宝塚歌劇団61期生
(愛田まちから転送)
宝塚歌劇団61期生(たからづかかげきだん61きせい)とは、1973年(昭和48年)に宝塚音楽学校に入学し、1975年(昭和50年)に卒業。同年、宝塚歌劇団に入団し、『春の宝塚踊り』『ラムール・ア・パリ』で初舞台を踏んだ46人を指す。
概要
編集この期には元花組トップ娘役の若葉ひろみ、元星組トップ娘役の湖条れいか、元花組2番手男役スターの朝香じゅん、元月組男役スターの桐さと実、元専科娘役の一原けい、元専科男役で元雪組組長の箙かおるが入団。
2017年に箙かおるが退団したことにより、61期生は全員退団したことになる。
一覧
編集芸名 | 読み仮名 | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年 | 備考 |
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愛田まち | あいだ まち | 3月26日 | 兵庫県西宮市 | 甲陵中学校 | アイちゃん マチ |
娘役 | 1983年 | 総合舞台芸術家・中間裕子 義姉は火の鳥美奈 | |
あごう沙知 | あごう さち | 1月23日 | 東京都台東区 | 千代田女学園 | 前進のGO・ 自分の行く道が 幸せであるように |
フミ | 男役 | 1986年 | |
麻光 | あさ ひかり | 1月4日 | 兵庫県宝塚市 | 宝塚高等学校 | マーチ まあちゃん |
男役 | 1978年 | ||
朝香じゅん | あさか じゅん | 12月7日 | 東京都港区 | 森村学園 | ルコ ルリちゃん |
男役 | 1991年 | 俳優・歌手 | |
朝風めぐみ | あさかぜ めぐみ | 2月17日 | 兵庫県西宮市 | 宝塚第一中学校 | 父が命名 | テケ のりこちゃん |
娘役 | 1982年 | |
新千宏 | あらた ちひろ | 7月18日 | 山口県下関市 | 下関南高等学校 | 家族に名前 | オヨウ ヨーコちゃん |
娘役 | 1985年 | 改名後・新千ひろ(あらた ちひろ)[2] 夫は東西化学産業社長の河野眞一郎 |
安城聖 | あんじょう ひじり | 8月30日 | 大阪府守口市 | 守口高等学校 | ボブ | 男役 | 1977年 | ||
五十鈴さより | いすず さより | 5月14日 | 兵庫県姫路市 | 姫路西高等学校 | 娘役 | 1976年 | |||
一原けい | いちはら けい | 8月22日 | 京都府京都市 | 聖母学院高等学校 | 知人が命名 | プリマ | 娘役 | 2014年 | |
箙かおる | えびら かおる | 12月8日 | 兵庫県神戸市 | 神戸市立生田中学校 | 尊師が命名 | チャル | 男役 | 2017年 | 日本舞踊・若柳吉信代[3] |
江里美幸 | えり みゆき | 3月31日 | 大阪府大阪市北区 | 相愛学園 | モトコ | 娘役 | 1985年 | 妹は詩季なな帆 | |
扇千花 | おうぎ ちか | 6月6日 | 東京都目黒区 | 実践女子学園 | 扇千景が命名 | ヤスコ やっちゃん |
娘役 | 1977年 | 日本舞踊・扇千花[3] |
大川令於 | おおかわ れお | 9月1日 | 東京都目黒区 | 東京学芸大学附属中学校 | シカコ れお |
男役 | 1982年 | ||
大城つばさ | おおしろ つばさ | 10月13日 | 大阪府池田市 | 箕面高等学校 | 自分で考案 | マロン クリちゃん くりぼん |
男役 | 1980年 | |
影ちさと | かげ ちさと | 10月20日 | 東京都 | 大妻女子大学附属中野女子高等学校 | 知人が命名 | エッチャン ハット はったん |
男役 | 1980年 | |
風帆里紗 | かざほ りさ | 9月26日 | 北海道帯広市 | 宝塚高等学校 | 自分で考案 | すがちゃん リサ |
男役 | 1978年 | |
桐さと実 | きり さとみ | 10月25日 | 大阪府大阪市阿倍野区 | 東京都立神代高等学校 | 本名の一字を取って 自分で考案 |
カタちゃん | 男役 | 1989年 | 俳優 |
湖条れいか | こじょう れいか | 6月12日 | 兵庫県神戸市須磨区 | 渋谷高等学校 | 姉の芸名 | ツッツ れいか |
娘役 | 1986年 | 姉は湖条千秋 歌手 |
西城杏奈 | さいじょう あんな | 1月28日 | 東京都港区 | 大妻女子大学附属中野女子高等学校 | 尊師が命名 | マツボックリ | 男役 | 1979年 | |
早乙女マリア | さおとめ まりあ | 1月1日 | 兵庫県西宮市 | 鳴尾高等学校 | ヨッシィ マリヤ |
娘役 | 1977年 | ||
朱雀薫 | すじゃく かおる | 5月24日 | 大阪府大阪市城東区 | 大阪信愛女学院 | 源氏物語 | ハミン ひろみちゃん |
男役 | 1978年 | 後に娘役に転向 日本舞踊・藤間勘子実[3] 娘は拓麻早希・瑠音舞佳 |
鈴美音 | すず みね | 12月22日 | 東京都渋谷区 | 実践女子学園 | 尊師が命名 | ユミちゃん | 娘役 | 1987年 | |
瀬尾はやみ | せお はやみ | 6月29日 | 東京都小金井市 | 藤村女子高等学校 | ノア | 男役 | 1984年 | 改名後・まどか輝(まどか てる)[4] | |
千みどり | せん みどり | 7月8日 | 兵庫県西宮市 | 夙川学院 | 尊師が命名 | みゆき | 娘役 | 1980年 | |
環潤 | たまき じゅん | 10月13日 | 兵庫県西宮市 | 神戸松蔭女子学院 | 家族で考案 | クミ ツタ |
男役 | 1980年 | |
千鳥さくら | ちどり さくら | 8月12日 | 東京都 | 女子美術大学附属 | 東京・ 千鳥が淵の桜より 戸部銀作が命名 |
アッキー サクラちゃん アッコ |
娘役 | 1981年 | |
朱鷺のぼる | とき のぼる | 8月8日 | 東京都中野区 | 四谷商業高等学校 | オシバ ジャンプ シバ |
男役 | 1980年 | ||
奈樹まさみ | なぎ まさみ | 1月26日 | 大阪府大阪市大淀区 | 桜塚高等学校 | 日本舞踊名取名 | ししょう まさみ |
娘役 | 1983年 | 日本舞踊・坂東雅実[3] |
奈知優 | なち まさる | 8月16日 | 大阪府 | 宣真学園 | ナチ | 男役 | 1977年 | ||
夏川ゆかり | なつかわ ゆかり | 7月11日 | 兵庫県西宮市 | 被昇天学園 | キー きいこ |
娘役 | 1981年 | ||
夏城淳 | なつき じゅん | 6月17日 | 東京都町田市 | 日本大学附属桜丘高等学校 | ジュン | 男役 | 1979年 | 母は水町のぶ子 妹は雪城まどか | |
花篠まり恵 | はなじょう まりえ | 3月17日 | 東京都港区 | 立教女学院 | ヒサエちゃん | 娘役 | 1980年 | ||
花宮らら | はなみや らら | 11月7日 | 岡山県和気郡 | 西宮高等学校 | 明るく花のように | らら | 娘役 | 1983年 | |
火の鳥美奈 | ひのとり みな | 1月9日 | 兵庫県西宮市 | 西宮高等学校 | 火の鳥のような 情熱と はばたき |
オーシャン | 男役 | 1987年 | 後に娘役に転向 義妹は愛田まち |
星月美砂 | ほしづき みさ | 12月2日 | 大阪府大阪市北区 | 神戸松蔭女子学院 | 尊師が命名 | オクちゃん トコちゃん |
娘役 | 1979年 | |
穂高真理 | ほだか まり | 11月26日 | 愛知県名古屋市千種区 | 宝塚中学校 | リッペ | 娘役 | 1980年 | ||
麻泉沙里 | まいずみ さり | 7月25日 | 兵庫県神戸市東灘区 | 神戸山手学園 | オシノ | 娘役 | 1984年 | 日本舞踊・藤間勘姿之[3] 父は夢路いとし 叔父は喜味こいし | |
摩耶みつほ | まや みつほ | 3月25日 | 東京都世田谷区 | 小野学園 | 摩耶山 | ガンちゃん | 男役 | 1981年 | 日本舞踊・藤間勘誉枝[3] |
麻由なつみ | まゆ なつみ | 2月5日 | 大阪府 | 豊中第六中学校 | デン | 娘役 | 1984年 | ||
瑞城聖 | みずき せい | 8月7日 | 大阪府大阪市天王寺区 | 天王寺中学校 | ドレミ | 男役 | 1982年 | ||
美舟幸 | みふね さち | 2月18日 | 兵庫県神戸市灘区 | 沖縄県立小禄高等学校 | 本名 | ミフネ | 男役 | 1980年 | 母は月空美舟 |
美代かほり | みよ かおり | 3月29日 | 兵庫県宝塚市 | 長尾中学校 | 尊師が命名 | キヨミちゃん | 娘役 | 1981年 | |
優ひかり | ゆう ひかり | 6月22日 | 大阪府大阪市 | 梅花学園 | 本名 | スズエ | 娘役 | 1982年 | 妹は真琴愛(63期)、 関岡香 俳優 |
梨花まなみ | りか まなみ | 10月21日 | 大阪府大阪市東区 | 帝塚山中学校 | 家族で考案 | ユーコちゃん | 娘役 | 1980年 | |
礼さぎり | れい さぎり | 3月1日 | 兵庫県神戸市兵庫区 | 武庫川学院 | 自分で決定 | さぎり | 男役 | 1978年 | |
若葉ひろみ | わかば ひろみ | 4月29日 | 大阪府豊中市 | 大阪樟蔭学園 | ひとみ ひとちゃん |
男役 | 1985年 | 後に娘役に転向 俳優 |
脚注
編集- ^ 100年史(人物) 2014, p. 87.
- ^ 70年史(別冊) 1984, p. 113.
- ^ a b c d e f 「エンサイクロペディア・タカラジカ」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、219頁。
- ^ 70年史(別冊) 1984, p. 132.
参考文献
編集- 編集兼発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の70年(別冊)―年譜・最近の10年―』宝塚歌劇団、1984年5月18日。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。