工藤 庸子(くどう ようこ、 1944年7月29日 - )は、日本フランス文学者フェミニスト 放送大学客員教授東京大学名誉教授博士学術)(東京大学、2003年)(学位論文「ヨーロッパ文明批判序説」: 植民地・共和国・オリエンタリズム(Prologue a une critique de la civilisation Europeenne))[1]埼玉県浦和市(現:さいたま市)生まれ。

略歴

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著書

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  • 『プルーストからコレットへ - いかにして風俗小説を読むか』(中公新書) 1991
  • 『小説というオブリガート - ミラン・クンデラを読む』(東京大学出版会) 1996
  • 『恋愛小説のレトリック - 『ボヴァリー夫人』を読む』(東京大学出版会) 1998
  • 『フランス恋愛小説論』(岩波新書) 1998
  • 『ヨーロッパ文明批判序説 - 植民地・共和国・オリエンタリズム』(東京大学出版会) 2003
  • 『宗教 VS. 国家 - フランス<政教分離>と市民の誕生』(講談社現代新書) 2007
  • 『砂漠論 - ヨーロッパ文明の彼方へ』(左右社) 2008
  • 『近代ヨーロッパ宗教文化論 姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』(東京大学出版会) 2013
  • 『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ』(東京大学出版会) 2016
  • 『政治に口出しする女はお嫌いですか?』(勁草書房) 2018
  • 『女たちの声』(羽鳥書店) 2019
  • 大江健三郎と「晩年の仕事」』(講談社) 2022

共著

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共編著

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  • 『フランスとその「外部」』(石井洋二郎、東京大学出版会) 2004
  • 『都市と旅 - フランス語で世界を読む』(池上俊一、放送大学教育振興会) 2005
  • 『異文化の交流と共存』(高橋和夫, 大石和欣, 宮本徹、放送大学教育振興会) 2009

翻訳

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アンリ・トロワイヤ

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  • アンリ・トロワイヤ『女帝エカテリーナ』(中央公論社) 1980、中公文庫上・下 1985、改版 2002
  • トロワイヤ『大帝ピョートル』(中央公論社) 1981、中公文庫 1987、改版 2002
  • トロワイヤ『アレクサンドル一世』(中央公論社) 1982、中公文庫 1988、改版 2003
  • トロワイヤ『イヴァン雷帝』(中央公論社) 1983、中公文庫 1987、改版 2002

シドニー=ガブリエル・コレット

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  • コレット『牝猫』(岩波文庫) 1988
  • コレット『シェリ』(岩波文庫) 1994
  • コレット『シェリの最後』(岩波文庫) 1994
  • コレット『わたしの修業時代』(ちくま文庫) 2006
  • コレット『シェリ』(訳と作品論、左右社) 2010

脚注

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  1. ^ 博士論文書誌データベース

関連項目

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外部リンク

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