御室川(おむろがわ)は、京都府京都市右京区を流れる淀川水系の河川。天神川の支流。

御室川
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川
水源 御経坂峠
水源の標高 216 m
河口・合流先 天神川
流域 京都府京都市右京区
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地理

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京都市右京区梅ヶ畑の善妙大明神の付近にある御経坂峠に水源があり、周山街道(国道162号)とともに南流し、太秦安井松本町で天神川と合流する。上流は「奥殿川」や「鳴滝川」とも呼ばれ、支流に中田川・高鼻川・三宝寺川がある[1]

古くから度々氾濫し、葛野郡梅津・西院・京極・吉祥院の4か村が協力して治水工事を行い、その御室川治水碑が右京区西京極西川町に建てられている。1935年昭和10年)6月の京都大水害で天神川などとともに氾濫し、1938年(昭和13年)9月から河川の付け替え工事が着工され、御室川が天神川に合流し、天神川が桂川に注ぐようになった[2]

支流

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  • 中田川
  • 高鼻川
  • 三宝寺川
    • 宇多野谷川

河岸の施設

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脚注

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  1. ^ 御室川”. 川の名前を調べる地図. 2014年7月9日閲覧。
  2. ^ 御室川”. 京都ガイド. 2014年7月9日閲覧。

外部リンク

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