愛の喜び (クライスラー)
愛の喜び(あいのよろこび、ドイツ語: Liebesfreud)はフリッツ・クライスラーのピアノとヴァイオリンのための小作品。
概要
編集音楽・音声外部リンク | |
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エステル・ヴァニングバイオリン、ワンディ・ツーレックピアノ Liebesfreud - (インターネットアーカイブ) |
ウインナ・ワルツの要素が取り入れられた[1]、文字通り喜びを表す晴れやかな作品で、愛の悲しみ(Liebesleid)と対になって演奏会に取り上げられることがある。さらに「美しきロスマリン」(Schön Rosmarin) を加えて3部作「ウィーン古典舞曲集」(Alt-Wiener Tanzweisen) とされる。
当初はクライスラーの意向によりヨーゼフ・ランナー作曲の作品として発表された[1]。
重音奏法の主和音で勢いよくはじまる。6度・3度の音程で単純かつ親しみやすい。中間部はヘ長調の穏やかな響き。
脚注
編集- ^ a b “これまでの放送 - 2014年2月8日(土)の放送”. ららら♪クラシック - NHK. 日本放送協会. 2020年6月24日閲覧。
関連項目
編集- テレビドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』 登場人物がヴァイオリンで頻繁に演奏
- asianTrinityのアルバム「200年後の運命」にピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラの構成のアレンジバージョンを収録