8代目広岡 久右衛門(ひろおか きゅうえもん、1806年(文化3年) - 1869年(明治2年))は、大坂の豪商・加島屋久右衛門家の8代目当主。諱は正饒(まさあつ)。
加島屋久右衛門家の5代目当主・正房の弟、加島屋次郎三郎の孫にあたる(7代目当主・正愼の実子ではない)。加島屋久右衛門家当主として、幕末期に幕府と長州藩の双方と駆け引きを繰り広げ、激動の時代を巧みに乗り切る。
1869年(明治2年)、逝去した。三男の文之助が9代目当主(久右衛門正秋)となる。