崇禅寺駅
崇禅寺駅(そうぜんじえき)は、大阪府大阪市東淀川区柴島一丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-62。
崇禅寺駅 | |
---|---|
駅舎(2007年頃) | |
そうぜんじ Sozenji | |
◄HK-61 南方 (1.3 km) (1.0 km) 淡路 HK-63► | |
所在地 | 大阪市東淀川区柴島一丁目7番28号[1] |
駅番号 | HK62 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■京都本線 |
キロ程 |
3.2 km(十三起点) 大阪梅田から5.6 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
5,489人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)4月1日 |
歴史
編集- 1921年(大正10年)4月1日:北大阪電気鉄道の十三駅 - 豊津駅間開通と同時に開業[3]。
- 1923年(大正12年)4月1日:路線譲渡により新京阪鉄道の駅となる[3]。
- 1930年(昭和5年)9月15日:親会社との合併により京阪電気鉄道十三線の駅となる[3]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:阪神急行電鉄との合併により京阪神急行電鉄(1973年に阪急電鉄に社名変更)の駅となる[3]。
- 1959年(昭和34年)2月18日:十三線が京都本線に編入され、当駅もその所属となる[3]。
- 1982年(昭和57年)11月27日:ダイヤ改正により、平日朝ラッシュ時に準急の運転を開始(大阪梅田方面行きのみ)、準急停車駅となる。
- 2001年(平成13年)3月24日:ダイヤ改正により、準急が廃止され、普通のみの停車駅となる(準急は2007年のダイヤ改正で復活するが、当駅は停車しない)。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[4][5]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。高架化工事前は改札口は専用地下道内に1か所で、道路を挟んで南北双方からのアクセスが可能であったが、2016年現在は地下改札は廃止され、十三方面ホーム・京都方面ホーム共に、地上に新設された改札口から直接出入りするようになっている。
のりば
編集号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■京都本線 | 上り | 淡路・茨木市・高槻市・京都河原町・北千里・嵐山方面 |
2 | 下り | 十三・大阪梅田方面 |
※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、京都河原町方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。
利用状況
編集2023年(令和5年)度の通年平均乗降人員は5,489人である[阪急 1]。阪急電鉄全線では82位と阪神国道駅・柴島駅・松尾大社駅・大山崎駅に次いで少なく、京都本線の駅としては大山崎駅に次いで少ない。
年次別利用状況
編集各年次の乗降人員の推移は下表の通り。
年次 | 乗降人員 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|
2017年(平成29年) | 5,591 | 83位 | [阪急 2] |
2018年(平成30年) | 5,659 | 83位 | [阪急 3] |
2019年(令和元年) | 5,828 | 83位 | [阪急 4] |
2020年(令和 | 2年)4,845 | 82位 | [阪急 5] |
2021年(令和 | 3年)5,032 | 82位 | [阪急 6] |
2022年(令和 | 4年)5,263 | 82位 | [阪急 7] |
2023年(令和 | 5年)5,489 | 82位 | [阪急 1] |
年度別利用状況
編集各年度の1日あたりの利用状況は下表の通り。特定日の利用者数は大阪府統計年鑑、1日平均乗車人員は大阪市統計書による。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員 |
出典 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 大阪府 | 大阪市 | ||
1966年(昭和41年) | 3,370 | - | - | [大阪府 1] | - | |
1967年(昭和42年) | 3,495 | [大阪府 2] | ||||
1968年(昭和43年) | 3,333 | [大阪府 3] | ||||
1969年(昭和44年) | 3,523 | [大阪府 4] | ||||
1970年(昭和45年) | 3,541 | [大阪府 5] | ||||
1971年(昭和46年) | 3,417 | [大阪府 6] | ||||
1972年(昭和47年) | 3,199 | [大阪府 7] | ||||
1973年(昭和48年) | 3,167 | [大阪府 8] | ||||
1974年(昭和49年) | 3,281 | [大阪府 9] | ||||
1975年(昭和50年) | 3,452 | [大阪府 10] | ||||
1976年(昭和51年) | 3,598 | [大阪府 11] | ||||
1977年(昭和52年) | 3,919 | [大阪府 12] | ||||
1978年(昭和53年) | 3,596 | [大阪府 13] | ||||
1979年(昭和54年) | 3,390 | [大阪府 14] | ||||
1980年(昭和55年) | 3,450 | [大阪府 15] | ||||
1981年(昭和56年) | 3,215 | [大阪府 16] | ||||
1982年(昭和57年) | 3,163 | 3,147 | 6,310 | [大阪府 17] | ||
1983年(昭和58年) | 3,091 | 3,028 | 6,119 | [大阪府 18] | ||
1984年(昭和59年) | 3,119 | 3,040 | 6,159 | [大阪府 19] | ||
1985年(昭和60年) | 3,213 | 3,397 | 6,610 | [大阪府 20] | ||
1986年(昭和61年) | 2,941 | 3,010 | 5,951 | [大阪府 21] | ||
1987年(昭和62年) | 3,021 | 3,081 | 6,102 | [大阪府 22] | ||
1988年(昭和63年) | 3,002 | 2,924 | 5,926 | [大阪府 23] | ||
1989年(平成元年) | - | [大阪府 24] | ||||
1990年(平成 | 2年)3,044 | 2,976 | 6,020 | [大阪府 25] | ||
1991年(平成 | 3年)- | [大阪府 26] | ||||
1992年(平成 | 4年)2,739 | 2,794 | 5,533 | [大阪府 27] | ||
1993年(平成 | 5年)- | [大阪府 28] | ||||
1994年(平成 | 6年)- | [大阪府 29] | ||||
1995年(平成 | 7年)2,428 | 2,474 | 4,902 | [大阪府 30] | ||
1996年(平成 | 8年)2,585 | 2,758 | 5,343 | [大阪府 31] | ||
1997年(平成 | 9年)2,627 | 2,660 | 5,287 | [大阪府 32] | ||
1998年(平成10年) | 2,538 | 2,726 | 5,264 | [大阪府 33] | ||
1999年(平成11年) | - | [大阪府 34] | ||||
2000年(平成12年) | 2,689 | 2,660 | 5,349 | [大阪府 35] | ||
2001年(平成13年) | 2,574 | 2,537 | 5,111 | 2,692 | [大阪府 36] | [大阪市 1] |
2002年(平成14年) | 2,487 | 5,454 | 7,941 | 2,742 | [大阪府 37] | [大阪市 1] |
2003年(平成15年) | 2,505 | 2,451 | 4,956 | 2,620 | [大阪府 38] | [大阪市 1] |
2004年(平成16年) | 2,498 | 2,525 | 5,023 | 2,570 | [大阪府 39] | [大阪市 1] |
2005年(平成17年) | 2,142 | 2,134 | 4,276 | 2,751 | [大阪府 40] | [大阪市 1] |
2006年(平成18年) | 2,302 | 2,291 | 4,593 | 2,293 | [大阪府 41] | [大阪市 1] |
2007年(平成19年) | 2,110 | 2,138 | 4,248 | 2,541 | [大阪府 42] | [大阪市 1] |
2008年(平成20年) | 2,250 | 2,183 | 4,433 | 2,296 | [大阪府 43] | [大阪市 1] |
2009年(平成21年) | 2,100 | 2,079 | 4,179 | 2,385 | [大阪府 44] | [大阪市 1] |
2010年(平成22年) | 2,280 | 2,309 | 4,589 | 2,262 | [大阪府 45] | [大阪市 1] |
2011年(平成23年) | 1,835 | 1,863 | 3,698 | 2,495 | [大阪府 46] | [大阪市 1] |
2012年(平成24年) | 2,638 | 2,579 | 5,217 | 2,010 | [大阪府 47] | [大阪市 1] |
2013年(平成25年) | 2,627 | 2,634 | 5,261 | 2,963 | [大阪府 48] | [大阪市 1] |
2014年(平成26年) | 2,871 | 2,850 | 5,721 | 2,952 | [大阪府 49] | [大阪市 1] |
2015年(平成27年) | 3,018 | 2,962 | 5,980 | 3,200 | [大阪府 50] | [大阪市 1] |
2016年(平成28年) | 3,199 | 3,132 | 6,331 | 3,389 | [大阪府 51] | [大阪市 1] |
2017年(平成29年) | 3,377 | 3,228 | 6,605 | 3,613 | [大阪府 52] | [大阪市 1] |
2018年(平成30年) | 3,302 | 3,222 | 6,524 | 3,806 | [大阪府 53] | [大阪市 1] |
2019年(令和元年) | 3,472 | 3,395 | 6,867 | 3,696 | [大阪府 54] | [大阪市 2] |
2020年(令和 | 2年)3,010 | 3,021 | 6,031 | 2,847 | [大阪府 55] | [大阪市 3] |
2021年(令和 | 3年)3,187 | 3,121 | 6,308 | 3,117 | [大阪府 56] | [大阪市 4] |
2022年(令和 | 4年)3,123 | 3,080 | 6,203 | 3,608 | [大阪府 57] | [大阪市 5] |
駅周辺
編集- 阪急千里線 柴島駅(徒歩約5分)
- 中島惣社
- 崇禅寺
- 大阪府立柴島高等学校
- 大阪市立啓発小学校・中島中学校(むくのき学園)
- 大阪市立東淀川体育館
- 東淀川崇禅寺郵便局
- 柴島浄水場
- ライフ崇禅寺店
- 淀川キリスト教病院
- アジア図書館
バス路線
編集最寄り停留所は、駅北側の道路上にある阪急崇禅寺駅前となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバス(旧・大阪市営バス)により運行されている。
- 11号系統:東淀川区役所前 行
阪急京都線・千里線連続立体交差事業
編集阪急京都本線3.3 km(崇禅寺駅付近 - 上新庄駅付近)と阪急千里線3.8 km(柴島駅付近 - 吹田駅付近)を高架にして、淡路駅における京都線と千里線の平面交差を解消し、17箇所の踏切を除去する事業。 事業主体は大阪市で、2008年(平成20年)9月から工事に着手している[6]。2028年度末に高架切替予定[7]。
新しい崇禅寺駅の駅舎は3階建で、現在の駅の直上に構築される。駅の構造は、2階が改札やコンコース、3階がホームとなる予定[8]。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集注釈
編集出典
編集- ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、89頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
- ^ a b c d e 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・12-13頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。
- ^ 〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します (PDF) - 阪急阪神ホールディングス、2013年4月30日
- ^ 草町, 義和. “阪急阪神、駅ナンバリングを導入へ…三宮駅は「神戸三宮」に改称”. レスポンス(Response.jp). 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
- ^ 阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業
- ^ “阪急電鉄京都線・千里線連続立体交差事業の事業期間の見直しについて”. 大阪市 (2015年10月13日). 2015年10月13日閲覧。
- ^ 阪急京都線・千里線連続立体交差事業パンフレット P4(断面図) (PDF, 392.04 KB) 2021年6月21日閲覧。
利用状況
編集- 阪急電鉄
- ^ a b 駅別乗降人員
- ^ 阪急電鉄. “駅別乗降人員(2017年 通年平均)”. 2018年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。
- ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2018年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。
- ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2019年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。
- ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2020年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。
- ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2021年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。
- ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2022年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。
- 大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和42年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和43年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和44年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和45年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和46年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和47年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和48年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和49年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和50年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和51年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和52年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和53年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和54年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和55年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和56年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和57年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和58年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和59年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和60年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和61年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和62年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和63年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
- 大阪市統計書
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 大阪市統計書・アーカイブ版 (Microsoft Excelの.xls) - 大阪市
- ^ 大阪市統計書・令和2年版 (Microsoft Excelの.xls) - 大阪市
- ^ 大阪市統計書・令和3年版 (Microsoft Excelの.xls) - 大阪市
- ^ 大阪市統計書・令和4年版 (Microsoft Excelの.xls) - 大阪市
- ^ 大阪市統計書・令和5年版 (Microsoft Excelの.xls) - 大阪市
関連項目
編集外部リンク
編集- 崇禅寺駅 - 阪急電鉄