引地秀一郎
引地 秀一郎(ひきじ しゅういちろう、2000年6月3日 - )は、岡山県岡山市北区出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
ショウワコーポレーション硬式野球部 #41 | |
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楽天時代 (2019年8月2日、ロッテ浦和球場にて) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 岡山県岡山市北区 |
生年月日 | 2000年6月3日(24歳) |
身長 体重 |
188 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト3位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集岡山市立鯉山小学校1年時から岡山友愛スワローズで一塁手としてプレーし、5年時からは岡山庭瀬シャークスで投手兼遊撃手としてプレー[1]。小学生時代には浅野智治が代表を務める野球塾に通っていた[2]。岡山市立高松中学校では軟式野球部に所属し、全国大会出場を果たした[1]。
倉敷商業高校へ入学後、1年春からベンチ入りを果たし、1年夏の岡山県大会準決勝玉野光南高校戦に先発し146km/hを計測するも敗れた[3]。1年秋からエースナンバーを背負うも、高校3年の夏は岡山県大会準決勝で創志学園高校の西純矢と投げ合ったが敗れる。高校での最速は151km/h。3年間で甲子園出場はなし。
2018年10月25日に行われたドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名を受け[4]、11月12日に契約金5000万円、年俸600万円で契約した[5]。背番号は39。
楽天時代
編集2019年はイースタン・リーグ10試合に登板し、1勝3敗、防御率10.01という成績だった[6]。
2020年はイースタン・リーグ8試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率1.50という成績だった[7]。
2021年は右肘を手術した影響で二軍でも登板がなかった[8][9]。10月26日に球団より戦力外通告を受け[10]、12月9日に育成選手として再契約した[11]。背番号は004に変更された[12]。
2022年は、イースタン・リーグで8試合に登板し、1勝3敗、防御率6.86を記録した[13]。
2023年は、イースタン・リーグ11試合の登板で、1勝2敗、防御率6.43の成績で[14]、10月11日に戦力外通告を受けた[15]。その後、12球団合同トライアウトに参加した[16]。
楽天退団後
編集11月23日、同じく楽天退団となった髙田萌生、福森耀真と共に、地元・岡山県の社会人野球クラブチームのショウワコーポレーションへの入団が発表された[17]。監督の亀澤恭平からは「岡山の一番星を目指して、地元で再起を図ってほしい」と期待を込められている[18]。
プレースタイル・人物
編集詳細情報
編集年度別投手成績
編集- 一軍公式戦出場なし
背番号
編集- 39(2019年 - 2021年)
- 004(2022年 - 2023年)
脚注
編集- ^ a b “引地秀一郎”. 週刊ベースボール. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “巨人OBスカウトに浅野さん就任 金の卵発掘で「恩返しできれば」”. 山陽新聞デジタル. (2020年7月1日) 2020年9月19日閲覧。
- ^ “玉野光南 5-0 倉敷商”. バーチャル高校野球. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “楽天3位の倉敷商・引地「親近感が」星野魂継承誓う”. 日刊スポーツ (2018年10月25日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ “楽天3位引地が契約合意「星野さんの分まで頑張る」”. 日刊スポーツ (2018年11月11日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ a b “【楽天】引地「マー君スプリット」で来季1軍誓う”. スポーツ報知 (2019年11月3日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ “2020年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2021年3月16日閲覧。
- ^ “フェニックスリーグの展望は? 大村三郎FDに聞く/楽天連載”. 日刊スポーツ (2021年9月30日). 2021年12月21日閲覧。
- ^ “2021年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2021年12月21日閲覧。
- ^ “楽天が牧田和久ら8選手に戦力外を通告 右腕の菅原、足立&下妻の両捕手も”. Full-Count (2021年10月26日). 2021年11月1日閲覧。
- ^ “楽天18年ドラ3引地秀一郎ら育成契約 森雄大ら3選手とは育成再契約”. 日刊スポーツ. (2021年12月9日) 2021年12月20日閲覧。
- ^ “楽天、川島慶三ら6選手の背番号を発表 岩見雅紀と山﨑真彰は登録名を変更”. BASEBALL KING. (2021年12月20日) 2021年12月20日閲覧。
- ^ “2022年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “2023年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “【楽天】育成引地秀一郎に戦力外通告「まだ出し切れてない」5年間で1軍登板なし 現役続行希望”. 日刊スポーツ. (2023年10月11日) 2023年11月9日閲覧。
- ^ “阪神高山俊がマルチ安打 59人が参加 プロ野球12球団合同トライアウト/詳細”. 日刊スポーツ (2023年11月15日). 2024年1月1日閲覧。
- ^ “岡山のクラブチームがNPB3投手獲得!監督は元中日・亀澤氏 前楽天・高田萌生らに熱烈オファー実る”. デイリースポーツ. (2023年11月23日) 2023年11月23日閲覧。
- ^ 萩原孝弘「亀澤恭平監督の熱意通じた!3年目の野望に向けて元NPB“犬鷲”戦士3人を獲得【ショウワコーポレーション】」『THE DIGEST』2023年11月23日。2024年1月1日閲覧。
- ^ “楽天引地珍質問、恐怖の飛行機移動「どうすれば」”. 日刊スポーツ (2019年1月11日). 2021年12月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 引地秀一郎 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)