揚げ菓子(あげがし)は、揚げ物菓子のことである。特に和菓子の分類基準の一つとして使われ、生菓子の揚げ菓子(あんドーナツやサーターアンダギーなど)と干菓子の揚げ菓子(かりんとうや芋けんぴなど)がある[1][2]

揚げ菓子
かりんとう
ポテトチップス

歴史

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ヨーロッパでは、ギリシア時代から結婚式の際にゴマと蜂蜜で出来た揚げ菓子が定着しており、現在でも、ギリシアを中心に蜂蜜を用いた揚げ菓子が広まっている[3]。また、カーニバルの菓子としても揚げ菓子が広く食べられており、ポーランドが発祥とされる[4]

日本では、平安時代にはすでに索餅という名前の揚げ菓子の専門店が存在した[5]

主な揚げ菓子

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日本

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中国

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東南アジア・南アジア

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ヨーロッパ

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アメリカ

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脚注

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  1. ^ 和菓子の分類”. 全国菓子工業組合連合会. 2021年5月7日閲覧。
  2. ^ お菓子の分類基準”. 日本安全食料料理協会. 2021年5月7日閲覧。
  3. ^ 世界のお菓子小史”. 全国菓子工業組合連合会. 2021年5月7日閲覧。
  4. ^ 冠ゆき (2017年2月8日). “カーニバルにかかせない。つまみたくなる世界の揚げ菓子いろいろ”. mediagene. 2021年5月7日閲覧。
  5. ^ 平安時代の菓子”. 奈良女子大学大学院人間文化研究科. 2021年5月7日閲覧。