常万全(じょう ばんぜん、簡体字:常万全、繁体字:常萬全、英語:Chang Wanquan、チャン・ワンチュエン、1949年1月 - )は、中華人民共和国の政治家、軍人。第11代国防部長、国務委員(副首相級)、党中央委員会委員党中央軍事委員会委員国家中央軍事委員会委員を務める。階級は上将。党第16[1]・17[2]・18期[3]中央委員であった。

常万全
常万全
常萬全
Chang Wanquan
2013年8月19日
生年月日 1949年1月(75歳)
出生地 中華民国の旗 中華民国 河南省南陽市
出身校 陝西渭南師範専科学校
国防大学基本系
所属政党 中国共産党

在任期間 2013年3月16日 - 2018年3月19日
最高指導者 習近平
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生誕 1949年1月(75歳)
所属組織 中国人民解放軍陸軍
軍歴 1968年3月 - 2018年3月
最終階級 上将
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常万全
プロフィール
出生: 1949年1月
職業: 軍人
各種表記
繁体字 常萬全
簡体字 常万全
拼音 Cháng Wànquán
和名表記: じょう ばんぜん
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経歴

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1949年1月に河南省南陽市に誕生する。1968年3月、中国人民解放軍に入隊、同年11月、中国共産党に入党。1968年2月から陸軍戦士、班長。翌年11月から小隊長。1970年7月から第47軍師団司令部作訓科参謀。1974年3月から第47軍司令部作訓処参謀。1978年2月から蘭州軍区司令部作戦部二科参謀を務め、同年9月から蘭州軍区司令部弁公室秘書科秘書。1980年2月から第47軍司令部作訓処副処長。1981年3月から第47軍司令部作訓処処長。1983年5月から第47軍第140師団参謀長。1985年9月から第140師団副師団長。1985年9月から1987年7月まで陝西渭南師範専科学校で学ぶ。1990年9月から蘭州軍区司令部作戦部部長。1992年2月から第21軍第61師団長。1994年11月から第47集団軍参謀長。

1994年3月から1995年1月まで国防大学基本系で学ぶ。1997年、少将。1998年6月から国防大学戦役教研室主任。2000年10月から第47集団軍軍長。2002年1月から蘭州軍区参謀長。2003年、中将。2003年12月、北京軍区参謀長に任命。2004年12月、瀋陽軍区司令員に任命。

2007年9月、総装備部長に任命。2007年10月22日、第17期1中全会において党中央軍事委員会委員に選出される[4]。同年10月31日に上将に昇進し[5]、11月2日に上将階級昇格式が開催された[6]2008年3月16日、第11期全国人民代表大会第1回会議において国家中央軍事委員会委員に選出された[7]

2012年10月に総装備部長を退任するが[8]、同年11月15日の第18期1中全会において党中央軍事委員会委員に再任される[9]

2013年3月15日、第12期全国人民代表大会第1回会議において国家中央軍事委員会委員に再任され[10]、翌16日には国務委員及び国防部部長に任命された[11]

2017年10月の第19回党大会において党中央委員から外れ、引退が決まった[12]

脚注

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  1. ^ 十六大選出198名中央委員 (中国語)
  2. ^ 中国共产党第十七届中央委員会委員名単 (中国語)
  3. ^ 中国共産党第十八届中央委員会委員名単 (中国語)
  4. ^ 中国共産党第十七届中央委員会第一次全体会議公報 (中国語)
  5. ^ 中央军委晋升总装备部部长常万全为上将」『网易新闻』2007年11月2日付 (中国語)
  6. ^ 重要日誌 中国 2007」 『アジア動向年報2008』 アジア経済研究所、2008年、150ページ。
  7. ^ 中華人民共和国全国人民代表大会公告(第四号) (中国語)
  8. ^ 中国国防省:総参謀長に61歳・房氏…軍の世代交代進む」『毎日新聞』2012年10月25日付
  9. ^ 中国共産党第十八届中央委員会第一次全体会議公報 (中国語)
  10. ^ 中華人民共和国全国人民代表大会公告(第四号) (中国語)
  11. ^ 中華人民共和国主席令(第二号) (中国語)
  12. ^ 「習氏派」スピード出世 中央委員会6割入れ替わり」『毎日新聞』2017年10月24日付

外部リンク

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  中国人民解放軍
先代
銭国梁
瀋陽軍区司令員
2004年12月 - 2007年9月
次代
張又侠
先代
陳炳徳
総装備部部長
2007年9月 - 2012年12月
次代
張又侠
  中華人民共和国
先代
梁光烈
国防部長
第11代:2013年3月16日 - 2018年3月19日
次代
魏鳳和