんほくとうせん)は、北投-新北投を結んでいた鉄道路線日本統治時代に開発された北投温泉に負傷兵を療養のために輸送する必要から、1916年に建設された鉄道である。その後は台湾を代表する温泉地への交通手段として発達した。国民党政府が公娼禁止政策を実施すると、観光路線から一般旅客路線としても利用されるようになり、観光客以外に通勤客を輸送する等負担が大きくなった。台北捷運淡水線新北投支線の工事に伴い、1988年に淡水線とともに廃線となった。

新北投線
基本情報
起点 北投駅
終点 新北投駅
駅数 2
開業 1916年4月1日
廃止 1988年7月15日
運営者 台湾鉄路管理局
路線諸元
路線距離 1.2 km
軌間 1,067 mm
線路数 単線
電化方式 非電化
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新北投線
各種表記
繁体字 新北投線
簡体字 新北投线
拼音 Xīnbĕitóu Xiàn
注音符号 ㄒㄧㄣ ㄅㄟˇ ㄊㄡˊ ㄊㄡ ㄒㄧㄢˋ
発音: シンベイトウシェン
台湾語白話字 Sin Pak tâu sòaⁿ
英文 Xinbeitou Line
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歴史

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駅一覧

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駅名 駅番号 駅間
キロ
累計
営業
キロ
等級 接続路線・備考 所在地
北投駅   0.0 0.0 廃止 淡水線分岐駅 台北市 北投区
新北投駅   1.2 1.2 廃止  

関連項目

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