志布志駅

鹿児島県志布志市志布志町志布志にある九州旅客鉄道の駅

志布志駅(しぶしえき)は、鹿児島県志布志市志布志町志布志にある、九州旅客鉄道(JR九州)日南線である。同線の終着駅[2]事務管理コードは▲941909。

志布志駅
駅舎(2018年4月)
しぶし
Shibushi
大隅夏井 (4.4 km)
地図
鹿児島県志布志市志布志町志布志二丁目28-11[1]
北緯31度28分22.57秒 東経131度5分52.70秒 / 北緯31.4729361度 東経131.0979722度 / 31.4729361; 131.0979722座標: 北緯31度28分22.57秒 東経131度5分52.70秒 / 北緯31.4729361度 東経131.0979722度 / 31.4729361; 131.0979722
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日南線
キロ程 88.9 km(南宮崎起点)
電報略号 シシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2]
乗車人員
-統計年度-
7人/日(降車客含まず)
-2015年-
乗降人員
-統計年度-
25人/日
-2015年-
開業年月日 1925年大正14年)3月30日[2]
備考 無人駅[2]
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志布志駅
しぶし
Shibushi
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
開業年月日 志布志線-
1925年大正14年)3月30日
大隅線 -
1935年昭和10年)10月28日
廃止年月日 志布志線 -
1987年(昭和62年)3月28日
大隅線 -
1987年(昭和62年)3月14日
乗入路線
所属路線 志布志線
キロ程 38.6 km(西都城起点)
中安楽 (3.1 km)
所属路線 大隅線
キロ程 0.0 km(志布志起点)
(5.5 km) 菱田
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以前は日本国有鉄道(国鉄)志布志線大隅線も乗入れていた[2]

歴史

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2代目駅舎(1989年)
 
2014年1月時点の3代目駅舎(バスターミナル整備前)

駅構造

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単式ホーム1面1線と側線4本を有する地上駅。夜間に列車が1本留置される。夜21時半過ぎに到着した列車が翌朝5時台の始発となる。

現駅舎(写真「3代目駅舎」参照)とホームは志布志線・大隅線廃止後の1990年(平成2年)に日南線専用として新設されたもの[3]。駅舎は終着駅らしくホームと直角に立っている。なお現駅のホームは旧駅構内貨物引込線を利用して建設されたため、現駅舎は旧駅舎(写真「2代目駅舎」参照)のあった場所から約70メートル北東の場所に、建物自体の向きも上記の通り90度向きを変えた形で、建替えられた[3]。またこれにより日南線は起点側(大隅夏井駅方面)へ約40m短くなった。

駅前バスターミナルは3ヶ所に分散していたバス停の集約目的で志布志市が整備したもので、2018年(平成30年)4月15日より運用が開始された。工事費は約6,100万円であった[9]

旧志布志駅は機関区[3]・車掌区・保線区があり、転車台も備えていた。キヨスクもあり、弁当も売っていた。駅舎のあったホームが1番線、上架橋を渡ると2・3番線の両面ホームがあり、更にその向こう(海側)は広大な貨物操車場であった[3]。1・2番線は志布志線・日南線共通の上下線として使用され、3番線が大隅線であった。

山側から降りて来る広い通り「駅前通り」が商業施設「サンポートしぶしアピア」前の大通りと交わるまさにその交差点の所が旧駅舎・ホームがあった場所である。なお、後者は志布志線と大隅線が平行して走っていた軌道敷き跡地を利用してつくられたものである。

また、旧志布志機関区の跡地の一部には「志布志鉄道記念公園」が整備されており、C58 112ヨ8951キハ52 130静態保存されている。以前は志布志運動公園横に展示してあったが、この公園整備と共に、2000年(平成12年)頃に現位置に移動した。2008年(平成20年)頃からは有志による車体整備が行われている。

2009年(平成21年)8月8日、駅舎内の約35㎡のスペースをJRから市が無償で借り受け、志布志市総合観光案内所がオープンした[8]。観光案内所では、無料で自転車が借りられる。

種田山頭火句碑『一きれの雲もない空のさびしさまさる』が2010年(平成22年)に建立された。

2022年(令和4年)の組織改正に伴い、日南線が宮崎支社管轄となったため、大隅夏井駅と並び、鹿児島県内で同支社が管轄する駅となった。

利用状況

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年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2007 14 38
2008 14 38
2009 14 36
2010 11 32
2011 11 32
2012 10 29
2013 9 29
2014 9 28
2015 7 25

駅周辺

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サンポートしぶしアピア(駅前から)
 
駅前のバスターミナル。鹿児島交通のバス停が設置されている

駅正面にあるサンポートしぶしアピアは日用品店、ゲームセンター100円ショップが入居している。以前は2階が映画館であったが、現在は多目的ホールの他、競艇場外発売場オラレ志布志が入居している。駅左側には森に囲まれた大きな緑地公園がある。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
日南線
快速「日南マリーン号」・普通
大隅夏井駅 - 志布志駅

かつて存在した路線

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日本国有鉄道
志布志線
中安楽駅 - 志布志駅
大隅線
志布志駅 - 菱田駅

脚注

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  1. ^ 鹿児島県. “志布志駅(駅舎)” (日本語). 鹿児島県. https://www.pref.kagoshima.jp/ao01/chiiki/bariafuri-oosumi/sibusieki.html 2018年5月9日閲覧。 
  2. ^ a b c d e JR全駅・全車両基地 No.44、p.27。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n JR全駅・全車両基地 No.44、p.11。
  4. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  5. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、176頁。ISBN 4-88283-111-2 
  6. ^ “企画[南風録]終着駅に思いさまざま、JR志布志駅に雑記帳”. 南日本新聞 (南日本新聞社): p. 朝刊. (1997年10月24日) 
  7. ^ “企画[記者の目]ゴーゴー日南線 / 志布志・野平”. 南日本新聞 (南日本新聞社): p. 朝刊. (1997年8月14日) 
  8. ^ a b “志布志駅に案内所/志布志市、「観光拠点に」=JR日南線沿線初”. 南日本新聞 (南日本新聞社). (2009-08-09 (朝刊)) 
  9. ^ a b バスターミナル運用開始 志布志駅前 市が整備 利便性向上に期待」『南日本新聞』2018年4月18日25面。
  10. ^ JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
  11. ^ 鹿児島県統計年鑑

参考文献

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  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日。 

関連項目

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外部リンク

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