岐阜県道・三重県道23号北方多度線
岐阜県道・三重県道23号北方多度線(ぎふけんどう・みえけんどう23ごう きたがたたどせん)は岐阜県本巣郡北方町から三重県桑名市に至る主要地方道(岐阜県道・三重県道)である。
主要地方道 | |
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岐阜県道23号 北方多度線 三重県道23号 北方多度線 主要地方道 北方多度線 | |
地図 | |
実延長 | 37.264 km[1][2] |
制定年 | 1976年建設省指定 1977年岐阜県・三重県認定 |
起点 | 岐阜県本巣郡北方町加茂【北緯35度26分18.3秒 東経136度40分32.5秒 / 北緯35.438417度 東経136.675694度】 |
主な 経由都市 |
岐阜県瑞穂市・大垣市・海津市 |
終点 | 三重県桑名市多度町香取【北緯35度8分27.5秒 東経136度38分48.5秒 / 北緯35.140972度 東経136.646806度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道157号 国道21号 国道258号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集起点は、岐阜県法規集や「平成16年度建設行政の概要」(岐阜県基盤整備部建設政策課)によると北方町加茂町になっている。道路地図などでは本巣市上真桑・上真桑北畑交差点(国道157号(国道303号重複)・岐阜県道159号北方真正大野線交点)が起点であるように記載されている。かつて、上真桑北畑交差点 - 三橋交差点間の同県道は単体路線であったが、国道157号線のルート変更に伴い現在は重複している(重複前の国道157号線は加茂交差点から本巣松陽高校前を経由して三橋交差点に行くルートだった)。
上真桑北畑交差点から瑞穂市・穂積中原交差点(国道21号交点)までは、本巣縦貫道の一部である。この区間は4車線道路である。ただし、瑞穂市・別府北交差点 - 穂積中原交差点間の本巣市方面のみ、両方向の右折用車線確保のため1車線のみ通過できる仕様に変更されている。
瑞穂市・穂積高野交差点(朝日大学前)から安八郡墨俣町(現・大垣市)・長良大橋西交差点までは1.5車線の狭い道であったが、2003年(平成15年)に、瑞穂市と墨俣町との間に犀川大橋が開通した[3]。その後の整備によって2005年(平成17年)に穂積高野交差点から墨俣町・墨俣西交差点の間にバイパスが完成した[4]。これにより旧道とバイパスの二つの道路が存在していたが、2006年(平成18年)に旧道は廃止された。廃止に伴い、瑞穂市穂積の堤防道路で接続していた県道163号穂積合渡岐阜線は起点を長良大橋西交差点に変更し、墨俣合渡岐阜線に変更された[5]。
長良大橋西交差点から海津市・長良川大橋西交差点(木曽三川公園)までは長良川右岸の堤防道路である。揖斐川にかかる油島大橋が岐阜・三重県境になる。
路線データ
編集歴史
編集- 1964年(昭和39年)12月28日 - 建設省(現国土交通省)が主要地方道大野墨俣線(福井県大野市~温見峠~岐阜県安八郡墨俣町)を指定。
- 1966年(昭和41年)
- 1974年(昭和49年)11月12日 - 主要地方道大野墨俣線のうち一般国道303号以北が一般国道157号に編入。
- 1976年(昭和51年)4月1日 - 建設省が主要県道大野墨俣線の一部、一般県道桑名墨俣線の一部、一般県道多度佐屋線の一部を北方多度線として主要地方道に指定。
- 1977年(昭和52年)
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、主要県道北方多度線が北方多度線として主要地方道に再指定される[10]。
- 2003年(平成15年)9月12日 - 瑞穂市祖父江 - 墨俣町墨俣間に犀川大橋を含むバイパスが開通[3]。
- 2005年(平成17年)7月11日 - 瑞穂市穂積 - 同市祖父江間にバイパスが開通[4]。これによって瑞穂市・穂積高野交差点から墨俣町・墨俣西交差点の間にバイパスが完成する。
- 2007年(平成19年)3月30日 - 沿道の合併に伴い、三重県が終点および重要な経過地を新地名に対応[8]。
路線状況
編集通称
編集「本巣縦貫道路」(国道157号部分を含む)、「清流サルスベリ街道」の別称がある。
- 千本松原サイクリングロード(海津市)
- 清流サルスベリ街道(本巣市)
重複区間
編集重複ではないが、岐阜県道195号岐阜千本松原公園自転車道線(通称:長良川自転車道)と大垣市墨俣町墨俣から海津市海津町油島間で並行している。
- 岐阜県道31号岐阜垂井線(大垣市墨俣町墨俣・墨俣西交差点 - 長良大橋西交差点)
- 岐阜県道・三重県道125号佐屋多度線(海津市海津町油島・長良川大橋西交差点 - 桑名市多度町香取・柚井交差点)
道路施設
編集橋梁
編集道の駅
編集- 道の駅クレール平田(海津市)
交通量
編集地点 | 平日12時間 | 平日24時間 |
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2005年度⇒2010年度 | 2005年度⇒2010年度 | |
岐阜県本巣市下真桑 | 21,072台⇒19,495台 | 28,658台⇒25,538台 |
岐阜県瑞穂市別府 | 18,477台⇒17,232台 | 25,042台⇒22,910台 |
岐阜県瑞穂市穂積 | 8,336台⇒ 9,673台 | 11,337台⇒12,672台 |
岐阜県安八郡安八町森部 | 8,910台⇒ 8,633台 | 12,118台⇒11,309台 |
岐阜県海津市海津町秋江 | 10,745台⇒10,420台 | 14,613台⇒13,650台 |
三重県桑名市多度町福永 | 10,555台⇒13,959台 | 14,355台⇒19,447台 |
三重県桑名市多度町香取 | 13,742台⇒12,509台 | 17,865台⇒16,387台 |
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集- 本巣市
- 国道157号(国道303号重複)・岐阜県道159号北方真正大野線(上真桑・上真桑北畑交差点)
- 本巣郡北方町
- 岐阜県道53号岐阜関ケ原線(平成・平成6交差点)
- 瑞穂市
- 岐阜県道92号岐阜巣南大野線(馬場春雨町・馬場交差点)
- 国道21号(穂積・穂積中原交差点)
- 岐阜県道172号牛牧墨俣線(祖父江)
- 大垣市
- 岐阜県道31号岐阜垂井線・岐阜県道219号安八平田線(墨俣町墨俣・墨俣西交差点)
- 岐阜県道31号岐阜垂井線・岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線(墨俣町墨俣・長良大橋西交差点)
- 岐阜県道195号岐阜千本松原公園自転車道線(墨俣町墨俣)
- 安八郡安八町
- 岐阜県道18号大垣一宮線(大森)
- 安八郡輪之内町
- 岐阜県道30号羽島養老線(大藪)
- 海津市
- 岐阜県道1号岐阜南濃線(平田町幡長)
- 岐阜県道222号成戸平田線(海津町成戸)
- 岐阜県道8号津島南濃線(海津町大和田・東海大橋西交差点)
- 岐阜県道117号津島海津線(海津町日原)
- 岐阜県道119号津島立田海津線(海津町古中島)
- 岐阜県道106号桑名海津線・岐阜県道125号佐屋多度線(海津町油島・長良川大橋西交差点)
- 岐阜県道220号安八海津線(海津町油島・油島大橋東交差点)
- 桑名市
- 国道258号(多度町香取・柚井交差点、終点)
沿線
編集脚注
編集出典
- ^ a b “令和元年岐阜県統計書” (PDF). 岐阜県. pp. 178-179 (2020年7月). 2020年10月8日閲覧。
- ^ a b c “道路:県管理道路一覧” (PDF). 三重県. p. 38. 2020年9月18日閲覧。
- ^ a b “岐阜県公報第1476号” (PDF). 岐阜県. pp. 652-653 (2003年9月5日). 2020年10月8日閲覧。
- ^ a b “岐阜県公報第1659号” (PDF). 岐阜県. p. 506 (2005年7月1日). 2020年10月8日閲覧。
- ^ “岐阜県公報第1785号” (PDF). 岐阜県. pp. 654-655 (2006年10月6日). 2020年10月8日閲覧。
- ^ “県道の路線認定(昭和52年2月27日岐阜県告示第120号)”. 岐阜県法規集. 岐阜県. 2013年1月27日閲覧。
- ^ a b 県道の路線認定及びその関係図面の縦覧(昭和52年三重県告示第163号) (PDF). 三重県公報. 第10540号. (1977-03-18). pp. 36-37
- ^ a b 県道の路線認定の一部改正(平成19年三重県告示第283号) (PDF). 三重県公報. 号外. (2007-03-30). pp. 7-8
- ^ “三重県の道路/県管理道路一覧” (PDF). 三重県県土整備部. 2013年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月3日閲覧。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ “平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表” (PDF). 国土交通省. 2012年7月7日閲覧。