文蔵の滝
文蔵の滝(ぶんぞうのたき)は和泉山脈に属する三国山および宿山を源とする穴伏川(四十八瀬川)上流の東谷にある滝である。金剛生駒紀泉国定公園の区域内に位置し、「紀の国名水100選」、和歌山県の「親しめる水辺66選」などに選定されている。
文蔵の滝 | |
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所在地 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷 |
位置 | 北緯34度20分40.9秒 東経135度29分20.2秒 / 北緯34.344694度 東経135.488944度座標: 北緯34度20分40.9秒 東経135度29分20.2秒 / 北緯34.344694度 東経135.488944度 |
落差 | 15 m |
水系 | 穴伏川 |
プロジェクト 地形 |
概要
編集滝は山中の周囲300度を岩で囲まれた洞窟のような地形の場所にあり、轟音は反響し大きく、水は光り輝ながら暗闇を縫うように落ちる。その様は観る者へ荘厳にして神秘の感を与えるとされ、古来より修験者の行場となってきた。文覚上人(1139年 - 1203年)も当地で修行したと伝わる。現在も滝は現役の修行場であり、七代龍王金剛童子を本地において不動尊を祀る。前小屋は修行者のための「こもり場」として使われている。