山武町
日本の千葉県山武郡にあった町
さんぶまち 山武町 | |||||
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さんぶの森公園グリーンタワー | |||||
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廃止日 | 2006年(平成18年)3月27日[1] | ||||
廃止理由 |
新設合併 成東町、山武町、蓮沼村、松尾町 → 山武市[1] | ||||
現在の自治体 | 山武市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 千葉県 | ||||
郡 | 山武郡 | ||||
市町村コード | 12405-2 | ||||
面積 | 52.05 km2 | ||||
総人口 |
19,779人 (2006年2月1日) | ||||
隣接自治体 | 八街市、芝山町、横芝町、成東町、東金市、松尾町、富里市 | ||||
町の木 | スギ | ||||
町の花 | ヤマユリ | ||||
四季の花 |
春:スイセン 夏:アジサイ 秋:ビジョザクラ 冬:サザンカ | ||||
山武町役場 | |||||
所在地 |
〒289-1298 千葉県山武郡山武町埴谷1874番地 | ||||
外部リンク | 山武町(Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯35度38分38秒 東経140度22分01秒 / 北緯35.64389度 東経140.36703度座標: 北緯35度38分38秒 東経140度22分01秒 / 北緯35.64389度 東経140.36703度 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集町は九十九里平野のはずれの地点に位置し、町東部は平坦な地形だが、西部は丘と平野が入り乱れる特殊な地形をしている。九十九里平野と下総台地のほぼ境目にあり、谷津田といわれる谷あいの土地に作られた田が目立つ。
隣接していた自治体
編集歴史
編集行政
編集代 氏名 在任期間 出身地 備考 1 嘉瀬敏 昭和30年2月15日〜昭和32年3月6日 植谷 [2] 2 布留川正輔 昭和32年4月7日〜昭和34年4月16日 椎崎 [2] 3 三枝保三郎 昭和34年4月30日〜昭和37年1月22日 木原 [2] 4 布留川正輔 昭和37年3月3日〜昭和41年3月2日 椎崎 再選[2] 5 鈴木重夫 昭和41年3月3日〜昭和43年5月15日 坂中新田 [2] 6 鈴木重夫 昭和43年6月21日〜昭和47年6月20日 坂中新田 再選[2] 7 嘉瀬尚敏 昭和47年6月21日〜昭和51年6月20日 植谷 [2] 8 嘉瀬尚敏 昭和51年6月21日〜昭和55年6月20日 植谷 再選[2] 9 嘉瀬尚敏 昭和55年6月21日〜昭和59年6月20日 植谷 再選[2] 10 嘉瀬尚敏 昭和59年6月21日〜昭和63年6月20日 植谷 再選[2] 11 鈴木重夫 昭和63年6月21日〜平成4年6月20日 坂中新田 12〜14 並木宏夫 平成4年6月21日〜平成16年5月 15 松下浩明 平成16年5月〜平成17年3月26日 山武町最後の町長
産業
編集山武町の産業は『山武杉』で知られるように林業や農業が盛んであるが過疎による後継者不足に悩んでいる。
農業は主に、西部の日向地区ではニンジン、スイカ、水稲、トマトなどが、また、東部の睦岡地区ではニンジン、スイカ、トマトに加えホウレンソウ、ダイコンなどの畑作作物がよく作られている。また、近年は有機農法による有機農産物も作られている。
交通
編集鉄道
編集道路
編集施設
編集山武町は自然溢れる町を目指していた。さんぶの森公園は、1996年(平成8年)10月7日に着工し[3]、1998年(平成10年)4月23日にさんぶの森図書館等の主要施設が完成して開園した[4]。
合併問題
編集山武町、松尾町、蓮沼村、東金市、成東町、九十九里町を合併し、新市である九十九里市とする計画で、2002年(平成14年)11月25日に山武地域合併準備会が発足した[6]。
2003年(平成15年)12月25日に山武地域合併協議会が新市名を九十九里市(くじゅうくりし)と決定し[7]、2005年(平成17年)3月22日の合併を目指した[8]。
2004年(平成16年)11月28日の東金市の住民投票で「合併反対」が多数で離脱[9]が決まり、2005年(平成17年)1月31日に山武地域合併準備会が解散した[10]。
のちに山武町、松尾町、蓮沼村、成東町により改めて合併協議が行われ、2006年(平成18年)3月27日に新市山武市として合併した[1]。
著名な出身者
編集脚注
編集- ^ a b c d “新4市・町 誕生祝う 香取市 県内初の自治区制導入 山武市 旧4町村、テープカット 新・成田市 NARITAナンバーを交付 横芝光町 2町合併、喜びかみしめ”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 16. (2006年3月28日)
- ^ a b c d e f g h i j k 『山武町史 通史編』山武町史編さん委員会編集、昭和63年3月31日山武町発行、1261頁 - 2020年12月2日閲覧。
- ^ “人々が憩える森に 40メートルのタワーも さんぶの森公園起工式”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (1996年10月7日)
- ^ “さんぶの森公園完成 合同落成で式典”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 3. (1998年4月24日)
- ^ “さんぶの森元気館開館 山武 町長らがテープカット”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 20. (2005年3月26日)
- ^ “山武合併準備会が発足 任意協から法廷協の母体”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (2002年11月26日)
- ^ “新市の名称は「九十九里市」 山武地域合併協が決定 「全国的に知名度高い」”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (2003年12月26日)
- ^ “合併期日は来年3月22日 山武合併協”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (2004年7月23日)
- ^ “「反対」が多数 合併協[議会]離脱へ 東金市住民投票 東金市合併住民投票開票状況”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 1. (2004年11月29日)
- ^ “山武合併協31日解散 3市町で廃止議案を可決”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 16. (2005年1月20日)