川上 理偉(かわかみ りい、2001年3月10日 - )は、大分県大分市出身[2]プロ野球選手内野手育成選手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。

川上 理偉
中日ドラゴンズ #218
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大分県大分市
生年月日 (2001-03-10) 2001年3月10日(23歳)
身長
体重
178 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り KAL / 2021年
NPB / 2023年 育成選手ドラフト4位
初出場 KAL / 2021年3月28日
最終出場 KAL / 2023年9月24日
年俸 300万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入り前

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大分市立滝尾小学校を経て、中高一貫校の大分中学校・高等学校専門学校である宮崎福祉医療カレッジへ進学。卒業を前に社会人で野球を続けるか検討していた際、九州アジアリーグが設立され地元の球団である大分B-リングスへ入団した[3]

KAL・大分時代

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2021年は、47試合に出場して打率.213、1本塁打、16打点の成績を残した。

2022年は、シーズン開幕前の2月に結婚し、6月には長男が誕生した[3]。シーズン成績は73試合に出場して打率.224、4本塁打、29打点だった。

2023年は、78試合に出場して打率.285、4本塁打、54打点とキャリアハイの数字を残し、打点王のタイトルを獲得した[4]

同年のドラフト会議では、中日ドラゴンズから育成4位指名を受け、11月22日に支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ[5][6]。背番号は218[7]。また、大分球団からNPBドラフト指名を受けた初の選手となった[6]

中日時代

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2024年は、1月の新人合同自主トレからノースロー調整期間があり、春季キャンプ期間中の2月6日に右肘の違和感を訴えると、右肘尺側側副靭帯損傷と診断された[8]。6月1日より二軍公式戦に出場し始め、最終的に45試合の出場で、打率.091、0本塁打、1打点、2盗塁の成績だった[9]。シーズン終了後、みやざきフェニックス・リーグにも参加すると、10月9日の対日本独立リーグ選抜戦でチーム1号となる本塁打を放った[10]

選手としての特徴・人物

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肩の強さと勝負強いバッティングが持ち味で、対戦したい選手に戸郷翔征を挙げている[6]

大分時代のチームメイトに内川聖一がおり、バッティングの指導を受けた経験がある[3]

詳細情報

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独立リーグでの打撃成績

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O
P
S
2021 大分 47 199 164 19 35 3 2 1 45 16 3 1 9 2 24 - 0 42 6 .213 .311 .274 .585
2022 73 290 228 31 51 7 1 4 72 29 3 4 7 5 45 - 5 61 7 .224 .357 .316 .673
2023 78 340 284 48 81 12 6 4 117 54 3 0 3 4 37 - 12 76 6 .285 .386 .316 .673
通算:3年 198 829 676 98 167 22 9 9 234 99 9 5 19 11 106 - 17 179 19 .247 .358 .346 .704
  • 各年度の太字はリーグ最高

独立リーグでのタイトル

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  • 打点王:1回(2023年)

背番号

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  • 2(2021年 - 2022年)
  • 6(2023年)
  • 218(2024年 - )

脚注

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出典

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  1. ^ 中日 - 契約更改”. 日刊スポーツ. 2024年11月11日閲覧。
  2. ^ 中日の育成4位指名・川上理偉選手「死ぬ気で練習し早く支配下に」…大分市長に報告”. 読売新聞 (2023年11月22日). 2024年1月2日閲覧。
  3. ^ a b c 雲の上の存在・内川の助言で覚醒…中日育成4位の川上理偉 紆余曲折の“子連れルーキー”がNPB入り叶えるまで”. 中日スポーツ 東京中日スポーツ (2023年12月26日). 2024年1月2日閲覧。
  4. ^ 2023 ヤマエグループ九州アジアリーグ 個人賞”. ヤマエグループ九州アジアリーグ公式サイト (2023年11月6日). 2024年1月2日閲覧。
  5. ^ B―リングス川上「一日も早く支配下に」 育成4位、中日と仮契約”. 大分合同新聞 (2023年11月22日). 2024年1月2日閲覧。
  6. ^ a b c 中日育成4位指名の川上理偉が仮契約 「戸郷投手と対戦したい」活躍誓う”. OBSニュース (2023年11月23日). 2024年1月2日閲覧。
  7. ^ 【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」”. 中日スポーツ 東京中日スポーツ (2023年12月14日). 2024年1月3日閲覧。
  8. ^ 中日育成・川上理偉が『右肘尺側側副靭帯損傷』名古屋へ戻り再検査予定”. BASEBALL KING (2024年2月7日). 2024年2月7日閲覧。
  9. ^ 2024年度 中日ドラゴンズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2024年10月8日閲覧。
  10. ^ 中日育成4位・川上理偉、今リーグのチーム1号「持ち味の遠くに飛ばすところをアピールしたい」【フェニックスL】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年10月9日。2024年10月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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